お風呂上がり髪を乾かすのが苦痛・・
楽に乾かせる方法が知りたい
いつも髪をかわかすのにすごく時間がかかる・・
早く乾くようになりますか?
髪のお手入れで最も大変なのが「髪を乾かす」ということ。
ほとんどの人がしっかり髪を乾かせていません。
本記事では、髪質改善に特化した美容師が、髪を乾かす時間を劇的に早くできる方法について紹介します。
お伝えした方法を実践して頂き、髪を乾かす時間が半分以下になったという人もたくさんいますよ!
ぜひ最後まで御覧ください。
髪を乾かす時間を半分以下にする方法5選
- 予洗いを1分以上行う
- 軽めのシャンプー・トリートメントを使う
- 速乾効果のあるトリートメントをつける
- キッチンペーパーで水気を取る
- 湿気の少ないところで髪を乾かす
方法①予洗いを1分以上行う
シャンプー前の予洗いとして、お湯で髪を1分以上流しましょう。
できれば3分くらいすると更に効果的です。
お湯で髪に残っている汚れや余分な油分をしっかり落としておくことで、
- シャンプーの泡立ちが良くなる
- 髪がしっかり洗われて乾きやすい状態になる
といった効果があります。
お湯の温度は38度以下にしましょう。
熱いお湯で長時間流すと頭皮や髪に余計な負担がかかったり、乾燥の原因になります。
シャンプーは必要以上にゴシゴシしないようにしましょう。
シャンプーでゴシゴシ洗いすぎても、意外と汚れは落ちません。
過度に強い力でゴシゴシ洗うと、摩擦ダメージによって髪や頭皮が傷む場合もあります。
お湯でしっかり流す代わりに、シャンプーを2回するとかじゃだめなの?
それでも良いですが、予洗いをしっかりしてからシャンプーするほうが効果的です。
まずは髪の毛の汚れをしっかり浮かさないと、シャンプーしても汚れが落ちやすい状態になりません。
汚れが浮いている状態でシャンプーするとしっかりと汚れや油分が落ち、ドライヤーで早く乾きやすくなります。
方法②軽めのシャンプー・トリートメントを使う
シャンプーやトリートメントはなるべくサラッとした軽めの質感のものを使いましょう。
髪が傷んでいる人ほど、油分やシリコンがたっぷり入ったしっとり感の強いシャンプー・トリートメントを使いたくなってしまいます。
一時的に髪はしっとりまとまりやすくなるのですが、ドライヤー時間が長くなり、必要以上に髪にドライヤーの熱を与えることになります。
結果的に髪が傷む原因になるので、油分やシリコンたっぷりの重め質感のシャンプーやトリートメント、ヘアオイルなどのつけすぎには注意しましょう。
軽めのシャンプーってどうやって選べば良い?
私の使っているシャンプーはシリコンや油分が多いのかな?
軽めのものをつけてバサバサになるのも嫌だし・・
丁度良い軽さのシャンプー・トリートメントの選び方って何かありますか?
一つの基準として、静電気で判断する方法があります。
シャンプー、トリートメントのみ付けた状態で、ふとした時に静電気が出るくらいであればベタついていない状態になります。
他にも、乾いている状態でも髪が少しベタッとしているのであれば確実に重めの状態になっています。
その場合は、少し軽めの質感のシャンプーに変えましょう。
オススメの軽め質感シャンプー
髪質改善を得意とする美容師さんがこぞってオススメする美髪シャンプー。
美容成分がふんだんに配合されていて、サラッとしながらも日に日に髪をキレイにしてくれます。
通常のシャンプーはお湯で流すと有効成分がほとんど落ちてしまいますが、こちらのシャンプーは油溶性の成分で作られているため、栄養が抜けづらいのも特徴。
- 髪の傷みが気になる人
- 髪をキレイにしていきたい人
にオススメです。
「髪がサラサラに!?シナジー ピースピュアシャンプーの効果【髪質改善】」
大人気髪質改善サロンで販売されているシャンプー。
補修成分はもちろんのこと、名前の通りシルクやコラーゲンなどの保湿成分がたっぷり配合されています。
サラサラだけどキレイにまとまる、を叶えてくれるシャンプー。
軽めのシャンプーだと髪がまとまりづらい・・という人にもオススメです。
ボタニスト ダメージリペアシャンプー
知らない人はいないほど有名なシャンプー。
特別良いヘアケア成分は配合されていませんが、アミノ酸系の洗浄成分で髪に優しいのが特徴。
さらっとした仕上がりになり、べたつきません。
市販で髪に優しいシャンプーを使いたい人にオススメです!
