【クセが伸びない】と他店で諦めた髪が2年でストカールへ【実例紹介】

他店でクセが伸びなかった髪の初回ビフォーアフター

縮毛矯正をかけても、いつもクセが伸びきらない…
他店で何度かけ直してもらっても、結局まっすぐにならなかった。
もう自分の髪はこういうものだと諦めかけています。

かけたばかりなのに、乾かすとうねりが戻ってくる。
かけ直してもらっても、やっぱり同じところが伸びていない。
そのうえ切れ毛と枝毛が増えて、髪をキレイに伸ばすこともできない。

そんな状態から2年通っていただいて、今では毛先にワンカールのパーマまで楽しめるようになったお客様がいます。

今回はこういったお悩みのお客様に
ストカールをさせて頂いた事例を紹介します!

他店でクセが伸びなかった髪でも、髪の状態次第で、縮毛矯正はもう一度かけ直せます。
そして悩みが解消されたあとは、ストカールのようなデザインまで選べるようになります。

美容師 西口源一
この記事を書いた人:西口源一 神戸を拠点に活動する縮毛矯正特化の美容師(美容師歴15年)。完全マンツーマンで年間400名以上の縮毛矯正を担当しています。くせ毛・うねり髪に悩む方へ、現場での施術経験にもとづいた本当に役立つ情報だけをお届けします。プロフィールを見る →
目次

他店でクセが伸びなかった髪も、条件次第でストカールまで楽しめます

美容室の鏡の前で仕上がりを確認する女性

他店でクセが伸びなかった髪でも、髪に体力が残っていれば、毛先までかけ直すことができます。
今回のお客様も、初回はまさにその状態でした。

2年前の初回ご来店時は、他店で何度も縮毛矯正をかけていたのにクセが伸びず、かけ直しても伸びないことが何度もあったそうです。
その繰り返しで切れ毛と枝毛がたくさん出てしまい、髪をキレイに伸ばせないことを悩んでいらっしゃいました。

それでも髪にはかけ直せるだけの体力が残っていたので、髪の状態に合わせた薬剤を使って毛先まで全てかけ直しました。
そこから2年が経ち、今回は毛先にワンカールのパーマをかけるストカールまで楽しんでいただけるようになりました。

2年でそこまで変わるものなんですか?

髪そのものは生え変わっていきます。
今ある髪をこれ以上減らさずに伸ばせれば、状態は少しずつ良くなっていきます。

この記事では、実際のビフォーアフターを見ていただきながら、他店でクセが伸びなかった原因と、ストカールを選べるようになるまでの2年間をお伝えします。

この記事でわかること

  • ストカールと縮毛矯正・デジタルパーマの違い
  • 他店の縮毛矯正でクセが伸びなかった原因
  • 切れ毛だらけの髪が2年でストカールを楽しめるようになった実例
  • ストカールを長持ちさせるおうちケア

ストカールとは?縮毛矯正・デジタルパーマとの違い

窓際で毛先のワンカールを確かめる女性

ストカールって聞いたことはあります。
で、縮毛矯正とは何が違うんですか?

ストカールは「ストレート」と「カール」を組み合わせた言葉です。
根元から中間は縮毛矯正でまっすぐにして、毛先だけパーマでカールをつける施術を指します。

クセは伸ばしたいけれど、毛先がぺたんとしてしまうのが物足りない。
その両方を1回で解決するのがストカールです。

メニュー根元〜中間毛先朝のアイロン
縮毛矯正まっすぐまっすぐいらない
デジタルパーマクセが残るカール乾かし方にコツがいる
ストカールまっすぐカールいらない
同じ「クセをどうにかしたい」でも、毛先をどうしたいかでメニューが変わります。

縮毛矯正だけだと、毛先まで一直線になります。
まとまりは出ますが、毛先の動きは出ません。

デジタルパーマだけだと、毛先にカールはつきますが根元のうねりはそのまま残ります。
クセが強い方だと、根元の広がりが気になったままになります。

ストレートとパーマが同時にできるんですね!

