髪がパサパサになる原因と対処法5選【専門美容師の解説】

髪がパサパサになる原因と対処法5選【専門美容師の解説】

髪の毛がパサパサ広がるのが悩み・・なにか良い対策はある?

年々髪がパサつくようになってきた・・潤いのある髪にしたい・・

髪の乾燥や広がり・パサつきにお悩みのご相談をたくさん頂きます。

髪がパサパサするのには様々な原因があり、その原因に合わせた対策をすれば美しくうるおいのある髪を取り戻せます。

本記事では髪のパサパサの原因と対処方法について解説します。

本記事で紹介している内容は自宅で今日から実践できるものも多いので、ぜひ実践ください。

目次

髪がパサパサになる原因

髪がパサつく・はねる女性
  • パーマやカラー等によるダメージ
  • クセやうねり
  • エイジング
  • 摩擦等による切れ毛・枝毛による広がり
  • 髪の乾燥・水分不足

パーマやカラー等によるダメージ

髪がパサつく原因で最も大きな要因となっているのが、髪のダメージです。

カラーやパーマなどを繰り返すことで髪の毛には大きな負担がかかってしまいます。

特に

  • ハイトーンカラー
  • 頻繁な白髪染め
  • セルフカラー

この3つは髪や頭皮への負担が大きいのでなるべく頻度を減らしましょう。

対策方法は

  • カラーやパーマの頻度を減らす
  • 美容室で髪質改善系のトリートメントをしてもらう
  • おうちでヘアケアをこだわる

になります。

おうちでのヘアケア方法などは記事後半で解説しています。

クセやうねり

髪がパサパサしていると感じている人の多くは、実はクセ毛によるものである場合もあります。

日本人の8割は大なり小なりクセ毛だと言われています。
ほとんどの人の悩みの原因は髪のクセによる場合が多いです。

クセ毛外原因によるパサつきは、トリートメントなどでは解消できません。

  • 縮毛矯正をする
  • アイロンでツヤをだす

といった方法で解消していきましょう。

エイジング

年齢を重ねるとと共に髪の毛はやせ細り乾燥しやすくなり、うねりも出やすくなります。

また、傷みやすく繊細な状態になっています。

エイジングによるお悩みはダメージケアや乾燥対策など、総合的に対処していくしかありません。

  • 髪が傷むことをなるべく減らす
  • 縮毛矯正をする
  • おうちでのヘアケアをしっかりする

など、できる対策を全部やっていくことが大切。

摩擦等による切れ毛・枝毛による広がり

  • 過度なブラッシング
  • シャンプーでゴシゴシする
  • 濡れたまま髪を放置する

などによる摩擦ダメージにより、髪のキューティクル(表面のうろこ状のもの)が剥がれてしまい傷みやすくパサつきが出る原因になります。

髪質が細めの人ほど、普段の生活での物理的なダメージによる広がりが大きくなりやすいので特に気をつけましょう。

  • 髪に優しいシャンプーを使う
  • 目の荒いブラシを使う
  • 乾かす前にヘアケア用のオイルをつける

など、髪の毛への物理的ダメージを減らしていきましょう。

髪の乾燥・水分不足

髪がパサパサする原因は乾燥や水分不足と感じる人も多いかと思いますが、意外とこの理由である人は少ないです。

多くの人は先に紹介した事が原因で髪がパサパサすると感じますが、実際に髪の乾燥や水分不足が原因の人もいます。

乾燥が原因の場合は

  • 保湿成分の多いトリートメントを付ける
  • 洗い流さないトリートメントをつかう
  • 部屋を保湿する

といった方法でパサつきを解消できます。

髪のパサパサ改善方法5選

ストレートアイロン施術 美容室
  • 髪に負担がかかることを減らす
  • 縮毛矯正をあてる
  • 物理的ダメージを減らす
  • おうちでのヘアケアをしっかりする
  • ドライヤーやアイロンを変える

髪に負担がかかることを減らす

髪に負担がかかる原因はカラーやパーマなどの薬品によるものが大きいです。

髪を染める頻度を減らしたり、明るめカラーを控えることで髪の毛への負担を減らせます。

また、全体カラーやパーマをする際は、必ず一緒にトリートメントもしてもらいましょう。
カラーやパーマのタイミングでトリートメントをすることで、薬による髪のダメージを軽減する効果があります。

美容室のトリートメントの効果については「美容室のトリートメントは意味ない?美容師が本当に効果のある方法を紹介」で詳しく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。

縮毛矯正をあてる

髪の癖やうねりによるパサパサを解消するには縮毛矯正が必須になります。

乾燥している・・と思ってる人も意外とクセ毛による場合が多いです。

クセ毛には様々な種類がありますが、こういった髪も乾燥ではなく、クセ毛によるものです。

縮毛矯正するだけでパサパサを感じなくなった!という人もたくさんいますよ。

私の髪の場合はどうなんだろう・・?クセ毛なのかな・・?