髪がベタベタになっている場合はどうすれば良い?
油分やシリコンが過剰についた髪はベタつきがなかなか取れません。
こういった場合は、シリコン除去シャンプーがオススメです。
普段のシャンプーで落としきれない汚れや油分をしっかり除去してくれます。
- 重めのシャンプーを使っている
- ヘアオイルやスタイリング剤を毎日付ける
- 髪がベタつきやすい
こういった人は2週間に一回を目安にシリコン除去シャンプーを使って髪をリセットしましょう。
余分な油分がなくなることで、ドライヤーで乾くのが劇的に早くなりますよ。
シリコン除去シャンプーを使用したあとの髪はパサつきやすくなるため、軽めのトリートメントをつけましょう。
何もつけない状態では、引っ掛かりなどの摩擦ダメージによって髪が傷む原因になります。
方法③速乾効果のあるトリートメントをつける
傷んだ髪は水を吸いやすい状態になっているため、なかなか髪が乾きません。
そこで、撥水効果のあるトリートメントをつけましょう。
傷んだ髪は穴が空いたような状態になっています。
その穴に栄養成分が入り、余分な水分を飛ばしやすくしてくれます。
Altoオイル(アルトオイル)
乾かす前に2〜3プッシュほど髪につけてなじませましょう。
その後ドライヤーで乾かします。
熱の力を利用して髪に栄養が吸着してくれるので、ヘアケアしながら乾かす時間を短縮できるアイテム。
髪が全くベタつかずサラッとまとまります。
att シルクアンプル
高濃度の美容成分で作られた「髪の美容液」
3日に1回を目安に、シャンプー後に集中ケアアイテムとして使用します。
髪が早く乾くだけでなく、驚くほど髪が滑らかでまとまりやすくなります。
髪が傷んでいる人ほどその効果を実感します。
方法④キッチンペーパーで水気を取る
タオルで水気をとっても、まだまだ髪には水分が残っています。
そこで、キッチンペーパーで髪を挟んで残っている水気を取ってください。
驚くほど早く髪が乾くようになります。
キッチンペーパーの代わりにティッシュを使っても同じような効果はあります。
お風呂上がりすぐにドライヤーするのは大変ですよね。
キッチンペーパーで水気を取っておくことで、自然乾燥でも髪が乾きやすくなり、後ほどドライヤーする時もかなり楽になります。
方法⑤湿気の少ないところで髪を乾かす
洗面台などの湿気の多いところで髪を乾かすと時間がかかります。
リビングや寝室など、なるべく湿度の低いところで髪を乾かしましょう。
それだけでも髪が乾くスピードは大幅に変わります。
湿度の低いところであれば、髪をしっかり乾かしきれていなくても、自然乾燥で髪が乾いてくれやすいというメリットもあります。
髪を早く乾かすための便利アイテム3選
今回紹介した方法以外にも、さらに髪を早く乾かすために便利なものを3つ紹介します。
- 大風量のドライヤー
- 吸水タオル
- ヘアドライグローブ
大風量のドライヤー
大風量のドライヤーに変えることで髪を乾かす時間を大幅に短縮できます。
マグネットヘアプロドライヤーゼロ
大風量でとにかく軽いのが特徴のドライヤー。
髪を乾かす時のストレスを大幅に軽減してくれます。
プロ仕様なので壊れづらい上、修理サービスが手厚いのも特徴。
美容師さんの愛用者も多いですよ。
風が熱くないので、子どもでも安心して使いやすいのもポイントです。
15通りの温度設定や風量設定で自分好みのドライヤーにできるので、大家族でもそれぞれが好きな風量や温度で乾かせます。
ナノケア EH-NA0J
