美容室でトリートメントをしてもらっても、髪を洗ったら結局、元通りに・・意味あるのかな?
美容室でトリートメントを続けているけど、イマイチ髪がきれいになっていく感じがしない・・このまま続けてて良いのかな?
美容室でなんとなくトリートメントをやっているけど、効果がいまいちわからないという人もたくさんいるのではないでしょうか?
それは、あなたの髪のお悩みに合わせたトリートメントができていないからです。
髪のお悩みに合わせたヘアケア・トリートメントをしないと、どれだけ頑張っても効果は実感できません。
トリートメントは美容室によって様々。
内容や効果も格段に違います。
本記事では美容室のトリートメントの効果や、コスパ良く髪がきれいになる方法について紹介します。
なんとなくトリートメントをするのをやめて、効果的に髪をきれいにしていきましょう。
美容室のトリートメントをしても意味がない理由
美容室でトリートメントをしてもらっても効果を感じないのには主に3つの理由があります。
- お悩みに合わせたトリートメントをしてもらっていない
- トリートメントの効果が弱い
- その後のお手入れができていない
お悩みに合わせたトリートメントをしてもらっていない
最も大きな理由はこちらです。
多くの人がダメージが気になるからという理由でトリートメントをしますが、表面の保湿メインのトリートメントをしてもらい、その場しのぎでキレイになっている状態の人がたくさんいます。
- ダメージが気になるなら、ダメージ補修に特化した髪質改善系のトリートメント
- 乾燥やパサツキが気になるなら、保湿に特化した被膜系のトリートメント
こういったように、お悩みに合わせたトリートメントをすることで効果を最大限実感できます。
トリートメントの効果が弱い
美容室でのトリートメントの効果(特に補修力に関して)は効果が弱いところが多いです。
ただ高いトリートメントが良いというわけではありませんが、特に金額の安いトリートメントにはそこまで大きな効果は期待できないでしょう。
美容室によってトリートメントも様々ありますが、昔ながらのトリートメントは効果が弱いものも多いので要注意。
ここ数年登場したトリートメントは、一昔前のものに比べて、補修力や保湿力が良くなってきています。
多少の金額を払ってでも、効果の高いトリートメントをしましょう。
もしくは、そのトリートメントに払う予定のお金でおうちでのヘアケアアイテムにこだわるのもオススメです。
その後のお手入れができていない
美容室でトリートメントをしても、おうちでのヘアケアができていなければその効果はすぐに無くなってしまいます。
美容室のトリートメントは、ダイエットで例えるなら、パーソナルジムでみっちり筋トレするようなイメージです。
おうちでのヘアケアは自宅での筋トレになります。
月に1回だけジムでみっちり筋トレしたとしても、おうちで何もしなければ効果を実感しづらいのと一緒です。
お家でのヘアケアがある程度できている状態で、さらに髪の状態を良くしていくために美容室でのトリートメントもやっていきましょう。
おうちでのヘアケアについては下記の記事で詳しく紹介しています。
「【美容師が教える】縮毛矯正した後に必ずやってほしいヘアケア」
「簡単!安い!手軽なのに劇的効果のヘアケア5選【美容師のオススメ】」
美容師さんがトリートメントを勧める理由
- 売上が上がる(儲かる)
- 施術への安心感が上がる
- トリートメントを勧めるよう教育されてきたから
美容師さんがトリートメントを勧めるのにはこういった理由があります。
売上が上がる(儲かる)
美容師さんもあくまで商売なので、トリートメントをしてくれたほうが売上が上がります。
それがお給料に反映されるお店も多いので、売上アップ目的もありトリートメントを勧めるのが本音です。
中には、トリートメントのことをしっかり説明せず、ただ売上を上げたいがために効果のないトリートメントを勧める美容師さんもいるので注意しましょう。
施術への安心感が上がる
売上目的という本音もありますが、お客様にトリートメントをしてもらうことにより
- パーマやカラーなどで髪が傷むリスクを減らせる
- 後日ご来店時の髪の状態が悪くなりづらい
といったことから、美容師さん自身が施術しやすくなります。
- 髪が傷んだ状態
- 髪に負担のかかる技術
に関しては美容師さん側からしてもリスクが大きくなります。
お客様の髪をきれいにするためだけでなく、美容師さん自身が施術しやすくなるためにトリートメントをしてほしいというのもあります。
トリートメントを勧めるよう教育されてきたから
「美容室ではトリートメントをした方が良い」
なんとなくそう思っている人も多いのではないでしょうか?