自分の髪の乾燥の原因がクセ毛によるものなのかは、分からない人がほとんどだと思います。
信頼できる美容師さんに相談してみましょう。

【失敗しない美容室選び】信頼できる美容師の見つけ方【ホットペッパービューティー・インスタグラム】

物理的ダメージを減らす

ほとんどの人が普段の生活で知らない間に物理的なダメージによって髪が傷んだり乾燥してしまっています。

  • シルク素材の枕カバーを使う
  • 目の荒いブラシでとかす
  • 髪を乾かす前にヘアケア用のオイルをつける

この3つの方法で髪の毛への物理的ダメージを減らし、乾燥や傷みを軽減できます。

シルク素材の枕カバーを使う

寝ているときに枕の摩擦ダメージによって髪が傷んだりぱさつく原因になります。

滑りが良く摩擦を軽減してくれるシルク素材の枕カバーに変えるだけで髪への負担を軽減できますよ。

それなら、ナイトキャップでも良いの?ナイトキャップも良いって聞いたんだけど。

ナイトキャップも効果的ですが
見た目がイマイチ・・
・寝ている間に取れてしまいやすい
といったこともあり、個人的には枕カバーから変えるのをオススメしています。

シルク素材の枕カバーは片面シルクのものがおすすめです。

両面シルク素材の枕カバーは滑りやすく、頭がぐらつきやすいので要注意。

髪を結ぶ人はヘアゴムもシルク素材のものやシュシュにするとより効果的ですよ。

目の荒いブラシでとかす

濡れている髪や引っかかりのある状態の髪を無理にとかすと髪のキューティクルが損傷したり剥がれるのでNG

髪のキューティクルが剥がれてしまうと広がりやパサツキの原因になるだけでなく、常に髪が傷みやすい状態になってしまいます。

目の荒いブラシで毛先から少しずつとかしましょう。

髪を乾かす前にヘアケア用のオイルをつける

髪の摩擦ダメージを減らすためには、ヘアケア用のオイルを付けるのも効果的です。

髪のすべりを良くしてくれるのでドライヤー時に髪が引っかかるのを防ぎ、ストレスなく髪を乾かせます。

スタイリング用オイルではなくヘアケア用オイルを使いましょう。

スタイリング用オイルを付けると髪が乾かなくなります。

ヘアケア用のオイルとスタイリング用のオイルの違いについては「ヘアオイルとヘアミルク・ヘアミストの違いと効果的な使い方【美容師の解説】」にて紹介しています。

おうちでのヘアケアをしっかりする

  • シャンプーはとにかく髪に優しいものを
  • 保湿力の高いトリートメントを使う
  • 洗い流さないトリートメントを付ける
  • 髪が濡れたらすぐに乾かす

シャンプーはとにかく髪に優しいものを

毎日使うシャンプーはとにかく髪に優しいシャンプーを使いましょう。

それだけで1年後・2年後の髪のキレイさは格段に変わります。

洗浄成分はアミノ酸系のものを使い

  • コラーゲン
  • シルク

などの保湿成分が入ったシャンプーを使うとパサパサを改善できますよ。

保湿力の高いトリートメントを使う

シャンプーだけで髪の毛のパサつきを抑えるのには限界があります。

そこで、保湿力の高いトリートメントを使って潤いのある髪にしましょう。

しかし、ただとにかくしっとり重視のトリートメントを使うのもNG。

シリコンや油分たっぷりのトリートメントを使うと

  • 髪が乾きづらくなる
  • シャンプーが泡立ちにくくなる
  • べたつきやすくなる

こういったことになりやすいので要注意です。

適度にシリコンも含まれつつ、コラーゲンやシルクなどの重くならない保湿成分が配合されたものを使うと効果的です。

シナジーさんのピースピュアシャンプー、ピースピュアトリートメントは補修成分や保湿成分が高濃度に含まれていて、サラッとしながらしっとりまとまりますよ。

髪の傷みが気になる人や、ベタつかずに髪の乾燥を抑えていきたい人には相性◎

シナジーピースピュアトリートメント

洗い流さないトリートメントを付ける

トリートメントだけでは毛先のパサつきが抑えられない・・

という人も多いかと思います。

そういった人は洗い流さないトリートメントをつけましょう。

特に乾燥が気になりやすい毛先中心に洗い流さないトリートメントで保湿すれば髪のパサつきを格段に減らせます。

洗い流さないトリートメントに関しても、シナジーさんのヘアミルクやヘアオイルがおすすめです。

シナジーさんのヘアミルク「セルキュア」は保湿力が高いだけでなく、髪のダメージケアに特化した成分が高濃度に配合されています。

毎日つけ続けることで確実に髪をきれいにしてくれますよ。

シナジー セルキュア

「シナジー セルキュア」

髪が濡れたらすぐに乾かす

濡れた状態の髪は傷みやすい状態。