パナソニックの大人気商品、ナノケアシリーズから大風量のドライヤーが登場しました。
ただ大風量なだけではなく、軽くて使いやすく、髪の毛もしっとりまとまりやすいのが特徴。
丸みのあるデザインが可愛く、家電量販店などでお試しできるのもポイントです。
吸水タオル
吸水タオルを使うと、通常のタオルで水気を取るよりも遥かにしっかりと水分を拭き取れます。
水気を取るのはもちろん、ドライヤーする時間がないときは吸水タオルを髪に巻いておくとその後のドライヤー時間を大幅に短縮できますよ。
オススメの吸水タオルはハホニコさんの「ヘアドライマイクロファイバータオル」
美容室専売品を作っている会社が開発したこともあって、髪の毛のことを考えて作られています。
ただ髪の水分を取るだけでなく、必要以上に髪を傷ませないような作りになっているのも特徴。
ヘアドライグローブ
吸水タオルと同じく、マイクロファイバーなどの素材で作られた手袋。
こちらで髪を触りながら髪を乾かすことで、髪の水分をしっかり取りながら劇的に素早く髪を乾かせるようになります。
ヘアドライグローブそのものがすぐに乾くので、使用後はすぐに閉まっておけるのも嬉しいポイント。
なかなか髪が乾かない原因3選と対策紹介
色んな方法を実践してみたけど、やっぱり髪が乾きづらい・・
いつも髪がベタッとしている気がして、完全に乾かしきれない・・・
こういった人は要注意です。
髪が乾きづらいと
- 必要以上にドライヤーなどの熱で傷みやすくなる
- 濡れた状態で過ごすことが増え、摩擦ダメージも受けやすくなります。
- カラーやパーマ、縮毛矯正がキレイにあたりづらくなる
といったデメリットがあります。
髪が乾かない原因に合わせて対策すれば乾きやすい髪になれるのでご安心ください。
- 油分やシリコンがたくさんついている
- 髪がすごく傷んでいる
- 髪の量が多い
油分やシリコンがたくさんついている
- 油分やシリコンの多く入ったしっとり系のシャンプー、トリートメントを毎日使っている
- 毎日スタイリング用のヘアオイルをつけている
こういった人は、髪に油分がまとわりついてシャンプーが泡立ちにくかったり、乾きづらくなっている可能性が高いです。
特に市販の低価格だけどしっとり感の強いトリートメントにはシャンプーでは落ちにくいシリコンが大量に配合されがちです。
セーターなどを着ても全く静電気が起きないという人は、油分やシリコンが過剰に付いている可能性が非常に高いので要注意。
対策①軽い質感のシャンプー、トリートメントに変える
最も手っ取り早い方法がシャンプーを変えることです。
質感の思いシャンプー、トリートメントの使用をやめて軽い質感のものに変えることで徐々に乾きやすくサラッとした髪になります。
重めのシャンプーを使っている人が軽めのシャンプーに変えると、最初のうちはパサツキを感じたり、物足りなく感じてしまいます。
最初のうちはそれが嫌だと感じるかもしれませんが、徐々に軽めのサラっとした質感に慣れていき、むしろ扱いやすく感じてきますよ。
対策②シリコン除去シャンプーを使う
普段使っているシャンプーのしっとり感は気に入っているから、できれば使い続けたい・・。
軽めの質感のシャンプーに変えたけど、やっぱり髪がパサつく感じがして気に入らない・・。
こういった人は、1週間に1回ペースでシリコン除去シャンプーを使い、余分なシリコンや油分をクレンジングしましょう。
普段のシャンプーでは落としきれないシリコンや油分をしっかり落としてくれる洗浄力の強いシャンプー。
