これって失敗?縮毛矯正してすぐにクセが戻る原因と改善方法【美容師の解説】

これって失敗?縮毛矯正してすぐにクセが戻る原因と改善方法【美容師の解説】

縮毛矯正をあててもらったんだけど、すぐにクセが出てきた・・これって失敗?

縮毛矯正をしてもらってもいつも時間が経つと取れてくる・・
私の髪質が悪いからなのかな・・

縮毛矯正をしていてこういった経験のある方も多いかと思います。

縮毛矯正をした後すぐにクセが戻ってくる原因はいくつかあります。

本記事では、縮毛矯正した後すぐにクセが戻ってくる原因や改善方法について紹介します。

  • 縮毛矯正してもすぐにクセが戻る
  • キレイに縮毛矯正がかかっている気がしない
  • 縮毛矯正の持ちが悪いと感じる

こういった方はぜひ最後までご覧ください。

目次

縮毛矯正してすぐにクセが戻る原因

  • 縮毛矯正がキレイに当たっていない
  • 髪が過度に傷んでいる
  • お家でのケアができていない

縮毛矯正がキレイに当たっていない

癖のある女性 後ろ姿

最も多い理由がこちら。

原因は美容師さんによるものです。

そもそも、しっかり縮毛矯正がキレイに当たっていないとクセが戻ります。

こういった場合は、縮毛矯正を当て直してもらうことで解消できます。

多くの美容室では、縮毛矯正をあててすぐにクセが戻った場合、連絡をすればやり直してもらえるでしょう。

縮毛矯正は決して安いメニューではありませんし、せっかくお金と時間をかけてお願いしたわけなので、クセが戻ったのであればあて直してもらいましょう。

縮毛矯正を何度もあてると髪が傷みそう・・と心配な方もいるかも知れませんがご安心ください。

クセが伸びていない状態というのは、縮毛矯正やアイロンの熱不足である状態。

足りない分を補うことでキレイにあて直すことができます。

傷む縮毛矯正、傷まない縮毛矯正。何が違うの?【専門美容師の解説】

髪が過度に傷んでいる

傷んだ毛先

髪が傷んでいるほど、縮毛矯正はキレイに当たりづらくなります。

こういった場合は、まず髪の状態を良くしていくことが大切。

一人一人髪の状態やお悩みは異なります。
担当してもらっている美容師さんに「どのようにケアをしていけば良いか」聞いてみましょう。

お家でのケアができていない

どれだけキレイに縮毛矯正をあててもらっても、その後の髪の扱いを雑にしてしまうと、髪は傷んで広がってしまいます。

  • 髪に優しいシャンプーを使う
  • ドライヤーで丁寧に乾かす
  • 洗い流さないトリートメントをつける

まずはこういったことから実践しましょう。

ヘアケアの方法に関しては当ブログでも紹介しています。

ぜひ他の記事もご覧ください。

【本当に正しいヘアケア】髪がキレイにならない悩みの原因と対策・改善

【美容師が教える】縮毛矯正した後に必ずやってほしいヘアケア

縮毛矯正した後すぐにクセが出てきた場合の改善方法

  • 縮毛矯正を当て直してもらう
  • 髪が傷むことをやめる
  • お家でのお手入れをしっかりする

縮毛矯正を当て直してもらう

ストレートアイロン施術 美容室

単純にクセが戻ってきている、うねりが残っている場合、縮毛矯正を当て直せる可能性が高いです。

そのため、基本的には縮毛矯正をあて直すのが良いでしょう。

縮毛矯正を当てたお店にすぐに連絡すれば無料で縮毛矯正をあて直してもらえることがほとんどです。

縮毛矯正をあて直してもらう際の注意点

縮毛矯正をあて直してもらうのが良いかと思いますが、注意すべきポイントがあります。

髪がより傷む可能性がある

縮毛矯正をあて直してもらうことで髪には多少の負担がかかります。

とはいえ、キレイにあて直してもらえばそこまで問題はありません。

すぐにあて直してもらうと髪が傷みそう・・

こういった不安もあるかと思いますが、ご安心ください。

縮毛矯正でクセが伸びていない原因は楽剤やアイロンのパワー不足によることがほとんど。

薬剤やアイロンのパワーが10必要だったのに7くらいで縮毛矯正されてしまった場合、もう一度当て直してもらう時は10にして貰えば良いだけです。

そのため、適正にあて直して貰えばそこまで大きな負担はかかりません。

この際に美容師さんが加減を強くし過ぎると過剰に傷んでしまう場合もあります。

キレイにあて直してもらえない場合もある

そもそも一度キレイにあててもらえなかった美容室でもういちどキレイにあて直してもらえるあるかというと、少し不安かと思います。

お金はかかりますが、信頼できる他の美容師さんにお願いするのも一つの方法です。

縮毛矯正の得意な美容師さんを探してみて、一度相談されるのも良いでしょう。

【失敗しない美容室選び】信頼できる美容師の見つけ方【ホットペッパービューティー・インスタグラム】

髪が傷むことをやめる

カラーを塗ってもらう女性

縮毛矯正の仕上がりや持ちは髪の傷み度合いによって変わります。

髪のケアをすることも大事ですが、何よりも髪が傷むことを極力避けるのが大切です。

  • ハイトーンカラー
  • 頻繁なカラー、白髪染め
  • パーマ
  • 過度に量を減らす

などを避けましょう。

そもそも髪が傷むことをやめることで縮毛矯正の持ちが良くなり、扱いやすくキレイな状態が長持ちしますよ。

