
朝起きると、なんだか髪がパサパサで広がっている・・・
夜はちゃんとケアしたはずなのに、どうして毎朝うねるんだろう。
その「朝のガッカリ」、実は寝ている間に髪がダメージを受けているサインかもしれません。
毎晩寝ている時、6〜8時間ものあいだ枕に髪をこすりつけて眠っていますが、これが摩擦ダメージや広がりの原因に。
この長い時間のケアを見直すかどうかで、髪のコンディションは大きく変わります。
とはいえ、こう思っていませんか?



寝ている間のケアって、何をすればいいの?
難しそうだし、お金もかかりそう・・・?
ですがご安心ください。
ナイトケアは、特別な道具がなくても今夜から始められます。
これまでの経験上、「サロン帰りはキレイなのに、すぐパサつく」という方の多くは、夜のヘアケアに共通点がありました。
寝ている間の髪を守るカギは「乾かす・守る・摩擦を減らす」の3つです。
この記事では、その3つを軸にした具体的なナイトケア7つの方法を、美容師の視点でわかりやすく解説します。
この記事を読むと、こんなことがわかります。
- 今夜からできる髪のナイトケア7つの方法
- そもそもなぜ寝ている間に髪が傷むのかという仕組み
- 朝のうねり・パサつきを防ぐ寝る前のひと手間
- ナイトケアにおすすめのアイテムの選び方
「夜は疲れて何もしたくない」という日もありますよね。
そんな日は7つすべてをやろうとしなくて大丈夫です。まずはできそうな1つだけ、今夜から試してみてください。
寝ている間の髪を守る7つのナイトケア方法【今日から実践】


寝ている間の髪のダメージを防ぐために、ぼくがお客様にいつもお伝えしている7つの方法を先にまとめます。
- 【方法①】夜のうちに必ず髪を乾かす(最後は冷風で仕上げる)
- 【方法②】洗い流さないトリートメントで保護膜をつくる
- 【方法③】髪をゆるくまとめて枕との摩擦を減らす
- 【方法④】シルクの枕カバーに替える
- 【方法⑤】ナイトキャップをかぶる
- 【方法⑥】枕カバー・寝具を清潔に保つ
- 【方法⑦】質の良い睡眠で髪の生まれ変わりを助ける



7つもあると、全部できる自信がないかも・・・?
大丈夫です。
効果が出やすいのは①〜③なので、まずはここから始めればOK。
④〜⑦は「もっとこだわりたい人向け」のプラスαだと思ってくださいね。
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
【方法①】夜のうちに必ず髪を乾かす(最後は冷風で仕上げる)


結論、髪を濡れたまま寝るのは絶対に避けてください。
濡れた髪は、表面のキューティクルが開いた無防備な状態です。
その状態で枕にこすれると、キューティクルがめくれてはがれやすくなってしまいます。
ドライヤーのコツは、根元から乾かして、最後に冷風で仕上げること。
冷風を当てると開いたキューティクルが引き締まり、ツヤと手触りがぐっと良くなります。
乾かすときは8割乾かして、残り2割を冷風でが目安。完全に乾く直前に冷風へ切り替えると、まとまりが一日続きやすくなります。
「自然乾燥のほうが髪にやさしいのでは?」と思う方もいますが、それは逆です。
濡れている時間が長いほど髪はふやけて傷みやすいので、お風呂上がりはできるだけ早く乾かすのが正解です。



ドライヤーって時間がかかるし、面倒で後回しにしちゃう・・・
その気持ち、よくわかります。
でも乾かす時間を短くするコツもあるんです。タオルドライをしっかりする、風量の強いドライヤーを使うだけでも、かなりラクになりますよ。
髪を早く乾かすコツは、こちらの記事で詳しくまとめています。