髪のベタつきがなくなり、本来の髪の状態にリセットしてくれます。
毎日使うと髪がぱさついてしまったり傷む原因になるので要注意。
シリコン除去シャンプー以外にも、炭酸シャンプーを使うのも効果的です。
炭酸シャンプーは髪だけでなく頭皮ケアの効果も期待できる上、洗い上がりがスッキリして気持ち良いですよ。
普段のシャンプーと別でこういったクレンジング用のシャンプーも使ってみましょう。
髪がすごく傷んでいる
傷んだ髪は穴が空いたような状態になっていて、水を吸いやすくなります。
- 濡れている状態ではすごく重く感じるのに、乾いたらパサパサになってしまう。
- 濡らしたときに髪がテロンとしている
こういった人は、髪が傷んでいることにより乾きづらくなっています。
対策方法:洗い流さないトリートメントをつける
傷んで乾きにくい髪をキレイにしていくには、洗い流さないトリートメントや集中ケアのトリートメントを使って、ダメージによる穴を塞いでいくのが大切。
補修効果の高いものをつかうことで、髪の毛がしっかりして水を吸いづらくサラッとした質感に変えていけますよ。
先ほど紹介したAltoオイル、attシルクアンプルは補修効果が高く、速乾効果もありコスパもよいのでオススメです。
髪の量が多い
髪の量が多ければ多いほど髪を乾かすのにも時間がかかります。
髪の量が多いと、どうしても洗い残しが増えたりするので、油分やシリコンが髪の残りやすくなるというデメリットもあります。
髪の量が多い人は、減らすしか方法がありません。
髪の毛の量を適度にすきつつ、適正な縮毛矯正をあててもらうことで、風の通りが良くなり、劇的に髪が早く乾きますよ。
ただ量をすくだけでは髪の量が人がってしまったり、パサつきの原因になります。
縮毛矯正をすることで体感的に髪の量がかなり減ったように感じる上、すいた髪もきれいにまとまりやすくなります。
縮毛矯正をあてようかお悩みの人は「縮毛矯正をあてるか迷っている人へ【向いていない人はどんな人?判断基準解説】」をご参考に。
まとめ
今回は髪を乾かす時間を半分以下にする方法について紹介しました。
- 予洗いを1分以上行う
- 軽めのシャンプー・トリートメントを使う
- 速乾効果のあるトリートメントをつける
- キッチンペーパーで水気を取る
- 湿気の少ないところで髪を乾かす
今回紹介した方法は今日から早速実践できるものもたくさんあります。
どれか一つだけでも、今までよりも髪が早く乾くようになるのでぜひ実践してみてください。
また、髪を乾かすための便利アイテムも紹介しました。
- 大風量のドライヤー
- 吸水タオル
- ヘアドライグローブ
この中でも吸水タオルやヘアドライグローブは比較的安価で手軽に購入しやすいので、ぜひお試しください。
まずは、自分の髪が過剰に重く乾きづらい状態になっていないかを知りましょう。
セーターなどを着ても全く静電気が出ない状態であればシリコンなどが過剰についている可能性が高いです。
髪が重くベタついて感じる人は、まずはシリコン除去シャンプーなどを使って余分な油分を除去することから始めましょう。
そして、軽めの質感のシャンプーや速乾効果のあるトリートメントを使いサラッとしつつもまとまりの良い髪にしていきましょう。
本記事では縮毛矯正やクセ、うねりの解消方法
コスパよくきれいな髪で過ごせるようになるための情報を発信しています。
ぜひ他の記事もご参考にしてくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
コメント