そうです。
ただし、髪に薬剤を2種類使うことになるので
髪の体力がある程度残っていることが条件になります。

ここが一番のポイントです。
ストカールは縮毛矯正よりも髪への負担が大きいメニューになります。
だからこそ、クセが伸びずに悩んでいる段階の髪にいきなりできるものではありません。

今回のお客様も、初回からストカールができたわけではありません。
まずクセを伸ばすところを2年かけて整えて、それから毛先のデザインに進んでいます。

縮毛矯正そのものの仕組みは、こちらの記事で詳しく解説しています。

他店の縮毛矯正でクセが伸びなかった3つの原因

洗面所の鏡の前で広がる髪に困る女性

かけ直しても伸びないって、もう髪質の問題なんでしょうか…

髪質のせいにされることが多いのですが、伸びない原因は3つに分けられます。
そして、そのうち2つは美容室側で変えられる部分です。

【原因1】髪の状態に薬剤が合っていない

いちばん多い原因です。
クセを伸ばすには、髪の中の結合を一度ゆるめる必要があります。
この薬剤が弱すぎると、クセはゆるまないまま終わります。

ダメージが気になる髪ほど、薬剤を弱くされがちです。
その結果、髪は傷むのにクセは伸びないという一番つらい状態になります。

【原因2】アイロンでクセを伸ばしきれていない

縮毛矯正は、薬剤を塗ったあとにアイロンでクセを伸ばします。
ここで伸ばしきれていないと、乾かした時にうねりが戻ってきます。

ぼくがやっているのは、髪の毛がアイロンに耐えられるような薬剤を塗って、その上でしっかりアイロンを通してクセを伸ばしきるという流れです。
薬剤とアイロンは、どちらかだけを頑張っても結果が出ません。

【原因3】切れ毛が多く、かけられる範囲が狭くなっている

何度もかけ直した髪は、切れ毛や枝毛が増えていきます。
短い毛が表面に出てくるので、まっすぐになっていても髪がキレイに見えません。

ここまで来ると、その日の1回で解決する話ではなくなります。
これ以上切れ毛を増やさずに伸ばしていくという時間のかかる方向へ切り替えることになります。

じゃあ美容室に行く前に、自分でわかる目安はありますか?

髪を濡らして毛先を軽く引っぱってみてください。
少し伸びてすぐ戻るなら、まだ体力が残っています。

逆に、ゴムのように伸び続けて戻らない髪は要注意です。
その場合は薬剤をかける範囲を分ける相談から始めます。

クセが伸びない原因については、こちらでさらに詳しくまとめています。

【事例①】2年前の初回ご来店時:切れ毛と枝毛でキレイに伸びない髪

2年前の初回ご来店時のビフォー写真
2年前、初回ご来店時の状態です。

まずは2年前、初めてご来店いただいたときの髪から見ていただきます。
他店で何度も縮毛矯正をかけていたのに、クセが伸びきらない状態が続いていました。

かけ直してもらっても伸びないことが何度もあって。
もう自分の髪では無理なのかなと思っていました。

ご来店時にうかがったお話がこちらです。
かけ直しても伸びないことも多々あったとのことでした。
その繰り返しで、髪へのダメージだけが積み重なっていました。

写真の毛先を見ていただくと、短い切れ毛がたくさん飛び出しているのが分かります。
枝毛も毛先を中心に多く出ていました。

この状態でお客様が一番困っていたのは、髪をキレイに伸ばせないことでした。
切れ毛と枝毛が増えるので、伸ばしても毛先がまとまりません。

この状態で、また縮毛矯正をかけて大丈夫なんですか?

髪をさわって体力を確かめてから決めます。
このお客様の場合は、まだかけ直せる体力が残っていました。

ダメージが多い髪でも、かけ直せるかどうかは実際にさわって確かめないと判断できません。
見た目のパサつきだけで決めることはできないからです。

このときは体力が残っていたので、髪の状態に合わせた薬剤を選んで、毛先まで全てかけ直しました。
伸びていない部分だけを狙うのではなく、全体をそろえる形です。

毛先まで全部やると、もっと傷まないですか?

中途半端に伸びていない部分が残るほうが、あとで困ります。
アイロンで直そうとして、毎日熱を入れることになるからです。

そして仕上がりがこちらです。
アイロンで巻いたりブローで整えたりしていない、乾かしただけの状態になります。

2年前の初回施術後のストレートヘア
初回施術後の状態です。

ここまでまっすぐになるんですね!

根元から毛先までクセが伸びて、表面のツヤも出ています。
ただ、この時点で切れ毛と枝毛がなくなったわけではありません。

すでに切れてしまった髪は、施術で元に戻せません。
できるのは、これ以上切れ毛を増やさない状態で伸ばしていくことだけです。

初回の時点では「ここからは減らさずに伸ばしていきましょう」とお伝えしました。
その積み重ねが、2年後の仕上がりにつながっています。

左が初回ご来店時、右が初回の施術後です。

切れ毛と枝毛への向き合い方は、下の記事で詳しくまとめています。

【事例②】2年後の今回:ストカールで毛先のワンカールまで

今回ご来店時のビフォー写真
今回のご来店時の状態です。

こちらが今回、2年後のご来店時の髪です。
初回と比べると、毛先から飛び出す短い切れ毛がかなり減り、ストカールによって毛先はふんわりボリュームのある髪になりました。

前回ストカールをかけて4ヶ月後、朝何もせずの状態でご来店。

ストカールしてからはアイロンで髪を巻くことも無くなり、本当に朝が楽になりました!

