- 髪のクセが気になる。
- まとまりの良いストレートヘアになりたい。
- 髪の毛が広がって大変。
こういったお悩みを手っ取り早く改善する方法として美容室では縮毛矯正というメニューがあります。
縮毛矯正を当ててみようと思っているけど、、そもそも縮毛矯正ってなに?
縮毛矯正は薬剤やストレートアイロンを使って髪のクセをまっすぐ伸ばす美容室のメニュー。
良くも悪くも髪の毛に大きな影響を与えます。
軽い気持ちでやってしまうと後で後悔することも、、。
縮毛矯正する前にどんなものなのか知っておくべきです。
そこで本記事では縮毛矯正を専門としている美容師が
「縮毛矯正とは一体なんぞや?メリットやデメリットは?」
ということについて解説します。
- これから縮毛矯正を当てようと思っている
- サラサラのストレートヘアになってみたい
- 縮毛矯正について知っておきたい
- 髪のくせやうねりに悩んでいる
本記事を読むことで、縮毛矯正というものがどんなものなのかを知ることができます。
特に、これから縮毛矯正を当てようと思っている人にとっては必ず知っておきたい事がたくさんあります。
ぜひ最後までご覧ください。
縮毛矯正とは?




縮毛矯正とは、薬剤やストレートアイロンを使って髪の毛のクセを伸ばし固定する技術です。
くせ毛やうねりにお悩みの人もさらっとしたストレートヘアになれます。
縮毛矯正の特徴は、その効果の持続性。
一度キレイに縮毛矯正をかけた髪の毛は半永久的にストレートの状態を維持できます。
そのため、何度も同じところに縮毛矯正をかける必要はありません。
縮毛矯正のメリット・デメリット




縮毛矯正は手っ取り早く髪のクセやうねりのお悩みを解決できる素敵なメニュー。
ですが、当てる前に気をつけなければいけないこともあります。
後から後悔しないよう、事前に縮毛矯正のメリット・デメリットについて知っておきましょう。
縮毛矯正のメリット
- クセ毛やうねりが無くなる
- 髪のボリュームダウンができる
- 髪にツヤがでて手触りも良くなる
- 一度当てると効果が半永久的
- スタイリング時間が短縮できる
- 髪が濡れた時や湿気が強い時でもストレートを維持できる
クセ毛やうねりが無くなる
縮毛矯正最大のメリットはその効果。
アイロンしてもなかなかキレイにクセ伸びない、、という髪のクセが強い人でも薬剤の力でしっかりとストレートに矯正することができます。
クセが強くて悩んでいる人にとって縮毛矯正は最も悩み改善できるメニューになります。
髪のボリュームダウンができる
縮毛矯正で髪をまっすぐにすることで、髪全体のボリュームダウンもできます。
髪の毛をたくさん梳くよりもキレイでまとまりつつボリュームダウンできるのが特徴。
髪にツヤがでて手触りも良くなる
縮毛矯正は髪の癖を無くすだけでなく、表面もキレイに整えてくれます。
そのため、髪にツヤが出てキレイに見えるように。
さらに手触りもサラサラになるのが特徴。
一度当てると効果が半永久的
一度、縮毛矯正を当てたところは半永久的にストレートの状態を維持できるのでコスパが良いです。
定期的に新しく伸びてきて気になったところだけを縮毛矯正すれば良いのです。
スタイリング時間が短縮できる
朝起きても髪がまとまりやすくなり、そのままの状態でもキレイに見えやすくなります。
毎日ストレートアイロンで髪の毛を整えている人にとっては大幅な時間短縮になります。
髪が濡れた時や湿気が強い時でもストレートを維持できる
縮毛矯正をかけた髪の毛は、濡れた時でもストレートの状態です。
そのため、天候に関係なく外出するのが億劫で無くなります。
セットが崩れやすい人や湿気の影響を受けやすい髪質の方にもオススメです。
縮毛矯正のデメリット
- 施術料金と時間がかかる
- 髪の毛に負担がかかる
- ヘアスタイルを変えにくくなる
- パーマ、ブリーチなどができなくなる
- 担当する美容師さんによって仕上がりに大きな差が出る
- 傷んでいる髪の場合は施術できないこともある
施術料金と時間がかかる
縮毛矯正の平均的な料金は15000円〜20000円ほど。
時間は平均3時間前後かかります。
カットだけの人と比べると、どうしても出費が増えてしまいます。
髪の毛に負担がかかる
縮毛矯正という技術をすることで、薬剤やアイロンにより髪の毛には負担がかかってしまいます。
見た目はキレイな状態に仕上がりますが、実際の髪の毛は縮毛矯正前よりも傷んだ状態になります。
ヘアスタイルを変えにくくなる
縮毛矯正の効果は半永久的なので、ストレートをやめたいと思ってもすぐに元の髪質には戻れません。
ヘアスタイルを頻繁に変える方やパーマも楽しみたい方にはあまりオススメできません。
パーマ、ブリーチなどができなくなる
縮毛矯正をした髪には負担がかかっています。
その状態の髪にパーマやブリーチをするのは基本的にNG。
髪の毛への負担が大き過ぎます。
パーマやブリーチを優先的に楽しみたい方は縮毛矯正しない方が良いでしょう。
担当する美容師さんによって仕上がりに大きな差が出る
縮毛矯正は髪の毛を無理やりストレートに変形させる【髪の毛の整形技術】
担当する美容師さんの実力次第で、ダメージも少なくツヤツヤのキレイなストレートになる事もあれば、失敗してチリチリになってしまう事もあります。
縮毛矯正する際は必ず信頼できる美容師さんにお願いしましょう。
傷んでいる髪の場合は施術できないこともある
カラーやパーマによって既に傷んだ髪の毛には、縮毛矯正がキレイにかかりづらくなります。
そのため、ダメージのある人は施術を断られる事もあるでしょう。
縮毛矯正と似てるメニュー、違いは何?