【方法②】洗い流さないトリートメントで保護膜をつくる


乾かす前に洗い流さないトリートメント(アウトバス)をつけておくと、髪の表面に摩擦から守る保護膜ができます。
これは夜のダメージ対策の基本といえるステップです。
枕とこすれても直接ダメージを受けにくくなり、さらにドライヤーの熱からも髪を守ってくれるので、夜のケアには欠かせません。
選び方の目安はこちらです。
- パサつき・広がりが気になる方 → しっとりタイプのオイル
- 軟毛・ぺたんこが気になる方 → 軽いつけ心地のミルク
- うねり・くせが気になる方 → まとまり重視のバーム・オイル
つけるのは毛先から中間まで。根元につけるとベタつきやぺたんこの原因になるので注意してくださいね。
ぼくのお客様でも、夜だけアウトバスを足した方は「朝の手触りが全然違う」とよく言ってくださいます。
たった10秒の習慣ですが、効果は大きいですよ。
タイプ別のおすすめは、こちらの記事で詳しく紹介しています。


【方法③】髪をゆるくまとめて枕との摩擦を減らす


ロングヘアの方は、髪を下ろしたまま寝ると寝返りのたびに枕と髪が大きくこすれてしまいます。
そこで、髪をゆるくまとめてから寝るのがおすすめです。
ポイントは「ゆるく」。
きつく結ぶと結び目に跡やクセがつき、頭皮にも負担がかかります。
- 頭の高い位置でゆるくまとめる(おだんご・ゆる三つ編み)
- 跡がつきにくいシルクのシュシュやスパイラルゴムを使う
- 金具つきのピン・きついゴムは使わない



まとめると、逆に変なクセがつかないか心配・・・?
ゆる〜くふんわりまとめれば大丈夫です。
むしろ下ろして寝るより朝の広がりが落ち着きやすいので、くせ毛さんにこそ試してほしい方法ですよ。
【方法④】シルクの枕カバーに替える


意外と見落とされがちなのが枕カバーの素材です。
一般的な綿の枕カバーは、髪との摩擦が起こりやすい素材なんです。
そこでおすすめなのがシルク(絹)の枕カバー。
表面がなめらかで髪がすべるため、寝返りのときの摩擦を大きく減らせます。
髪だけでなく、肌あたりがやさしいのも嬉しいポイント。
寝ている間の摩擦をまるごと減らしたい方には、コスパの良い投資だと思います。



枕カバーを替えるだけで、そんなに変わるの・・・?
毎日6時間以上ふれる場所なので、積み重ねの差は大きいですよ。
「朝の寝ぐせがマシになった」という声も多い、ながらケアの代表格です。
洗い替え用に2枚あると清潔を保ちやすいので、まとめて用意しておくのがおすすめです。具体的なアイテムは記事の後半で紹介します。
【方法⑤】ナイトキャップをかぶる


「もっとしっかり守りたい」という方にはナイトキャップがおすすめです。
髪をキャップの中にまとめてしまうので、枕との摩擦をほぼゼロに近づけられます。
さらに、アウトバストリートメントのうるおいを閉じ込めてくれるので、乾燥が気になる方やハイダメージの方に向いています。



ナイトキャップって、寝ている間にずれて取れちゃいそう・・・
最近はゴムでフィットするタイプや、シルク素材のずれにくいものが増えています。
はじめは慣れないかもしれませんが、ハイダメージの方ほど効果を実感しやすいアイテムですよ。
【方法⑥】枕カバー・寝具を清潔に保つ


見落とされがちですが、枕カバーの清潔さも髪と頭皮にとって大切です。
枕には寝ている間の汗・皮脂・古い角質がたまります。
不衛生な状態が続くと、頭皮のかゆみやニオイの原因になることも。
- 枕カバーは週1〜2回を目安に洗濯する
- 枕本体も定期的に天日干しして湿気を逃がす
- 洗い替えカバーを用意していつも清潔な面で寝る



枕カバーの汚れまで気にしたことなかったかも・・・?
意外と見落としがちなんです。
清潔な枕で寝るだけでも頭皮の負担はぐっと減るので、ぜひ習慣にしてみてくださいね。
頭皮環境が整うと、髪の土台そのものが健康になります。
頭皮のべたつき・ニオイが気になる方は、こちらもあわせてどうぞ。


