【専門美容師が解説】縮毛矯正とストレートパーマの違いは?どちらがオススメ?

【専門美容師が解説】縮毛矯正とストレートパーマの違いは?どちらがオススメ?

縮毛矯正とストレートパーマって、何が違うの?
自分のクセには、どっちを選べばいいんだろう…
料金や持ちが違うみたいだけど、よく分からない
クセ毛やうねりに悩んでいると、この2つの違いって本当に分かりにくいですよね。
名前は似ているのに、実はまったく別のメニューなんです。

美容室のメニュー表に両方あって、どっちを選べばいいのか分からずいつも迷ってしまいます…。

そんなお悩み、ありませんか?
結論からお伝えすると、いちばんの違いは「アイロン(熱)を使ってクセを伸ばすかどうか」です
縮毛矯正は薬とアイロンでしっかりまっすぐに、ストレートパーマは薬だけでゆるやかに——ここを押さえれば、自分に合うほうがはっきり分かります。

この記事を読むと、縮毛矯正とストレートパーマの違い・仕上がりや持ち・料金や時間・自分に向いているのはどちらか・似ているメニューとの違いまでがまるごと分かります。
「なんとなく選んで失敗した」をなくして、自分にぴったりのメニューを選べるようになります。
ぼくが神戸のサロンで、実際にお客様へお伝えしている内容をまとめました。

違いがちゃんと分かれば、自信を持ってメニューを選べそうです!
ぜひ知りたいです。
美容師 西口源一
この記事を書いた人:西口源一 神戸を拠点に活動する縮毛矯正・髪質改善特化の美容師(美容師歴15年)。完全マンツーマンで年間400名以上のくせ毛・うねり髪・ダメージ毛を担当しています。「縮毛矯正とストレートパーマ、どちらを選べばいい?」と悩む方へ、現場での施術経験にもとづいた本当に役立つ情報だけをお届けします。プロフィールを見る →
目次

【結論】縮毛矯正とストレートパーマの違いは?まず一覧でわかる

美容師にクセ毛を見てもらいながら縮毛矯正とストレートパーマの違いを相談する女性
まず、縮毛矯正とストレートパーマは何がどう違うんでしょう?
そこからしっかり知りたいです。
いい質問です。
実はこの2つ、使う薬剤はほとんど同じなんです。
大きく違うのは「アイロンでクセを伸ばして固定するかどうか」ですよ。

まず結論からお答えします。
縮毛矯正は「薬+アイロン」でクセをしっかり伸ばして形を固定、ストレートパーマは「薬だけ」でゆるやかに整えるメニューです。
つまり、どこまでまっすぐにしたいか・どのくらい持たせたいかで選ぶものが変わってくるんです。

ざっくり比べると、2つの違いは大きく次の3つです。

  • クセの伸び方・仕上がり(しっかりまっすぐ か ゆるやかに)
  • 持ち(半永久 か 2〜3か月で徐々に戻る)
  • 施術時間・料金(縮毛矯正のほうが長く・高め)
ポイントは「アイロンで固定するぶん、縮毛矯正のほうがしっかり伸びて長持ちする」ということ。
ひとつずつ見ていきましょう。

①クセの伸び方・仕上がりの違い

いちばん大きいのが、縮毛矯正はしっかりまっすぐ、ストレートパーマはゆるやかに整うという違いです。
縮毛矯正はアイロンの熱で形を作るので、強いクセや広がりもピンとまっすぐにできます。
一方ストレートパーマは薬だけなので、ゆるいクセをやわらげたり、ボリュームを落ち着かせたりするのが得意です。

イメージとしては、縮毛矯正=しっかりストレート、ストレートパーマ=ナチュラルに整える感じです。
クセの強さで向き不向きがはっきり分かれますよ。

②持ちの違い

次に大きいのが、縮毛矯正はあてた部分が半永久、ストレートパーマは2〜3か月で徐々に戻るという違いです。
縮毛矯正は熱で形を固定するので、一度あてた部分は伸びてもまっすぐのまま。
ストレートパーマは形の固定力がゆるやかなぶん、時間とともに少しずつ元のクセに戻っていきます。

ストレートパーマはだんだん戻ってくるんですね。
知らずに「取れちゃった」とがっかりしていました…。
そうなんです。
ストレートパーマは「戻るのが前提」のメニュー
逆に、根元のクセが気になってきたら手軽にかけ直せるのが良いところですよ。