毛先にカールが付いていると、おろしている時はもちろんですが、そのまま結ぶだけでも決まるのでセットの時間が大幅短縮できます!


今回は伸びてきたプリンが気になるのと赤みが出てきたので、カラーはベージュ系で、透明感のある仕上がりにしています。

ストカール後のベージュ系ストレートと毛先のワンカール
今回の仕上がりです。乾かしただけの状態になります。

根元はまっすぐなのに、毛先だけ内側に入ってる!

根元から中間まではストレートで、毛先だけがワンカール内側に入っています。
この毛先のカールは、アイロンで巻いたものではありません。

乾かしただけでこの形になります。
朝にアイロンを入れる時間が、そのままいらなくなるということです。

左がご来店時、右が仕上がりです。どちらも乾かしただけの状態になります。

クセが気になるけど、ストレートよりも巻き髪が好きなので一度やってみたいです・・!!

髪に体力があればストカールは誰でも出来ます。毎日髪を巻く人の場合は、ストカールしたほうが結果的に負担が少なく済みますよ!

今回のお客様も、初回の時点では髪がかなりいたんでいたので、ストカールができるほどの体力はありませんでした。
まずクセが伸びない悩みを解消して、そのあとにデザインを足しています。

順番が逆になると、髪への負担が増えてしまいます。
だから初回はストレートに集中して、毛先の形は触りませんでした。

髪の悩みが解消されると、次はデザインを楽しめるようになります。
時間はかかりますが、適正な施術とおうちでのケアを続ければ、髪はここまでキレイになります!

ストカールを長持ちさせるおうちケア

洗面台で毛先にヘアオイルをつける女性
おうちでのケアが、次の来店までの状態を決めます。

ストカールは、かけて終わりのメニューではありません。
毛先のワンカールをきれいに出せるかどうかは、おうちでの扱い方で変わります。

せっかくかけたのに、朝うまく出せない日があります。

多くの場合、原因は寝グセです。
毛先の形は残っているのに、根元がつぶれているとカールが崩れて見えます。

今回のお客様におすすめしているアイテムを3つご紹介します。
いずれもぼくが働くサロンでも使っているもので、ネットでも購入可能です。

1. att シルクミスト|朝の寝グセ直しでワンカールを出す

att シルクミスト 200ml

今回のお客様に一番お伝えしたのがこのヘアミスト
朝、これで寝グセ直しをするだけで髪がツルツルになり、毛先のワンカールがきれいに出せます。
髪を濡らしてから乾かし直す必要がないので、朝の時間が短くなります。

ミストで根元から中間をしめらせて、手ぐしで下ろすだけです。
毛先はさわらずに乾かすと、かかっているカールがそのまま出てきます。

【att】シルクミスト 200ml ¥4,400(税込)

【att】シルクミスト 200ml

朝のひと吹きで寝グセを直せるアウトバスミストです。
髪をしなやかに整えて、帯電による広がりを抑えます。

朝これだけでいいなら続けられそうです!

2. synergy キュアオイル|速乾で乾かす時間を短くする

キュアオイル 60ml

お風呂上がりに使うオイルです。
乾くのが速いので、忙しいママにおすすめしています。

髪が濡れたまま長く置かれるほど、毛先はからまりやすくなります。
乾かす時間が短くなること自体が、切れ毛を増やさないことにつながります。

【synergy TOKYO】キュアオイル 60ml ¥3,960(税込)

【synergy TOKYO】キュアオイル 60ml

乾かす時間を短くしたい方に向いたヘアオイルです。
お風呂上がりのひと塗りで、毛先までまとまりが出ます。

子どもをお風呂に入れると、自分の髪はいつも後回しです。

だからこそ、速く乾くことに意味があります。
ケアの回数を増やすより、1回にかかる時間を減らすほうが続きます。

3. att シルクアンプル|傷んだ髪の集中ケアに

att シルクアンプル 200ml

毎日のケアではなく、傷んだ髪の集中ケアとして使うアイテムです。
今回のお客様のように、切れ毛と枝毛を減らしながら伸ばしたい方に向いています。

シャンプーのあと、毛先を中心になじませて流します。
ダメージが気になる時期に、週に数回のペースで続けていただいています。

【att】シルクアンプル 200ml ¥7,700(税込)