【方法⑦】質の良い睡眠で髪の生まれ変わりを助ける


最後は、いちばん根本的なケア。
それはしっかり眠ることです。
髪や頭皮は、睡眠中に分泌される成長ホルモンの働きで生まれ変わっています。
睡眠不足が続くと、髪をつくる土台が乱れやすくなるといわれています。
高い化粧品やトリートメントより、まずは睡眠。
地味ですが、これがいちばんコスパの良い美髪ケアだとぼくは思っています。
寝る直前のスマホは睡眠の質を下げるといわれています。寝る30分前は画面を見ず、髪も体もゆっくり休ませてあげましょう。
そもそも、なぜ寝ている間に髪は傷むのか?3つの原因


ここまで方法をお伝えしてきましたが、「なぜそれが大切なのか」を知ると、ケアの効果がぐっと上がります。
寝ている間に髪が傷む原因は、大きく3つあります。
原因①:枕との摩擦でキューティクルが削れる


いちばん大きな原因が摩擦です。
寝返りのたびに髪は枕とこすれ、表面を覆うキューティクルが少しずつ削れていきます。
キューティクルがはがれると、内部のうるおいが抜けてパサつき・枝毛・広がりにつながります。
だからこそ、方法③〜⑤の「摩擦を減らす工夫」が効いてくるんです。



寝ているだけなのに、そんなにこすれているの・・・?
はい、人は一晩で20〜30回ほど寝返りを打つといわれています。
その回数ぶん、髪は枕とこすれているんですよ。
原因②:濡れたまま寝るとキューティクルが開いて傷む


濡れた髪はキューティクルが開いた無防備な状態です。
そのまま寝ると、少しの摩擦でもダメージが大きくなってしまいます。
さらに、生乾きの状態は雑菌が繁殖しやすく、頭皮のニオイの原因にも。
これが、方法①「夜のうちに乾かす」がいちばん大切な理由です。



疲れた日は、つい乾かさずに寝ちゃうことがある・・・
わかります。でも、ここだけは頑張ってほしいポイント。
乾かすだけで翌朝のまとまりが変わるので、まずは「乾かして寝る」を習慣にしてみてくださいね。
原因③:寝汗・皮脂で頭皮環境が乱れる


3つめは頭皮環境の乱れです。
わたしたちは寝ている間にコップ1杯ほどの汗をかくといわれ、頭皮にも汗や皮脂がたまります。
枕カバーが汚れたままだと、その汗や皮脂が髪と頭皮にふれ続けることに。
かゆみ・ニオイ・ベタつきにつながるため、方法⑥の「清潔を保つ」が大切になります。
髪のキレイは健康な頭皮から。
土台を整えることが、遠回りなようでいちばんの近道なんです。
見落としがち!「朝のリセットケア」までがナイトケア


ここまでは「夜」のケアでしたが、実は翌朝のひと手間までがナイトケアの仕上げです。
どんなに丁寧にケアしても、寝ている間に多少の寝ぐせやうねりは出るからです。
朝のリセットは、難しく考えなくて大丈夫。
根元をしっかり濡らして、ドライヤーで乾かし直すだけでOKです。
- 寝ぐせ部分の根元から霧吹きで濡らす(毛先だけ濡らすのはNG)
- 引っぱりながら乾かしてクセをリセットする
- 仕上げに少量のオイルやバームで保湿して広がりを抑える



毛先だけ濡らして直すのじゃダメなの・・・?
寝ぐせは根元の曲がりが原因なので、毛先だけ濡らしても直りません。
根元から濡らして乾かすのが、いちばん早くてキレイに決まりますよ。
うねり・広がりに悩む方は、朝晩のケアをセットで見直すと効果的です。くわしくはこちらも参考にしてください。


ナイトケアにおすすめのヘアケアアイテム


ここからは、ナイトケアをもっとラクに続けるためのおすすめアイテムを紹介します。
「夜のオイル」「摩擦対策グッズ」を中心に、ぼくが現場でも信頼しているものを選びました。



たくさんあると、どれから買えばいいか迷っちゃう・・・
迷ったら、まずは夜用のヘアオイル1本から。
そこにシルクの枕カバーを足すだけで、ナイトケアの土台はバッチリですよ。
①【att】シルクデザインオイル|夜の保護にぴったりの1本