美容室での髪の負担を減らせる方法はまた別記事にて紹介します。

お家でのお手入れをしっかりする

洗い流さないトリートメント 洗面台

縮毛矯正の仕上がりは当てる前の髪の状態によって圧倒的に変わります。

髪の状態を良くするには美容室のトリートメントよりも日頃のヘアケアが大切

筋トレ・ダイエットに例えると
  • 美容室のトリートメント→パーソナルジムでみっちりトレーニングするイメージ
  • お家でのケア→毎日軽い運動をする

パーソナルジムで一回しっかり筋トレしても、おうちで何もしなければ効果はありません。

それよりも軽い筋トレを毎日続ける方が効果があります。

毎日お家でのケアを続けましょう。

お家での髪のお手入れ方法
  • シャンプー・トリートメントを変える
  • 洗い流さないトリートメントをつける
  • 髪を洗った後すぐに乾かす

などがあります。

ヘアケアは他にもたくさんできることがあります。

まずは手軽にできるヘアケアから挑戦してみたい!という方は「簡単!安い!手軽なのに劇的効果のヘアケア5選【美容師のオススメ】」をご覧ください。

こういった場合は直せない。縮毛矯正の失敗例

傷んだ毛先
  • 過度なアイロンによってパヤパヤとした枝毛がでている
  • 折れ曲がった型がついている

過度なアイロンによってパヤパヤとした枝毛がでている

縮毛矯正の際に過度な薬剤やアイロン熱によって

  • タンパク変性(髪の毛が硬くパサパサ・チリチリした状態)
  • 過還元(過度な薬により髪の毛が枝毛だらけになった状態)

という現象が起きます。

髪の毛は卵のようなもの。

焼き過ぎて固まったり焦げた卵はもう元には戻りません。

髪の毛も同じように、このような過度な負担がかかってしまうと枝毛だらけになってしまい、固くなってしまいます。

こうなった髪は一般的なトリートメントでは治りません。

カットするか、エルカラクトンなどの髪質改善成分の配合されたトリートメントを使って少しずつケアする必要があります。

シナジーさんの商品はエルカラクトンが高濃度に配合されていて補修力が圧倒的に高いですよ。

折れ曲がった型がついている

縮毛矯正の際に薬剤が根本についたり、アイロンの入れ方で失敗されると髪が折れ曲がってしまうことがあります。

折れ曲がった髪を直すのは非常に難しく、無理に直そうとして失敗すると、先ほど紹介したタンパク変性や過還元という現象が起こります。

リスクが高いので無理に直さないほうが良いかと思います。

折れ曲がりに関しては信頼できる美容師さんとしっかり相談しましょう。

直せそうであれば直してもらい、難しければ少しずつカットや髪質改善トリートメントでのケアをしていくしかありません。

縮毛矯正してもいつもクセが伸びない人の原因

縮毛矯正したてからそもそもクセが伸びていない・・

といった方も、理由は同じ。

ほとんどの方が髪の状態が著しく傷んでいるか、適正な縮毛矯正を当ててもらえていない状態です。

対策としては髪の状態を改善するか、信頼できる美容師さんにお願いしましょう

詳しくは「縮毛矯正したのにクセが伸びない。一体なぜ?【原因と対策3選】」で解説

一度の縮毛矯正でキレイに当ててもらうことが大切です。

縮毛矯正は担当する美容師さんによって仕上がりやもち、髪の毛へのダメージが大幅に変わります。

縮毛矯正をする際は腕の確かな信頼できる美容師さんを見つけましょう。

【失敗しない美容室選び】信頼できる美容師の見つけ方【ホットペッパービューティー・インスタグラム】

まとめ

美髪メニュー 後ろ姿

今回は縮毛矯正してもすぐにクセが戻ってしまう原因と対策について紹介しました。

縮毛矯正がすぐに取れてしまう原因
  • 縮毛矯正がキレイに当たっていない
  • 髪が過度に傷んでいる
  • お家でのケアができていない

縮毛矯正の仕上がりや持ちは髪のダメージと担当美容師さんの技量によって変わります。

最も確実な対策方法は信頼できる美容師さんに相談すること。

今のあなたの髪の状態をしっかりと見てもらい、髪の状態に合わせた適正な縮毛矯正をしてもらいましょう。

そして、その縮毛矯正が長持ちするよう、必要なヘアケアについて教えてもらいましょう。

縮毛矯正は髪の毛の整形技術。

どのように当ててもらうかによって仕上がりやもち、髪の毛への負担が大きく変わります。

何度も言いますが、縮毛矯正は信頼できる美容師さんにお願いしましょう。

また、縮毛矯正した髪は見た目はきれいになりますが、実際はあてる前よりも髪に負担がかかっています。

髪がキレイになったからといってその後のヘアケアを怠ると、髪はどんどん劣化してしまいます。

その結果、縮毛矯正の持ちが悪くなります。

適正な縮毛矯正をあててもらい、その後のヘアケアもきちんと行う。

それだけであなたの髪はキレイで扱いやすく変わりますよ。

当ブログではご自宅で手軽にできるヘアケアの方法などを紹介していますのでぜひご参考に。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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