すごく気になるわけではないんだけど、うねりや広がりがある・・
私の場合、縮毛矯正したほうが良いのかな?
縮毛矯正したいけど、またパーマをあてたくなるかもしれない。
またパーマもする予定だったら縮毛矯正しない方が良い?
縮毛矯正の効果は良くも悪くも半永久的に続きます。
そのため、縮毛矯正をあてたことによってその後、やりたい髪型ができなくなってしまった・・ということも。
本記事では、縮毛矯正をするのが向いている人・向いていない人について紹介します。
縮毛矯正をこれからあてようか悩まれている方にとって参考になることがあるかと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
縮毛矯正が向いていない人はこんな人
- ブリーチやセルフカラーなどでハイダメージになっている
- 頻繁に髪型を変える
- ストレートよりも癖(パーマ)がある方が好き
- 絶対に髪を傷ませなくない
- とにかく美容室代をかけたくない
- 根元の生え癖・つむじ割れを直したい
ブリーチやセルフカラーなどでハイダメージになっている
すでに髪が過度に傷んでいる人が縮毛矯正をした場合、チリチリになったり、シャキーンとした仕上がりになってしまいます。
結果的に、縮毛矯正する前よりも扱いづらくなってしまった・・という人もたくさんいます。
キレイに縮毛矯正をあてたい場合、まずはブリーチやセルフカラーをやめて髪のコンディションを整えていきましょう。
ヘアケアの方法に関しては「【本当に正しいヘアケア】髪がキレイにならない悩みの原因と対策・改善」で詳しく解説しています。
頻繁に髪型を変える
縮毛矯正をあてた髪をばっさり切ると、パツっとした仕上がりになりやすくなります。
また、新しく伸びてきた根本は癖がでてくるので、定期的に伸びてきた根本に縮毛矯正をあて続ける必要があります。
頻繁にショートヘアにしたり、髪型を変えたい人にとっては、縮毛矯正ではなく、髪型に合わせてストレートアイロンなどを使うのがオススメです。
ストレートよりも癖(パーマ)がある方が好き
そもそもストレートヘアがあまり好きではない方は無理に縮毛矯正を当てる必要はありません。
癖(パーマ)がある髪型のほうが好きだけど、ボリュームは抑えたい・・
こういう場合どうすれば良い?
そういった人はカットの梳き方や、スタイリングでボリュームを抑えましょう。
ヘアバームなどの保湿力のあるスタイリング剤を使うと、しっかりボリュームダウンしながら、パーマや癖に適度な艶感を出してキレイなヘアスタイルにセットしやすいですよ。
「柔らかくて使いやすい魔法のバーム「Voiヘアバター」の魅力」
絶対に髪を傷ませなくない
縮毛矯正をあてると、見た目はキレイになりますが、実際はあてる前よりも髪は傷んだ状態になります。
そのため、絶対に髪を傷ませたくないという人にはオススメできません。
髪を傷ませたくないけど、なるべく広がりを抑えたい・・という人はヘアオイルやバームを使ってボリュームダウンしたり艶を出しましょう。
とにかく美容室代をかけたくない
縮毛矯正は美容室のメニューの中でも比較的高額のメニューになります。
時間やお金がかかるので、美容室代をなるべく安く抑えたい人にとってはオススメしません。
縮毛矯正をあてても、新しく伸びてきたところは癖やうねりが出てきます。
長さやクセの強さにもよりますが、キレイで扱いやすい状態を維持しようと思うと、半年〜1年に一回は縮毛矯正をあて続ける必要があります。
根元の生え癖・つむじ割れを直したい
縮毛矯正で根本の生え癖やつむじ割れは直りません。
あくまで今生えている髪の毛の形状をストレートに変えるメニューになります。
前髪が割れるから縮毛矯正しようかと思っているのですが、、やはり直らないですか?