同じように、美容師さんも先輩美容師さんから
「なるべくトリートメントはしてもらった方が良い」
「売上アップのためにトリートメントを提案すべき」
といった教育を受ける場合が多いです。
その結果、トリートメントの効果や成分など詳しく知らないまま、なんとなく固定概念でトリートメントを提案している美容師さんもいます。
こういった理由はあり、多くのお客様が髪のお悩みに合わせたトリートメントができていないというのがあります。
本来、美容室でのトリートメントは髪のお悩みに対して最適なものをすれば、ご自宅でのケアではできないほどの効果があります。
なんとなくでトリートメントをするのだけは気をつけましょう。
美容室のトリートメントの効果を最大限発揮するための方法
- ダメージケア
- ダメージ予防
- 保湿
トリートメントには主にこの3つの効果があります。
この中で、ダメージ予防というのが美容室のトリートメントの最大の効果です。
髪に負担がかかるメニュー(カラーやパーマ・縮毛矯正など)をする場合は、基本的にトリートメントをされるのがオススメです。
髪の毛は本来、弱酸性なのですが、カラーやパーマ剤などに含まれるアルカリ剤によってアルカリ性になります。
美容室でのトリートメントは酸性のものが多く、薬剤などでアルカリ性になってしまった髪を弱酸性に戻す効果があります。
その結果
- パーマやカラーが長持ちする
- 残留アルカリをなくして髪のダメージを抑えられる
といった効果があります。
トリートメントがダメージ予防になるのは分かったけど、もっとキレイにしていきたい場合はどうすれば良いの?
そういった場合は、内部補修をメインとした髪質改善トリートメントをしていきましょう。
トリートメントは大きく2種類に分かれる
- ファンデーションタイプのトリートメント
- 美容液タイプのトリートメント
傷んだ髪というのは、お肌で例えると「肌荒れしている」状態。
その肌荒れに対して、ファンデーションを上から重ねるタイプのものと、美容液で治療していくタイプのものがあります。
ファンデーションタイプのトリートメント
多くの美容室で昔からあるシステムトリートメントの殆どはこちらになります。
見た目がキレイになり、しっとり感やまとまりを感じやすいのが特徴。
その反面、内部補修する効果はかなり弱いので、シャンプーすると徐々に取れていきます。
美容液タイプのトリートメント
髪質改善トリートメントと呼ばれるものの多くはこちらのタイプのものが多いです。
傷んだ髪に必要な栄養などをしっかり補給して髪に定着させるため、ダメージケアの効果や持続性が格段に高いのが特徴。
その反面、しっとり感は少なく見た目や手触りとしては効果を実感しづらいというのがあります。
迷ったら美容液タイプのトリートメントをするのがオススメ。
どういったトリートメントをすれば良いのか分からない・・という人は、美容液タイプの内部補修をメインとしたトリートメントをしましょう。
ファンデーションタイプのトリートメントというのは、市販やお家でも似たような効果を得やすいですが、髪質改善トリートメントは自宅で行うの/は難しいです。
- 美容室で髪質改善トリートメントをして内部補修。
- お家でファンデーションタイプのトリートメントで保湿をしっかりする
こうすることで、トリートメントの効果を最大限実感しやすくなります。
おうちでも髪質改善のようなものはできない?
髪のダメージが気になるからお家でもしっかりケアしていきたいんだけど、髪質改善は美容室でしかできない?
美容室での髪質改善トリートメントほどではないですが、補修成分が高濃度に配合された商品もあるので、それらを使うことで自宅でも髪の状態を良くしていけますよ。
「髪がサラサラに!?シナジー ピースピュアシャンプーの効果【髪質改善】」
「美髪になれると話題のヘアミルク「セルキュア」とは?【シナジー】」
シナジーさんの商品は髪質改善効果の高い商品ばかりで、多くの髪質改善美容師さんが絶賛しています。
シナジーさんの商品はこちらのサイトからネット購入可能です。
美容室のトリートメントとお家でのヘアケア、どちらが大事?
美容室でトリートメントを頑張るのと、おうちで使うシャンプーを良いものに変えるならどちらの方が良いですか?
まずはおうちでのヘアケアからこだわりましょう。
特にシャンプーを変えたり、洗い流さないトリートメントを使うのは効果を実感しやすいですよ。
その上で
- もっと髪をきれいにしていきたい
- 髪の傷みが気になるからなんどかしたい
こういった人は美容室でも定期的にトリートメントしていきましょう。
まとめ
今回は美容室のトリートメントの効果について紹介しました。
美容室のトリートメントは、お悩みに対して最適なものをしてもらうことでその効果を最大限に実感できます。
しかし、多くの人が
- お悩みに合わせたトリートメントをしてもらっていない
- トリートメントの効果が弱いものをしてもらっている
- その後のお手入れができていない
こういった理由により、トリートメントの効果をイマイチ実感できていません。
美容師さんに中には、商売でなんとなくトリートメントを勧めている人もいるので注意しましょう。
髪のことやトリートメントに詳しい美容師さんとしっかり相談して行うことが大切です。
トリートメントはどんな薬をどのようにつけるかなど、美容師さんの知識や技術面で大きな差があります。
信頼できる美容師さんにお願いしてきれいな髪を維持していきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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