③施術時間・料金の違い

最後は、縮毛矯正のほうが時間も料金もかかるという違いです。
縮毛矯正はアイロンで一気一気に伸ばしていくため、施術時間はおよそ3時間、料金は15,000〜20,000円ほどが目安。
ストレートパーマは1時間半ほど・10,000円前後が目安で、時間も費用もおさえやすいのが特徴です。

料金も時間もけっこう違うんですね。
そのぶん仕上がりや持ちも変わるってことですね。
その通りです。
「しっかり伸ばして長持ち」なら縮毛矯正、「手軽にナチュラルに」ならストレートパーマ
料金だけで選ばず、仕上がりの好みも合わせて考えるのがコツですよ。

縮毛矯正とストレートパーマの最大の違いは「アイロンで固定するかどうか」。しっかりまっすぐ長持ちが縮毛矯正、ゆるやかにナチュラルがストレートパーマです。

「酸性ストレート」など縮毛矯正の種類による違いも知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

縮毛矯正とストレートパーマ、どちらがおすすめ?【タイプ別】

鏡で自分の髪を見ながらどちらのメニューが合うか考える女性
違いは分かってきました。
じゃあ私のクセにはどちらが合うんでしょう…?

ここからは、どんな人に縮毛矯正が向いていて、どんな人にストレートパーマが向いているのかをタイプ別にお伝えします。
自分のクセの強さや、なりたい仕上がりと照らし合わせてみてください。
まずは縮毛矯正が向いている方からです。

縮毛矯正がおすすめの人

縮毛矯正が向いているのは、クセや広がりが強く、しっかりまっすぐにして長く持たせたい方です。
アイロンで形を固定するので、強いうねりや量の多い髪もまとまりよく伸ばせるからです。
「毎朝のスタイリングをとにかくラクにしたい」という方にもぴったりです。

  • クセ・うねりが強い、髪が広がりやすい
  • しっかりまっすぐにして、長く持たせたい
  • 毎朝のスタイリングの手間をなくしたい
クセが強い方や、湿気で広がって困っている方は、縮毛矯正のほうが満足しやすいです。
「かけて良かった」と感じやすいのはこのタイプですよ。

ストレートパーマがおすすめの人

ストレートパーマが向いているのは、クセがゆるめで、ナチュラルに整えたい・ボリュームを落ち着かせたい方です。
薬だけでやさしく施術するので、髪への負担も比較的おさえやすいからです。
「ピンとまっすぐより、自然な感じが好き」という方にもおすすめです。

  • クセはゆるめ、うねりが軽い
  • ナチュラルな仕上がりが好み
  • 前髪や顔まわり、ボリュームだけ落ち着かせたい
私は前髪のうねりとボリュームだけが気になるタイプです。
それならストレートパーマでも良さそうですね。
まさにそういう方にはストレートパーマがおすすめです。
気になる部分だけ・ナチュラルに整えたいなら、ぴったりのメニューですよ。

迷ったら「縮毛矯正」がおすすめな理由

どちらか迷ったときは、クセをしっかり伸ばせる縮毛矯正を選んでおくと後悔しにくいです。
ストレートパーマでは伸ばしきれないクセも、縮毛矯正なら対応できることが多いからです。
「思ったより伸びなかった」という失敗を避けやすいのは縮毛矯正のほうなんです。

クセの強さに自信がないときは、縮毛矯正を選んでおくと安心なんですね。
そうなんです。
ただ、縮毛矯正でもあえて自然な丸みを残す仕上げもできます。
「まっすぐすぎるのは苦手」という方は、担当の美容師さんに相談してみてくださいね。

縮毛矯正・ストレートパーマと似ているメニューとの違い

サロンでトリートメントを塗布してもらう女性
最近「チューニング」や「髪質改善」というメニューもよく見ます。
これも縮毛矯正やストレートパーマと同じなんですか?

ここは混同しやすいポイントなので、しっかりお伝えします。
名前が似ていても、クセを伸ばせるメニューと、そうでないメニューがあります。
選び間違えると「思っていた仕上がりと違った」となりやすいので、違いを知っておきましょう。

チューニング(ナチュラルストレート)との違い

チューニングは、ストレートパーマとほぼ同じ位置づけのメニューです。
薬だけでクセをやわらげ、ナチュラルに整えるという意味では、ストレートパーマの呼び方違いと考えて大丈夫です。
ゆるいクセをやさしく落ち着かせたい方に向いているのは、ストレートパーマと同じです。

