
夏になると、シャンプーのときの抜け毛が増えた気がする・・。
排水溝にたまる髪を見るたびに、このまま薄くならないか不安で…。
夏は1年のなかでも、抜け毛が気になりやすい季節です。
シャンプーやブラッシングのたびに抜ける髪が増えて、ドキッとした経験がある方も多いんじゃないでしょうか。
でも実は、夏の抜け毛にははっきりとした原因があります。
そして、その多くは毎日の頭皮ケアと生活習慣で対策できるものなんです。
毎年、夏〜秋ごろになると「最近抜け毛が増えてきた気がする・・」というご相談がぐっと増えます。
これは、気温や紫外線夏のあいだに頭皮へかかった負担が、少し遅れて表に出てくるからなんです。
この記事では、夏に抜け毛が増える5つの原因を、女性の頭皮で起きていることに沿って解説します。
そのうえで、道具がなくても今日から始められる頭皮ケアと、夏バテ対策までまとめました。
この記事を読むと分かること
・夏に抜け毛が増える5つの原因
・今日からできる夏の頭皮ケアと夏バテ対策
・放置してはいけない抜け毛の見分け方
夏に抜け毛が増えるのは「異常」じゃない【まず知ってほしいこと】


最初にお伝えしたいのは、夏に抜け毛が増えること自体は、決して異常ではないということです。
不安をあおる情報も多いですが、まずは落ち着いて読んでみてください。



そもそも髪って、1日にどれくらい抜けるのが普通なの?
健康な人でも、髪は1日およそ50〜100本は自然に抜けています。
これは古い髪が抜けて、新しい髪に生え替わるための正常なサイクルで、心配のいらない抜け毛です。
そして犬や猫に「換毛期」があるように、人間の髪にも季節による抜け毛の波があります。
とくに夏の終わりから秋(8〜10月ごろ)は、1年でもっとも抜け毛が増えやすい時期だと言われています。
ぼくのお客様でも、秋口に「最近よく抜けるんです」と相談される方は本当に多いです。
その多くは一時的なもので、夏の頭皮の負担が落ち着くと、自然に元のペースへ戻っていきます。
ただし、夏のあいだに頭皮へ負担をかけ続けると、抜け毛の量や期間が大きくなりやすいのも事実です。
だからこそ、原因を知って先に対策しておくことが大切になります。
「抜け毛が増えた=すぐ薄毛」ではありません。
まずは原因を1つずつ見直すことが、いちばんの近道です。


夏に抜け毛が増える5つの原因【女性の頭皮で起きていること】


ここからは、夏に抜け毛が増える代表的な5つの原因を順番に見ていきます。
女性の頭皮で実際に起きていることを、できるだけわかりやすくまとめました。
- 原因①紫外線で頭皮がダメージを受ける
- 原因②汗・皮脂で毛穴がつまる
- 原因③エアコンの乾燥で頭皮がこわばる
- 原因④夏バテ・食欲低下で栄養が不足する
- 原因⑤ストレス・自律神経の乱れ
原因①:紫外線で頭皮がダメージを受ける


夏の抜け毛で見落とされがちなのが、頭皮の紫外線ダメージです。
頭皮は体のなかでももっとも高い位置にあり、紫外線をまともに浴びる場所なんです。



顔は日焼け止めを塗るけど、頭皮までは正直ノーケアかも・・。
紫外線を浴び続けた頭皮は、乾燥して固くなったり、ゆらいだ状態になりやすくなります。
頭皮は髪が育つ土台なので、土台がダメージを受けると、髪のコンディションにも影響が出やすいんです。
とくに分け目やつむじは紫外線が集中するポイント。
同じ分け目をずっとキープしている方ほど、頭皮の日焼けが進みやすいので注意してほしいところです。
✅改善方法
・髪用のUVスプレーを分け目・つむじにかける
・帽子や日傘で物理的に紫外線をブロックする
・分け目をときどき変えるクセをつける


原因②:汗・皮脂で毛穴がつまる


夏は汗と皮脂の分泌が一気に増える季節です。
頭皮は顔の約2倍以上の皮脂腺があると言われていて、もともとベタつきやすい場所なんです。
汗や皮脂、そこに混ざったホコリや古い角質をそのままにすると、毛穴がつまって頭皮環境が乱れやすくなります。
頭皮環境が乱れると、かゆみ・においだけでなく、抜け毛が増える引き金にもなりかねません。



じゃあ、皮脂をしっかり落とすために、ゴシゴシ洗ったほうがいいの?
いえ、ゴシゴシ洗いは逆効果になりやすいです。
爪を立てて強く洗うと頭皮が傷つき、かえって乾燥や皮脂の過剰分泌につながります。
大切なのは「指の腹でやさしく、でもしっかり」洗うことなんです。
✅改善方法
・洗う前に1〜2分の予洗い(お湯だけ)で汚れの大半を流す
・シャンプーは指の腹でマッサージするように洗う
・頭皮にやさしいアミノ酸系シャンプーを選ぶ