前髪などが割れるのは生え癖が原因であることがほとんどなので、縮毛矯正しても直りません。
前髪を増やしたり、乾かし方を変えるなどで生え癖対策をするのが効果的です。
髪の毛がストレートになることで、生え癖などが多少気になりづらくなる場合はありますが、根本的に解消できるわけではないので気をつけましょう。
縮毛矯正はこんな人におすすめ
- 癖やうねり・広がりを抑えたい
- 艶のあるキレイな髪になりたい
- ストレートヘアが好き
- 頻繁に髪型を変えたり、パーマをする予定がない
- 毎日ストレートアイロンを通している
- 髪のボリュームが気になる
- 前髪などが割れるのは生え癖が原因であることがほとんどなので、縮毛矯正しても直りません。
- 毎日の髪のお手入れを楽にしたい
- 乾かしただけでサラッとまとまる髪にしたい
こういった人は縮毛矯正をあてることで、理想に近いヘアスタイルになります。
毎日のお手入れが楽になり、1日中髪がまとまるので快適に過ごせますよ。
縮毛矯正せずに髪をストレートにする方法はある?
縮毛矯正以外にも
- 髪質改善(酸熱)トリートメント
- ストレートパーマ
- ストレートアイロンを通す
こういった方法で多少うねりや広がりを改善できます。
髪質改善(酸熱)トリートメント
髪に栄養補給し、新しい結合を作ることで、枝毛や切れ毛等による広がりを緩和できます。
癖やうねり自体は解消できないので要注意です。
- 癖やうねりは気にならないけど、ダメージによる切れ毛・枝毛が気になる人
- とにかく髪への負担をかけずにまとまりを良くしたい人
にとっては、髪質改善トリートメントが効果的です。
ストレートパーマ
ストレートパーマとは、縮毛矯正と違い癖やうねりを緩和させてくれるものになります。
縮毛矯正より安価で短時間で終わるのも特徴。
完全にクセを伸ばせない上、時間が経つと戻りやすい(ダメージは残る)というデメリットがあります。
- ボリュームダウンする程度で良い
- ショートヘアで頻繁にストレートにしたい
- パーマを取りたい
こういった人におすすめのメニューです。
縮毛矯正かストレートパーマで迷われた場合、ほとんどの人には縮毛矯正をオススメします。
ストレートパーマだけで髪の癖を伸ばそうとすると強い薬剤を使うため、髪の毛への負担が大きくなります。
結果的に髪が傷んだり、ダメージによる広がりの原因になることもあります。
迷った場合、縮毛矯正で予約して美容師さんと相談しましょう。
詳しくは「【専門美容師が解説】縮毛矯正とストレートパーマの違いは?どちらがオススメ?」にて解説しています。
髪質改善トリートメントなどと縮毛矯正の違いについても解説しています。
メニューの違いが良くわからない・・という方はぜひご参考に。
ストレートアイロンを通す
最も手軽なクセを伸ばす方法です。
- お出かけのときだけクセを伸ばす程度で良い
- 部分的なクセしか気にならない
- やんわりクセが伸びれば良い
こういった人は必要なときだけストレートアイロンを使いましょう。
毎日アイロンをすると縮毛矯正をあてる以上に髪が傷んでしまいます。
ストレートアイロンを使う頻度が多い人ほど、髪に負担の少ないストレートアイロンを使いましょう。
「【2024年最新】髪が傷まないストレートアイロン7選【美容師のオススメ】」
これからストレートアイロンを買おうと思っている人は、クセの強さや気になる場所など、自分の使う用途に合わせたアイロンを使いましょう。
髪に合ったアイロンに変えるだけで毎日のお手入れ時間が大幅に変わりますよ。
クセやうねり改善のシャンプーってどうなの?
正直、ほとんど効果はないと思って良いでしょう。
シャンプーでクセやうねりが伸びるなら縮毛矯正する人はいません。
油分やシリコンなどによって、髪に重さを出してクセやうねりを緩和させる効果はあるかと思いますが、結果的に髪が乾きにくくなったり、扱いづらくなる場合もあります。
縮毛矯正は軽くかけることもできる?