方法②でお伝えした「夜の保護膜づくり」に、ぼくがおすすめしたいのがatt(アット)シルクデザインオイルです。
植物由来のシルク発想の保湿成分が、髪一本一本をなめらかにコーティング。
つけて乾かすと、うるおいを抱え込んだまとまり髪に整います。
夜の保護にも、朝のツヤ出し仕上げにも使える万能オイルです。
- 容量:100ml
- タイプ:洗い流さないヘアオイル(しっとり〜中間)
- こんな方に:パサつき・広がり・うねりが気になる方の夜ケアに
ベタつきにくいので、夜だけでなく朝の仕上げにも使えるのが便利。1本で夜と朝の両方をカバーできます。



オイルって重くてベタっとしないか心配・・・?
このオイルはサラッとした質感で、軟毛さんでも使いやすいんです。
正直、香りの好みは分かれますが、まとまり感はしっかり感じられる1本ですよ。
【att】シルクデザインオイル 100ml ¥5,500(税込)


シルク発想の保湿成分で、夜の摩擦から髪をやさしく守る1本。
うるおいを抱え込んだまとまり髪を目指したい方にこそ使ってほしいオイルです。
②シルクの枕カバー|寝返りの摩擦をまるごとカット


方法④で紹介したシルクの枕カバーは、ナイトケアの中でもコスパの良い投資です。
なめらかな表面で髪がすべるので、寝返りのときの摩擦をぐっと減らせます。
選ぶときはシルク100%・洗濯できるタイプがおすすめ。
毎日使うものなので、洗い替え用に2枚そろえておくと清潔に使い続けられます。
枕カバーは「ながらケア」の代表格。寝るだけで摩擦対策ができるので、忙しい方にこそ取り入れてほしいアイテムです。
③ナイトキャップ|ハイダメージさんの強い味方


「もっとしっかり守りたい」方にはシルクのナイトキャップを。
髪をまとめて包み込むので、摩擦も乾燥もまとめて防げます。
選ぶときはゴムでフィットするずれにくいタイプがおすすめ。
正直、慣れるまで少し違和感はありますが、ハイダメージの方ほど翌朝の差を感じやすいアイテムです。
④夜用トリートメント|寝ている間に集中ケア


ダメージが気になる方は、夜用(ナイトリペア系)のトリートメントをプラスするのもおすすめです。
寝ている間の長い時間を活かして、うるおいをじっくり届けてくれます。
ドラッグストアでも手に入るものが多いので、続けやすさも魅力。
「夜のスペシャルケア」として、週に2〜3回から取り入れてみてください。



道具をそろえなくても、まずは「乾かす・オイル・まとめる」から始めればいいんだ!
その通りです。
まずはお金をかけずにできる3つから。物足りなくなったら、枕カバーやキャップを足していけば十分ですよ。
【まとめ】今夜から始める髪のナイトケア


最後に、寝ている間の髪を守る7つのナイトケアをおさらいします。
- ①夜のうちに乾かす(最後は冷風で仕上げる)
- ②洗い流さないトリートメントで保護膜をつくる
- ③髪をゆるくまとめて摩擦を減らす
- ④シルクの枕カバーに替える
- ⑤ナイトキャップをかぶる
- ⑥枕カバー・寝具を清潔に保つ
- ⑦質の良い睡眠で髪の生まれ変わりを助ける
朝起きたときの「髪がパサパサ」「広がってまとまらない」というガッカリは、寝ている間のひと手間で大きく変えられます。
一つでも「やってみようかな」と思えたなら、今夜まず1つだけ試してみてください。
おすすめは、お金をかけずにできる「乾かして・オイルをつけて・ゆるくまとめる」の3つです。



これなら今夜からできそう!明日の朝が楽しみになってきた!
その気持ちが何より大切です。
小さな習慣の積み重ねが、3ヶ月後の髪を変えていきます。一緒にコツコツ続けていきましょうね。
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最後まで御覧頂きありがとうございました。






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