原因③:エアコンの乾燥で頭皮がこわばる


意外と見落とされるのが、エアコンによる乾燥です。
夏は1日じゅう冷房のきいた部屋で過ごす方も多く、頭皮はじわじわと乾燥しています。



言われてみれば、オフィスでも家でもずっと冷房の中にいるかも・・。
頭皮が乾燥すると、表面がこわばってうるおいのバリアがゆらぎやすくなります。
そこへ夏の紫外線や汗の刺激が重なると、頭皮がデリケートな状態になり、抜け毛につながりやすいんです。
夏の頭皮は「ベタつくのに、奥は乾いている」というインナードライ状態になりがちです。
表面のベタつきだけ見て洗いすぎると、乾燥がもっと進んでしまうので気をつけてほしいです。
✅改善方法
・エアコンの風が直接頭に当たらないようにする
・頭皮用の保湿ローションやトニックでうるおいを補う
・洗いすぎを避け、1日1回のシャンプーを基本にする
原因④:夏バテ・食欲低下で栄養が不足する


夏バテで食欲が落ちると、髪をつくるための栄養が不足しがちになります。
そうめんや冷たい麺だけで済ませる日が続くと、タンパク質やミネラルが足りなくなりやすいんです。
髪の主成分はケラチンというタンパク質です。
その材料が不足すると、新しく育つ髪が細くなったり、抜けやすくなったりと、コンディションに影響が出やすくなります。



夏って、髪のことまで考えて食べられてないかも…どんなものを摂ればいいの?
むずかしく考えなくて大丈夫です。
卵・肉・魚・大豆製品といったタンパク質を毎食に少しずつ足すこと。
そこへ亜鉛(牡蠣・ナッツなど)を意識すると、髪の土台づくりを内側からサポートできます。
✅改善方法
・冷たい麺だけで済ませず、タンパク質を毎食プラスする
・亜鉛・鉄・ビタミンを意識して摂る
・食欲がない日は具だくさんのスープや味噌汁を活用する
原因⑤:ストレス・自律神経の乱れ


夏は暑さによる寝苦しさや、屋外と室内の激しい寒暖差で、自律神経が乱れやすい季節です。
自律神経が乱れると頭皮のめぐりが滞りやすくなり、髪の土台にも影響が出やすくなります。



夏は寝つきが悪くて、なんだかずっと疲れが抜けない感じがする・・。
睡眠不足や疲れがたまると、髪が育つリズムも乱れやすくなります。
「よく寝てよく食べる」という当たり前のことが、実は夏の抜け毛対策ではとても大切なんです。
髪は、体が元気なときに後回しにされにくい器官です。
逆に言うと、体が疲れていると、髪は真っ先に影響を受けやすい。
だからこそ、頭皮ケアと同じくらい「休む」ことも大事にしてほしいです。
✅改善方法
・寝る前のスマホを控え、睡眠の質を上げる
・ぬるめのお風呂で体を温め、めぐりを整える
・頭皮をやさしくほぐすマッサージを習慣にする
今日からできる夏の頭皮ケア5つの習慣【道具いらず】


原因がわかったところで、今日からできる頭皮ケアをまとめます。
特別な道具はいりません。いつものシャンプー・ドライ・生活習慣を少し変えるだけで、頭皮の負担はぐっと減らせます。



高い美容液を買い足さなくても、今あるもので始められるの?



今日から無理なく続けられそう!
まずは洗い方から見直してみます!
習慣①:洗い方を見直す(予洗い+やさしく洗う)





毎日シャンプーしてるのに、洗い方で何がそんなに変わるの?
頭皮ケアの基本は、なんといっても洗い方です。
シャンプー前に38度くらいのお湯で1〜2分しっかり予洗いするだけで、汚れの大半は落ちます。
そのあとは、シャンプーを手のひらで軽く泡立ててから、指の腹で頭皮をマッサージするように洗いましょう。
爪を立てたり、ゴシゴシこすったりは頭皮を傷める原因になるのでNGです。
すすぎ残しは頭皮トラブルのもとです。
「もう十分かな」と思ってから、あと30秒すすぐくらいがちょうどいいですよ。
習慣②:乾かし方を変える(自然乾燥はしない)


「夏は暑いから自然乾燥でいい」というのは、実は頭皮にとってよくない習慣です。
濡れたまま放置すると、雑菌が繁殖して頭皮環境が乱れやすくなります。



夏はドライヤーが暑くて、つい途中でやめちゃう・・。
暑い時期は、タオルでしっかり水分を取ってからドライヤーを使うと時短になります。
頭皮の根元から先に乾かすのがポイント。最後に冷風を当てると、ほてりも抑えられます。