縮毛矯正と似たような髪の毛がまっすぐになるメニューとして
- ストレートパーマ
- チューニング
- 髪質改善トリートメント
といったものがあります。
それぞれの違いについて簡単に解説します。
ストレートパーマ




縮毛矯正と同じストレート剤を使って髪の癖を和らげる技術。
アイロンで固定しないのでしっかりとクセは伸びません。
また、効果も半永久的では無いので徐々に取れていきます。
ストレートにまではしたく無い人やちょっとしたボリュームダウンしたい人に向いています。
チューニング




ストレートパーマと似たようなものになりますが、専用の薬剤を使います。
仕上がりや持ちなどはほとんどストレートパーマと一緒。
チューニングをトリートメントや髪質改善と表記しているお店もありますが、チューニングは髪の毛にとって負担がかかるもの。
決してトリートメントではないので注意しましょう。
髪質改善トリートメント




アイロンの熱を使って髪に栄養分などを定着させるトリートメント。
縮毛矯正との違いは、クセが伸びないこと。
あくまで栄養補給です。
アイロン仕上げなので、仕上がりの状態はツヤツヤのストレートになりますが、それがずっと続くわけではありません。
栄養補給することで髪の毛の枝毛やパサつきが治り、クセが少し伸びたように感じることはあります。
縮毛矯正とストレートパーマ、髪質改善の違いについてもっと詳しく知りたい!
という方は「【専門美容師が解説】縮毛矯正とストレートパーマの違いは?どちらがオススメ?」を参考に。
縮毛矯正はこんな人にオススメ




- 髪の毛のくせやうねりが気になる人
- 毎日ストレートアイロンを使っている人
- 髪の毛がまとまらない、ゴワゴワ広がる人
- 毎朝のセット時間を短縮したい人
- 髪の量が気になる、ボリュームダウンしたい人
- サラサラのストレートになりたい人
髪のクセが気になる人は基本的に縮毛矯正する事で髪の毛が扱いやすくキレイになります。
特に癖の強い人や毎日ストレートアイロンをしているという人にとってはオススメです。
縮毛矯正しない方が良い人




- 髪の毛が凄く傷んでいる人
- ブリーチやパーマを楽しみたい人
- 頻繁に髪型を変えたい人
- クセは気になるけどまっすぐにするのも嫌な人
髪のダメージがすごく気になる人や、デザインを頻繁に変える人は安易に縮毛矯正しない方が良いでしょう。
縮毛矯正した髪を元の状態に戻すのには長い時間がかかります。
自分は縮毛矯正した方が良いのかな?と迷われている方は別記事を参考に
詳しく解説しています。
私の場合、、前髪だけクセが気になるんだけどな、、
髪の内側だけうねりがあるんだけど、、、
といった部分的なクセが気になる方は、気になる部分だけを縮毛矯正するという方法もあります。
詳しくは別記事にて解説します。
まとめ:しっかり相談してから縮毛矯正するか決めましょう




今回は縮毛矯正ってそもそも何?ということについて解説させて頂きました。
縮毛矯正は髪の毛のクセやうねりにお悩みの人にとって最も確実・最短でお悩み解決できるメニューです。
日本人の8割は大なり小なりクセ毛と言われています。
そのため、ほとんどの方の髪の毛のお悩みの根本的な原因はクセ毛だったりします。
クセ毛のお悩みを改善するための方法としてトリートメントやヘアオイル、良いドライヤーを買うなどいろんな方法がありますが、最も効果的なのは縮毛矯正です。
縮毛矯正のメリット・デメリット
- クセ毛やうねりが無くなる
- 髪のボリュームダウンができる
- 髪にツヤがでて手触りも良くなる
- 一度当てると効果が半永久的
- スタイリング時間が短縮できる
- 髪が濡れた時や湿気が強い時でもストレートを維持できる
- 施術料金と時間がかかる
- 髪の毛に負担がかかる
- ヘアスタイルを変えにくくなる
- パーマ、ブリーチなどができなくなる
- 担当する美容師さんによって仕上がりに大きな差が出る
- 傷んでいる髪の場合は施術できないこともある
縮毛矯正の良いところや悪いところを知った上で、信頼できる美容師さんと相談して縮毛矯正するか決めましょう。
縮毛矯正に関して最もいろいろ知りたい!!という方は別記事を読んでいただくことでさらに知ることができます。
当ブログでは髪の毛のクセやうねりなどのお悩みの改善方法や縮毛矯正に関する情報を発信しています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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