クセ毛の人必見！髪がしっとりまとまるヘアミルク5選【美容師のオススメ】

こういったお悩みをお持ちの方が多いです。

クセや乾燥しやすい髪には、保湿力や補修力が高い洗い流さないトリートメントが非常に効果的です。

ただヘアミルクを紹介するだけでなく、あなたの髪質やお悩みに合わせたヘアミルクの選び方も紹介しています。

ぜひ本記事をヘアミルク選びの参考になさって下さい。

クセ毛の人にオススメのヘアミルク5選

• エルジューダ フリッズフィクサー エマルジョン＋
• シナジー　セルキュア
• Oggiotto ヘアセラム　CMCミルキィ
• ORBIS エッセンスインヘアミルク
• リケラエマルジョン

エルジューダ フリッズフィクサー エマルジョン＋

【定価】	¥3,300
【内容量】	120ml
【香り】	フルーティー・フローラル系
【補修力】	★★☆☆☆
【保湿力】	★★★☆☆
【コスパ】	★★★★☆

美容師さんの愛用者も多いミルボンの洗い流さないヘアミルク。

大人気のエマルジョンシリーズから、クセ毛や乾燥毛の人向けに特化したヘアミルクが登場しました。

保湿成分がたっぷり配合されていて、使えば使うほどまとまりやすい髪になるスグレモノ。

香りも強すぎず、ベタつかずサラッとしながらも髪がキレイにまとまります。

補修力はほどほどなので、ハイダメージの人にとっては少し物足りなく感じるでしょう。

美容室専売品になりますが、Amazonなどで購入できるのも特徴。

シナジー　セルキュア

【定価】	¥4,400
【内容量】	150g
【香り】	ローズ・フローラル系
【補修力】	★★★★★
【保湿力】	★★☆☆☆
【コスパ】	★★☆☆☆

髪質改善に特化した美容師さんがこぞってオススメする補修効果がとにかく高いヘアミルク。

希少な補修成分が高濃度に配合されていて、とにかく髪のダメージをケアしながらサラサラとした指通りに仕上がります。

質感はやや軽めなので毎日使用してもベタつかず、髪が乾きづらくなるということもありません。

いつものヘアオイルやミルクではべたついてしまったり、重たく感じてしまうという人にオススメです。

コスパ面が気になる方には、オトクな業務用サイズ【500g ¥11,000】もあります。

こちらは内容量に比べて非常に価格が安いので、リピーター様には特にオススメです。

セルキュアの効果についてもっと詳しく知りたい！という人は「美髪になれると話題のヘアミルク「セルキュア」とは？【シナジー】」を御覧ください。

oggiotto ヘアセラム CMCミルキィ

【定価】	¥3,850
【内容量】	200g
【香り】	イランイラン・オーガニック系
【補修力】	★★★★☆
【保湿力】	★★★★☆
【コスパ】	★★★☆☆

美容室のトリートメントでも人気の高いoggiottoのヘアミルク。

とにかく高保湿で、髪が格段にしっとりまとまります。

いつもヘアミルクをつけているけど全く効果を感じない・・という人にこそオススメです。

oggiottoのヘアミルクはこぼれやすい、使いづらいという声もありましたが、最近ポンプタイプのものが発売されました。

容量も増えてコスパも良くなり、更に使い勝手が良くなっています。

ORBIS エッセンスインヘアミルク

【定価】	¥1,320
【内容量】	140g
【香り】	無香料
【補修力】	★☆☆☆☆
【保湿力】	★★★☆☆
【コスパ】	★★★★★

圧倒的人気のコスパ最強ヘアミルク。

保湿力が高いですが、ベタつかずにサラっとまとまります。

市販で手軽に購入できる上、こちらもオトクな詰替えサイズもあります。