サロンによって呼び方はいろいろですが、「アイロンを使わない=ナチュラルに整える系」と覚えておくと分かりやすいですよ。

髪質改善トリートメント(酸熱)との違い

いちばん間違えやすいのが、髪質改善トリートメント(酸熱トリートメント)はクセを伸ばすメニューではないという点です。
これはツヤやまとまりを出してあつかいやすくするケアで、うねりを軽く感じさせることはあっても、強いクセをまっすぐにするものではありません。
「クセをしっかり伸ばしたい」なら、髪質改善ではなく縮毛矯正が正解です。

髪質改善でクセが伸びると思っていました…!
目的がまったく違うんですね。
ここは本当によく勘違いされます。
髪質改善=ツヤ・まとまりを出すケア、縮毛矯正=クセを伸ばす技術
目的で選び分けると失敗しませんよ。

縮毛矯正のメニュー名による違いや正しい選び方は、こちらの記事でくわしく解説しています。

縮毛矯正・ストレートパーマで失敗しないためのポイント

サロンで美容師とカタログを見ながらカウンセリングを受ける女性
せっかくかけるなら、失敗はしたくないです。
気をつけるポイントってありますか?

縮毛矯正もストレートパーマも、仕上がりの満足度は「誰にお願いするか」と「事前のカウンセリング」で大きく変わります。
ここを押さえるだけで、失敗はぐっと減らせます。
大切なポイントを2つお伝えします。

縮毛矯正・ストレートパーマが得意な美容師を選ぶ

いちばん大切なのが、ストレート系の施術が得意で、髪の状態に合わせて薬や熱を調整してくれる美容師さんを選ぶことです。
縮毛矯正もストレートパーマも、仕上がりと髪への負担は担当者の技術で大きく変わるからです。
同じメニューでも、上手な人にお願いするかどうかで結果はまったく違ってきます。

縮毛矯正は髪の毛の整形技術です。
得意な人に適正にやってもらえば必要最低限の負担で済み、思っているほど傷んだ感じはしませんよ。

なりたい仕上がりを具体的に伝える

次に大切なのが、「ピンとまっすぐ」か「自然な丸みを残したい」か、なりたい仕上がりを具体的に伝えることです。
同じ縮毛矯正でも、伝え方しだいで仕上がりの雰囲気は変えられるからです。
写真を見せながら相談すると、イメージのズレが起きにくくなります。

「まっすぐすぎるのが苦手」って、ちゃんと伝えていいんですね。
いつも遠慮していました…。
もちろんです。
むしろ「どうなりたいか」を伝えてもらえるほうが、美容師は仕上げやすいんです。
遠慮せず、理想の雰囲気を教えてくださいね。
メニュー選びだけじゃなくて、美容師さん選びと伝え方も大事なんですね。

縮毛矯正をあてるか、そもそも迷っている方は、こちらの記事もどうぞ。

縮毛矯正・ストレートパーマ後のホームケア【サロン専売3選】

洗面台に並んだシャンプー・トリートメント・ヘアオイルのホームケアアイテム
縮毛矯正もストレートパーマも、キレイを長持ちさせるカギは毎日のホームケアにあります。
ここはぜひ知っておいてほしいポイントです。

ストレート系の施術をした髪は、うるおいが逃げやすく乾燥しやすいので、ホームケアでまとまりが大きく変わります。
毎日のシャンプー・トリートメント・オイルをていねいに選ぶだけで、仕上がりのキレイさがぐっと長持ちします。
ここからは、ぼくが実際におすすめしているサロン専売アイテムを3つご紹介します。

せっかくかけたストレートを、できるだけキレイに保ちたいです!
おすすめを知りたいです。
いいですね。
これからご紹介する3つは、うねりや広がりが気になる髪をやさしくまとめてくれるアイテムを選びました。
順番に見ていきましょう。

【att】シルクシャンプー 300ml ¥4,400

【att】シルクシャンプー

うねりや広がりが気になる髪を、やさしく洗い上げるアミノ酸系シャンプー。うるおいを守りながら洗えるので、ストレート系の施術でダメージが気になる髪も指通りなめらかに。泡立ちもよく、毎日のバスタイムが心地よくなります。

【att】シルクトリートメント 300g ¥4,400

【att】シルクトリートメント

シャンプーとライン使いしたいトリートメント。毛先までうるおいを届けて、しっとりまとまる髪へ。うねりや広がりで毛先がはねやすいストレート毛にもおすすめです。週に数回のスペシャルケアにも使えます。