そのまま放置しておくと髪が広がったり傷む原因になります。

髪を洗った後はなるべくすぐに乾かしましょう。

  • ヘアケア用オイルをつける
  • 吸水タオルを使う
  • 速乾ドライヤーを使う

こういったことをするだけで髪を乾かす時間を大幅に短縮できます。

髪を乾かすのは本当に面倒なので、こういった時短アイテムを使い効率化していきましょう。

ドライヤーやヘアアイロンを変える

ドライヤーやヘアアイロンなど、髪に熱を与えるものは負担がかかります。

毎日使うものなので、これらを髪に優しいものに変えればそれだけで髪の乾燥・パサつき予防になります。

ドライヤーやヘアアイロンは高価ですが、一度買い換えれば長く使えるので結果的にコスパが良いですよ。

【2024年最新】髪が傷まないストレートアイロン7選【美容師のオススメ】

髪のパサパサに効果的なアイテム3選

洗い流さないトリートメント 洗面台

とにかく髪のパサパサを今すぐなんとかしたい!!一番良いアイテムを教えて!!

こういった人にオススメのアイテムを3つ紹介します。

  • Voiヘアバター
  • シナジー キュアオイル
  • att シルクミスト

Voiヘアバター

Voiヘアバター

とにかく柔らかくて髪がしっとりする使い勝手最高のバーム。

髪のボリュームダウンや束感・ツヤ感のあるヘアスタイルを簡単に作れます。

そのままハンドクリームとして使えるのも特徴。

髪のパサパサが気になる人は、Voiヘアバターをつければ1日中しっとりまとまる髪になりますよ!

つけすぎるとベつくので要注意です。

Voiヘアバターについて詳しく知りたい人は「柔らかくて使いやすい魔法のバーム「Voiヘアバター」の魅力」をご覧ください。

シナジー キュアオイル

シナジー キュアオイル

高濃度の美容成分が配合された美容液タイプのヘアオイル。

  • 乾かすのが早くなる
  • 手触りサラサラに
  • 絶対にベタつかない
  • 香りがとにかく良く香水代わりになる

こういった効果があります。

髪を乾かす前につけることで乾燥を防ぎつつ、指通りの良いサラサラ髪になれますよ。

  • ベタつきが嫌いな人
  • サラサラ髪にしたい人
  • 髪を早く乾かしたい人
  • ヘアケアを頑張りたい人

にとって特にオススメのヘアケアアイテム。

シナジーのキュアオイルについて詳しく知りたい人は「髪の美容液と話題の髪質改善オイル「キュアオイル」の特徴【シナジー】」をご覧ください。

att シルクミスト

髪質改善に特化された美容室で開発されたヘアミスト。

髪のキューティクルをしっかり整えてくれてパサツキや枝毛を格段に減らしてくれます。

ミストタイプで使い勝手が良く、乾かす前だけでなく、朝起きてから寝癖直しとしても使えるスグレモノ。

attシルクミストはヘアケア効果もすごく高いので、毎日寝癖直しやパサつき改善をしながら髪が徐々にきれいになっていきますよ。

ヘアケア以外にも!?髪のパサつき対策にオススメの方法

自然な前髪の女性

髪のパサパサの対策方法は他にもあります。

  • 食生活を変える
  • 睡眠時間をしっかり取る
  • 頭皮マッサージをする

こういった方法で髪の毛そのものを太く傷みにくい状態に近づけます。

一度で効果のある方法ではないですが、毎日続けることで確実に髪の状態が良くなっていきますよ。

食生活に関しては、タンパク質や亜鉛・ミネラルなどを接種するのが大切です。

食事だけで栄養分を摂るのが難しい場合は、サプリを飲むのもオススメですよ。

睡眠時間は7-8時間ほどは寝るようにしましょう。

寝る前に頭皮マッサージをすることで、頭皮の血行が良くなり、寝付きも良くなりますよ。

まとめ

今回は髪の毛がパサパサする原因と対策について紹介しました。

髪の毛がパサパサする原因は

  • パーマやカラー等によるダメージ
  • クセやうねり
  • エイジング
  • 摩擦等による切れ毛・枝毛による広がり
  • 髪の乾燥・水分不足

これらによるものです。

その原因に対して最適な方法をすることで、最短・確実に改善できます。

  • 髪に負担がかかることを減らす
  • 縮毛矯正をあてる
  • 物理ダメージを減らす
  • おうちでのヘアケアをしっかりする
  • ドライヤーやアイロンを変える

今回紹介したこの5つの対策方法をすると髪のパサパサが無くなり、潤いのある髪に戻れますよ。

当ブログではヘアケアの方法や縮毛矯正に関する情報を発信しています。

ぜひ他の記事もご参考にしていただければと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次