根元から乾かすって考えたことなかった!これならできそう!
根元が乾けば、毛先は自然と乾いていきます。
「頭皮を乾かす」意識を持つだけで、夏のドライはぐっとラクになりますよ。


習慣③:食事・睡眠で内側から整える


外からのケアと同じくらい大切なのが、内側からのケアです。
髪は体の一部なので、食事と睡眠がそのまま頭皮のコンディションに反映されます。
夏バテで食が細くなる時期こそ、タンパク質と亜鉛を意識してみてください。
そして髪は寝ているあいだに育つので、睡眠の質を上げることも立派な頭皮ケアです。



ケアって特別なことじゃなくて、毎日の積み重ねなんですね!
その通りです。
夏の抜け毛は、小さな習慣の積み重ねで十分に防げます。
あれもこれもと頑張りすぎず、できることから1つずつでOKです。
夏の頭皮ケアにおすすめのアイテム【美容師が厳選】


ここまでの習慣にプラスして、頭皮にやさしいアイテムを取り入れると、夏のケアがもっとラクになります。
本記事では、頭皮ケアにおすすめの2品を紹介します。



たくさんありすぎて選べない…夏の頭皮ケアには何を使えばいいの?
夏は「やさしく洗えるシャンプー」と「うるおいを補う頭皮用美容液」の2つがあると安心です。
洗って終わりではなく、頭皮にうるおいを足すところまでがワンセットだと考えてください。
リライブシャンプー|頭皮をやさしく洗い上げる一本


夏のベタつく頭皮を、やさしく・でもしっかり洗い上げたい方におすすめなのがリライブシャンプーです。
頭皮への負担をおさえながら、汗や皮脂による毛穴のつまりをすっきりオフしてくれます。
【シナジー】リライブシャンプー 300ml ¥7,700(税込)


頭皮環境を考えてつくられた頭皮ケアシャンプー。
夏のベタつきをやさしく洗いながら、洗い上がりはすっきり。
汗・皮脂のつまりが気になる夏にこそ使ってほしい一本です。
リライブトニック|洗ったあとのうるおいケアに


シャンプーで頭皮を整えたら、仕上げに使ってほしいのが頭皮用の美容液(トニック)です。
エアコンや紫外線で乾きがちな夏の頭皮に、うるおいをプラスして健やかに保つサポートをしてくれます。
【シナジー】リライブトニック 100ml ¥6,600(税込)


洗ったあとの頭皮にうるおいを届ける頭皮用美容液。
乾きがちな夏の頭皮を、すこやかな状態に整えていきます。
エアコン乾燥・紫外線が気になる夏の頭皮ケアにおすすめの一本です。



洗って、うるおいを足す。
このワンセットなら、わたしにも続けられそうです!
こんな抜け毛は専門家・病院に相談を【放置しない】


ここまで紹介してきた夏の抜け毛は、その多くが一時的で、ケアで対策できるものです。
ただし、なかには自己ケアだけで様子を見ないほうがいい抜け毛もあります。
- 秋を過ぎても抜け毛が減らず、長く続いている
- 分け目や生え際が明らかに目立ってきた
- 急に・一部分だけごっそり抜けた
- 頭皮の赤み・かゆみ・湿疹が続いている



こういう場合は、どこに相談したらいいのか分からなくて不安・・。
こうしたサインが続くときは、皮膚科や薄毛の専門クリニックに相談するのが安心です。
とくに女性の抜け毛は、ホルモンバランスや体調が関係していることもあるため、専門家に診てもらうのがいちばんの近道です。
ぼくたち美容師ができるのは、あくまで頭皮環境を整えるお手伝いまでです。
体の内側に原因がありそうなときは、無理せず専門家に頼ってくださいね。
早めの相談が、いちばんの安心につながります。
気になる抜け毛が続くときは、自己判断で様子を見すぎないこと。
早めに専門家へ相談するのが、結果的にいちばんの近道です。
まとめ|夏の抜け毛は頭皮ケアで防げる


最後に、夏の抜け毛について大切なポイントを振り返ります。
夏に抜け毛が増えるのは自然なことで、原因の多くは毎日のケアで対策できます。
- 夏の抜け毛は換毛期もあり、増えること自体は異常ではない
- 原因は紫外線・汗皮脂・乾燥・栄養不足・ストレスの5つ
- 洗い方・乾かし方・食事と睡眠の見直しが基本
- 気になる抜け毛が続くときは専門家に相談する



原因が分かったら、なんだか不安が軽くなりました!
できることから少しずつ始めてみます!
それがいちばん大事です。
夏のあいだに頭皮をいたわってあげれば、秋の抜け毛もぐっとラクになります。
あなたの髪と頭皮が、これからも健やかでありますように。
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最後まで御覧頂きありがとうございました。








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