無香料なので、香りの好み関係なく幅広い方にとって使いやすくなっています。

補修力はそこまで期待できませんが、髪の乾燥が気になる人や初めてヘアミルクを使うという人にとっては効果も実感しやすくオススメできます。

リケラエマルジョン

【定価】	¥4,620
【内容量】	200ml
【香り】	フルーティー・フローラル系
【補修力】	★★★★☆
【保湿力】	★★★★★
【コスパ】	★★★☆☆

ダメージなどによる乾燥やエイジング（髪のやせ細り・加齢）のお悩みを解消するために作られた高補修・高保湿のヘアミルク。

柔らかくもちもちとした潤いのある髪に仕上がります。

油分も多めに配合されているので付けすぎるとベタつく場合があるの要注意。

その分、少量でもおどろくほど髪がまとまります。

補修成分も配合されているので、髪の保湿をしながらケアもしっかりしていける万能ヘアミルク。

ヘアミルク比較

	エルジューダ フリッズフィクサー エマルジョン＋	シナジー セルキュア	Oggiotto ヘアセラム CMCミルキィ	ORBIS エッセンスイン ヘアミルク	リケラエマルジョン
定価	¥3,300	¥4400	¥3,850	¥1,320	¥4,620
内容量	150ml	150g	200g	140ml	200ml
香り	フルーティー フローラル系	ローズ フローラル系	イランイラン オーガニック系	無香料	フルーティー フローラル系
補修力	★★☆☆☆	★★★★★	★★★★☆	★☆☆☆☆	★★★★☆
保湿力	★★★☆☆	★★☆☆☆	★★★★☆	★★★☆☆	★★★★★
コスパ	★★★★☆	★★☆☆☆	★★★☆☆	★★★★★	★★★☆☆
おすすめの人	ダメージも少し気になる 髪の乾燥が気になる人	とにかくダメージが気になる人 ベタつきやすい人	髪質太め 乾燥しやすい人 ダメージが気になる人	ダメージはそこまで気にならず、乾燥が気になる人	とにかく乾燥や広がりを抑えたい人。ダメージも気になる人

ヘアミルクの選び方

どれだけ良いヘアミルクだとしても、あなたの髪に合っていなければその効果を発揮できません。

そこで、本記事では髪質やお悩みに合わせたヘアミルクの選び方を紹介します。

ヘアミルクは髪質（髪の太さ）やダメージ度合い、髪年齢（ハリコシがどれくらい残っているか）に合わせて選ぶのが重要です。

以下の問に答えてみてください。

あなたの髪質はどんな感じですか？

①細め

②普通（迷ったらこちら）

③太め（ゴワゴワしている）

あなたの髪の状態はどんな感じですか？一番近いものを選んでください

①カラーも何もしていない地毛

・ダメージはそこまで気になっていない

・やや乾燥している気がする

②定期的にカラーはしている

・パーマや縮毛矯正、ブリーチはしていない

・ダメージも気になるけど、乾燥や広がりも気になる

③ブリーチやパーマ、縮毛矯正をしている

・ダメージ・乾燥や広がりがすごく気になる

・手触りがゴワゴワしている

④定期的に白髪染めを続けている

・以前より髪のハリコシがなくなっている気がする

・乾燥や今までよりも広がりが気になってきた

・トップがペタンとするのも気になる

髪の状態別おすすめのヘアミルク

先程の質問の答えに合わせて下の表を参考にしてみてください。

	①細めの髪質	②普通 （どちらか分からない）	③太めの髪質
①地毛の人 ・ダメージはそんなに気にならない			※たっぷりつける
②カラーをしている ・ダメージが気になる人
③縮毛矯正やブリーチをしている ・ダメージがすごく気になる人
④白髪染めを繰り返している ・エイジング（髪のハリコシがなくなっている）