キュアオイル ¥3,300

キュアオイル

ドライヤー前のアウトバスオイル。熱から髪を守りながら、ツヤとまとまりをプラスします。べたつきにくいテクスチャーで、うねりや広がりを抑えたい方にぴったり。気になる毛先になじませて。

どれもサロンクオリティのケアをおうちで続けられるアイテムです。
ストレートを長持ちさせるなら、毎日のケアこそキレイをキープするための味方になりますよ。

ストレート毛は乾燥や広がりが出やすいので、洗う・うるおす・守るの3ステップでケアするのが理想です。
この3つはまさにそのためのラインなんですよ。
縮毛矯正やストレートパーマをするなら、おうちでのケアまでセットで考えたいです!
まずはシャンプーとオイルから見直してみます。
これなら今日から始められそうです!

縮毛矯正の持ちを良くしてコスパよく続ける方法は、こちらの記事でくわしく解説しています。

よくある質問とまとめ

美容師とカタログを見て笑顔で相談する女性

最後に、縮毛矯正とストレートパーマについてよくいただく質問にお答えしてから、要点をまとめます。

サロンでよくいただくご質問をまとめました。
あなたの迷いと同じものがあれば、ぜひ参考にしてくださいね。

Q. ストレートパーマから縮毛矯正に変えても大丈夫?

はい、ストレートパーマから縮毛矯正へ切り替えても問題ありません。
「思ったより伸びなかった」と感じたら、次回は縮毛矯正にするのもよくある流れです。
髪の状態を見ながら、担当の美容師さんと相談して決めると安心ですよ。

まずはストレートパーマで試して、物足りなければ縮毛矯正という選び方もアリなんですね。
その通りです。
いきなり決めず、少しずつ自分に合うほうを見つけていくのもいい方法ですよ。

Q. どちらもカラーと同じ日にできますか?

髪の状態にもよりますが、同じ日に重ねるより、日にちをずらすほうが髪への負担をおさえられます。
ストレート系の施術とカラーはどちらも髪に負担がかかるからです。
どうしても同日にしたいときは、信頼できる美容師さんに髪の状態を見てもらってからにしましょう。

同じ日にやりたくなりますが、髪のことを考えると分けたほうが安心なんですね。
そうなんです。
お急ぎでなければ、カラーとストレートは1〜2週間ほど間をあけるのが理想。
髪の負担をおさえて、どちらもキレイに仕上がりますよ。

Q. 縮毛矯正でも自然な仕上がりにできますか?

はい、縮毛矯正でも、毛先に自然な丸みを残したナチュラルな仕上がりにできます。
「まっすぐすぎるのが苦手」という方も、伝え方しだいでやわらかい印象に仕上げられます。
カウンセリングで「自然な感じにしたい」と伝えておくのがコツです。

縮毛矯正=ピンとまっすぐ、というイメージでしたが、自然な仕上がりも選べるんですね!
そうなんです。
「ストレートパーマのようなナチュラルさ」を縮毛矯正で出すこともできます。
だからこそ、迷ったら縮毛矯正がおすすめなんですよ。

最後に、縮毛矯正とストレートパーマの違いと選び方をまとめます。
いちばんの違いは「アイロンで固定するかどうか」。しっかり長持ちが縮毛矯正、手軽にナチュラルがストレートパーマでした。

  • クセが強く、しっかり伸ばして長持ちさせたいなら縮毛矯正
  • クセがゆるく、ナチュラルに整えたいならストレートパーマ
  • 髪質改善トリートメントはクセを伸ばすメニューではない
  • 迷ったら縮毛矯正、仕上がりは美容師さんに具体的に相談する

そして何より大切なのは、あなたのクセや髪質をていねいに診て、いちばん合うメニューを一緒に考えてくれる美容師さんに相談すること。
縮毛矯正もストレートパーマも、正しく選べば毎日のヘアスタイルをぐっとラクにしてくれる技術です。
「どっちが合うか分からない」という気持ちごと、一緒に考えてくれるお店を選んでくださいね。

どちらを選ぶか迷ったら、まずはカウンセリングだけでも相談してみてください。
あなたのクセを見て、いちばん合うメニューを一緒に考えますよ。
違いも選び方も分かって、すっきりしました
まずは相談からしてみようと思えました。

縮毛矯正の仕組みそのものやメリット・デメリットを知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

縮毛矯正とストレートパーマの違いで迷うのは、自分の髪を大切に思っているからこそです。
この記事が、あなたにぴったりのメニューを選ぶための一歩になればうれしく思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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