縮毛矯正をするとシャキーンとしたストレートになるイメージをお持ちの人も多いかと思いますが、最近は薬やアイロン技術の進化により、自然なストレートに縮毛矯正できるようになりました。
縮毛矯正にこだわっている美容師さん・上手な美容師さんにお願いすれば理想のストレートに仕上げてもらいやすくなるでしょう。
詳しくは「傷む縮毛矯正、傷まない縮毛矯正。何が違うの?【専門美容師の解説】」をご参考に。
縮毛矯正したあとはどうすれば良い?
縮毛矯正をあてたあとは
- なるべく髪に負担がかかることを減らす
- お家でのヘアケアを続ける
- 定期的に伸びてきた根本の縮毛矯正をする
これらをつづけることで、ずっとキレイで扱いやすい状態で過ごせます。
お家でのケアができていれば、頻繁に美容室でトリートメントをする必要はありません。
縮毛矯正することで、髪のボリュームやうねり・広がりが気にならなくなり、まとまりの良い状態が続きます。
そのため、カットする頻度も減らせますよ。
縮毛矯正をあてる頻度は髪の長さやクセの強さ、ヘアスタイルによって変わります。
「縮毛矯正はどれくらいの頻度で当てるべき?【長さごとに目安を紹介】」
お家でのヘアケア方法は下記の記事で詳しく紹介していますのでこちらもご参考になさってください。
「【本当に正しいヘアケア】髪がキレイにならない悩みの原因と対策・改善」
「簡単!安い!手軽なのに劇的効果のヘアケア5選【美容師のオススメ】」
縮毛矯正と髪質改善は違うもの?
最近は髪質改善っていうのが流行っているけど、縮毛矯正とは違うの?
髪質改善というのは、美容師さんによって様々な考え方がありますが、ざっくり言えば髪質改善というのは縮毛矯正とトリートメントの2つに分かれます。
- 縮毛矯正→髪の表面を整える髪質改善
- トリートメント→髪の内側を整える髪質改善
これらを合わせて髪質改善と呼んでいる人が多いです。
インスタグラムなどで髪質改善トリートメントをした人がつやつやの仕上がりになっている写真を見かけますが、ほぼすべてストレートアイロン仕上げです。
アイロン仕上げでない場合でも
・以前縮毛矯正をあてていた人
・元々クセがない人
である可能性があります。
そのため、トリートメントだけではクセは伸びていません。
家で髪を洗ったあとはいつもどおりの状態になります。
髪質改善と縮毛矯正の違いについてもっと知りたい人は「髪質改善をしたのにすぐに髪が広がった。むしろ傷んだ。【原因と改善方法】」をご参考に。
まとめ
今回は縮毛矯正が向いている人・向いていない人の特徴について紹介しました。
- ブリーチやセルフカラーなどでハイダメージになっている
- 頻繁に髪型を変える
- ストレートよりも癖(パーマ)がある方が好き
- 絶対に髪を傷ませなくない
- とにかく美容室代をかけたくない
- 根元の生え癖・つむじ割れを直したい
こういった人は無理に縮毛矯正をあてるよりも、ストレートアイロンを使ったり、トリートメント・スタイリングで扱いやすい髪にしましょう。
- 癖やうねり・広がりを抑えたい
- 艶のあるキレイな髪になりたい
- ストレートヘアが好き
- 頻繁に髪型を変えたり、パーマをする予定がない
- 毎日ストレートアイロンを通している
- 髪のボリュームが気になる
- 湿気や汗をかきやすい環境にいる
- 毎日の髪のお手入れを楽にしたい
- 乾かしただけでサラッとまとまる髪にしたい
こういったお悩みを解消したい人にとっては縮毛矯正が最も効果的です。
縮毛矯正の効果は半永久的。
良くも悪くも一度あてたところはずっとストレートの状態になります。
これから縮毛矯正しようか悩まれている人は、自分がどういった髪型にしていきたいかなど考えてみましょう。
本記事がなにか少しでも参考になりましたら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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