ヘアミルクの正しい使い方

ヘアミルクは基本的に洗髪後、髪が濡れている状態で毛先や表面など、乾燥や傷みが出やすいところを中心につけます。

濡れている状態でヘアミルクをつけると、成分が髪内部に浸透しやすくなり、保湿効果やダメージ補修効果が最大限に発揮されますよ！

ヘアミルクをつけると、髪を保湿するため、ドライヤーの時間は長くなります。

そのため、なるべく時間短縮したい人は、８割ほど乾かしてから毛先や表面など、乾燥が気になりやすいところを中心にヘアミルクを付けて最後乾かし切るのもオススメですよ！

よくある質問

①乾いた上にヘアミルクを付けても大丈夫？

乾いた状態でヘアミルクを付けても大丈夫です。

朝起きたままの髪は乾燥していることがほとんどです。

ヘアミルクで保湿するのはむしろオススメです。

• 髪が巻きやすくなる（持ちも良くなる）
• 髪が広がりづらくなる
• 髪が潤う

という効果があります。

ヘアミルクをつけてすぐにアイロンすると、髪が濡れていてジュッと言う可能性があります。

ヘアミルクをつけて軽くブラッシングして、少し時間をおくか、ドライヤーでかるく水分を飛ばしてからスタイリングしましょう。

②ヘアミルクの使用量はどれくらい？

ヘアミルクの種類、髪の長さや量によって多少変わりますが

• ショートヘア：1プッシュまたはパール粒1個分
• ミディアムヘア：2プッシュまたは1円玉大
• ロングヘア：3プッシュまたは500円玉大

こちらを目安にしてください。

つけすぎるとべたつきの原因になります。

適量より多めにつけても物足りないという人は、ヘアミルクが合っていない可能性があります。

その場合は少し重めのヘアミルクに変えましょう。

③ヘアミルクとヘアオイルはどう使い分ければ良い？

基本的にはどちらか１つでOKです。

両方使いたい場合は、「夜はヘアミルク」「朝はヘアオイル」といったように使い分けるのもオススメです。

• ヘアミルクは保湿や柔らかさを与えるのが得意で、特にダメージ補修や乾燥対策をしたい方に向いています。
• ヘアオイルは髪にツヤを与えたり、指通りを良くする効果。湿気による広がりを抑えたいときに向いています。

ヘアミルクとスタイリングオイルを両立してスタイリングする場合は

①ヘアミルクで髪を保湿する

②髪を巻く

③ヘアオイル（スタイリング用）でツヤ・束感を出す

という手順がおすすめです。

ヘアオイルやヘアミルクの違いについては「ヘアオイルとヘアミルク・ヘアミストの違いと効果的な使い方【美容師の解説】」で詳しく紹介しています。

こちらの記事もご参考に。

④ヘアミルクは毎日使っても大丈夫？

ヘアミルクは基本的に毎日使って大丈夫です。

特に乾燥が気になる季節やダメージが進んでいるときほど、毎日使用することで髪のコンディションを整えて扱いやすい状態で過ごせます。

ただし、つけすぎるとシャンプーが泡立たなくなったり、ベタつき、髪が乾かなくなるといった場合もあります。

適量を守り、ベタつきを感じるようであれば使用頻度を減らしましょう。

それでもベタつきが取れない場合は、シリコン除去シャンプーなどを使って２週間に１回ほど髪のクレンジングをしましょう。

ヘアミルクを使っても全く広がりが収まらないときは？

その場合は、クセ毛やボリュームが原因である可能性が高いので、縮毛矯正をするのもオススメです。

ヘアミルクで抑えられるのは「乾燥」や「ダメージ」による広がりだけです。

ボリュームダウンしたり、クセを抑える効果はありません。

「縮毛矯正の仕組みとは？メリット・デメリットについて【専門美容師が解説】」

「縮毛矯正をあてるか迷っている人へ【向いていない人はどんな人？判断基準解説】」

髪のお悩みに合わせて最適なケアをすることで、確実・最短で効果を実感できますよ。

ヘアミルクだけではどうしても広がりが収まらないという方は、違う原因があるのでは？と考えるのも大切です。

「【美容師が解説】あなたの髪の悩みが解決しない原因と改善方法」

まとめ

今回はおすすめのヘアミルクについて紹介しました。

髪質改善に特化した美容師が、長年いろんなヘアミルクを使ってきましたが、今回紹介したヘアミルクは補修力、保湿力、コスパ面においてどれもおすすめできるものばかりです！

市販のものから専売品まで様々なものを紹介しましたので、あなたの髪の状態や予算面に合わせて最適なものを使っていただければと思います。

ヘアミルクは商品自体の効果も大事ですが

• 髪質や状態にあったものを使っているか
• 毎日使い続けているか

この３つがキレイな髪のためには重要です。

髪質や状態・お悩みに合わせたヘアミルクをつけて毎日扱いやすくうるおいのある状態をキープしましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。