【att】シルクアンプル 200ml

ダメージが気になる時期の集中ケアに使う導入美容液です。
毛先までなじませてから流すだけで、手ざわりが変わります。

3つとも使わないといけないわけではありません。
朝のワンカールを出したいならミスト、乾かす時間を減らしたいならオイルという選び方で十分です。

ぼくがサロンで一番おすすめしているのはミストです。
ストカールの毛先は、朝の扱い方だけで見え方が変わるからです。

オイル選びについては、下の記事でも詳しくまとめています。

よくある質問

毛先のワンカールのアップ写真
今回の毛先です。乾かしただけの状態になります。

ストカールについて、サロンでよくいただく質問をまとめました。

他店でクセが伸びなかった髪でも、いきなりストカールはできますか?

髪の状態によります。
今回のお客様も、初回はストレートだけに集中して、毛先の形は触りませんでした。
まずクセが伸びない状態を解消してから、あとでデザインを足す順番になります。

毛先のワンカールは、どのくらいもちますか?

髪が伸びるぶん、毛先の位置は少しずつ下がっていきます。
形そのものは残りますが、根元が伸びてくるとバランスが変わって見えます。
次のご来店までの期間は、髪の長さと生えるスピードによって変わります。

切れ毛や枝毛が多くても、かけ直しできますか?

実際に髪をさわって、体力が残っているかどうかを確かめてから判断します。
見た目のパサつきだけでは決められません。
体力が足りない場合は、その日は別のメニューをご提案することもあります。

ストカールをしたら、朝のアイロンはいらなくなりますか?

今回のお客様は、乾かしただけの状態で写真の仕上がりになっています。
ただ、髪質やクセの強さによって出方は変わります。
寝グセがついた日は、ミストで根元をしめらせてから乾かすと形が出やすくなります。

カラーも同じ日にできますか?

同日施術も可能ですが、髪の負担をなるべく減らしたい場合は先にストカールして後日カラーするのをおすすめします。
髪の状態によっては日を分けたほうがいい場合もあるので、その都度ご相談させていただいています。

まとめ

毛先のワンカールを楽しむ女性
悩みが解消されると、次はデザインを楽しめるようになります。

今回は、他店でクセが伸びなかったお客様の2年間をご紹介しました。
髪の悩みが解消されると、次はデザインを楽しめるようになります。

2年前は、かけ直しても伸びない状態が続いていました。
今は毛先のワンカールまで、アイロンなしで楽しめる髪になっています。

  • 他店で伸びなかった髪でも、体力が残っていればかけ直せる場合がある
  • まずクセが伸びない悩みを解消して、そのあとにデザインを足す
  • すでに切れてしまった髪は元に戻せないので、減らさずに伸ばす
  • ストカールの毛先は、朝の寝グセ直しで出方が変わる

そのうえで、施術の前にお客様へお伝えしたことも書いておきます。
いい話だけを並べても、次に来店される方の役に立たないからです。

初回の時点で「すでに切れてしまった髪は戻せません」とお伝えしました。
できるのは、これ以上減らさずに伸ばしていくことだけです。

もうひとつ、同じ期間で同じ結果になるとはお約束できないこともお伝えしています。
髪の体力も、クセの強さも、生えるスピードも人によって違うからです。

2年かかると聞くと、少し長く感じます。

最初の1年の時点でストカールは当てられる状態まできれいになりました。
2年たった今では、更に髪がキレイになり、ボリュームもありキレイでぷるんとしたストカールデザインが楽しめるようになっています。

そして、髪の体力が足りない場合はその日はかけ直しをおすすめしないこともあります。
無理にかけて切れてしまうと、そこから伸ばし直すのに時間がかかります。

断られることもあるんですね。

無理に施術をすると髪がチリチリになったりして、伸ばせなくなります。
目先のデザインも大事ですが、1年後もキレイな状態でお過ごし頂けるかを大事にしています。

今クセが伸びないことで悩んでいる方も、諦めるのは髪をさわって確かめてからで遅くありません。
この記事が、その判断のきっかけになればうれしいです。

あわせて読みたい

記事で紹介したアイテムについて

att シルクミスト・キュアオイル・att シルクアンプルは、正規取扱店のhair care shop COLEで購入できます。
朝の寝グセ直しからダメージ時期の集中ケアまで、目的に合わせて選べます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
同じように「クセが伸びない」で止まっている方の参考になればと思います。

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