縮毛矯正をあてたけど、その後のお手入れはどうすれば良いんだろう?
いつも通りで良いのかな?
縮毛矯正した髪は、その後のヘアケア次第で持ちやキレイさが格段に変わります。
本記事では、縮毛矯正したあとに必ずやってほしいヘアケアの方法について紹介します。
- 縮毛矯正したあとに傷みを感じる
- いつも縮毛矯正しても持ちが悪い
- 髪の毛がバサバサになる、広がる
特に、縮毛矯正したけどすぐに取れてしまったり、バサバサ広がってしまう・・お悩みがある人は必見の内容です!
ぜひ最後までご覧ください。
縮毛矯正した後に必ずやってほしいヘアケア
- お湯の温度を下げる
- 良いシャンプーを使う
- 洗い流さないトリートメントをつける
- ドライヤーで丁寧に乾かす
お湯の温度を下げる
お湯の温度が高いと頭皮や髪が乾燥しやすくなります。
お湯の温度は37度〜38度を目安にしましょう。
最も手軽にできるヘアケア方法ですが、これだけでも髪を洗った後のうるおい加減が変わりますよ。
良いシャンプーを使う
縮毛矯正した髪は見た目はキレイなストレートの状態になりますが、実際は縮毛矯正前よりも傷んだ状態。
乾燥しやすく、やや傷みやすい状態になっています。
そのため、洗浄力の優しいアミノ酸系・ベタイン系の洗浄成分で作られたシャンプーを使いましょう。
市販シャンプーに多い、高級アルコール系やオレフィン系のものは、洗浄力が高く縮毛矯正した髪との相性は×。
縮毛矯正した髪と相性の良いシャンプーの代表例
シナジー ピースピュアシャンプー(アミノ酸系+ベタイン系)
縮毛矯正・髪質改善に特化した美容師さんが開発したシャンプー
縮毛矯正した髪に必要な成分が超高濃度で配合されています。
お湯で流しても髪に残り続ける成分ばかりで作られているので、ヘアケア効果が超持続。
ベタつかず乾くのも早くなり、さらっとした質感になります。
oggi otto シャンプー(アミノ酸系+ベタイン系)
トリートメント成分がとにかく高配合のシャンプー。
シャンプータイプのトリートメントという印象です。
縮毛矯正した髪との相性が非常に良いですが、毎日使うには少し重過ぎるので、週1くらいの利用がオススメ。
ボタニスト ダメージケアシャンプー(アミノ酸系メイン)
洗浄力や泡立ちもよく、補修成分もしっかりと配合された市販の中では非常にコスパの良いシャンプー。
今のシャンプーがイマイチ・・。
市販で何か良いものがないかお探しという方は、まずこちらを使ってみてください。
また、洗い方も大切です。
ゴシゴシ洗うのではなく、しっかりと泡立てて優しく洗うようにしましょう。
洗い流さないトリートメントをつける
洗い流さないトリートメントをつけることで
- 毛髪補修・補強
- 髪の毛の保湿
- 摩擦予防
- ドライヤーやアイロンの熱から守る
- 紫外線対策
といった効果があります。
髪を乾かす前やお出かけ前に洗い流さないトリートメントをつけることで、縮毛矯正したキレイな状態をキープしやすくなる効果も。
洗い流さないトリートメントはシャンプーやトリートメントと違って、一回の使用量が少なく、コスパが良いのが特徴です。
ヘアケアを何から始めれば良いかわからないという方は、まずは洗い流さないトリートメントから使ってみましょう。
洗い流さないトリートメントは何がオススメ?
洗い流さないトリートメントは主に3つ
- ヘアミスト(化粧水のようなイメージ)
- ヘアミルク(乳液のようなイメージ)
- ヘアオイル(ファンデーションのようなイメージ)
があります。
肌と同じように、髪につける手順としては
ミスト→ミルク→オイル
の順番でつけましょう。
洗い流さないトリートメントについて詳しく知りたい人は「ヘアオイルとヘアミルク・ヘアミストの違いと効果的な使い方【美容師の解説】」をご参考に。
ドライヤーで丁寧に乾かす
濡れている状態の髪は傷みやすく摩擦にも弱く繊細な状態。
そして、実はほとんどの人がちゃんと髪を乾かせていません。
- 髪が濡れた後はすぐに乾かす。
- なるべく髪に熱を当て過ぎないようにする。
この2点には特に注意しましょう。
洗い流さないトリートメントをつけたあとは、手ぐしで丁寧にとかしながら乾かしましょう。
ドライヤー時間を短縮できる便利なアイテム
①低温・爆風ドライヤー
最もおすすめはマグネットドライヤーゼロ。
とにかく髪が圧倒的に早く乾きます。
非常に軽く、持っていても手が疲れないのも特徴。
多くの美容師さんが愛用しているドライヤーです。
プロ用なので保証サービスがよく、壊れにくいという特徴もありますよ。
②吸水タオル
吸水タオルでしっかり水気を切っておくことで、ドライヤーで乾かす時間を大幅に短縮できます。
オススメはハホニコ ヘアドライマイクロファイバータオル。
とにかくふわふわで肌触りも良く、髪の水分をしっかりと吸ってくれますよ。
縮毛矯正した後のヘアケアをしなかったらどうなる?
縮毛矯正をあてたての髪はすごくキレイな状態。
その状態をキープできるかどうかはヘアケア次第です。
ヘアケアを怠ると、縮毛矯正そのものは取れないのですが、ダメージや乾燥により髪の毛が広がったり、枝毛が増えてバサバサに・・。
それが気になるからといって、再び縮毛矯正で毛先まで無理やりストレートにする。
一時的にはきれいにまとまるようになりますが、髪はさらに傷んだ状態に・・。
以前よりさらに縮毛矯正の持ちが悪くなります。
そして、最終的には傷み過ぎていることが原因で縮毛矯正を断られるようになったり、無理やり縮毛矯正をした結果、髪がチリチリになってしまうことも。
こういった悪循環にハマってしまうと、再びキレイな状態になるまでにすごく時間がかかってしまいます。
縮毛矯正した後にヘアケアをしっかりやっている人は縮毛矯正が取れたり、時間が経っても毛先が広がってきたりしないので、基本的に伸びてきた根本のみ縮毛矯正をすればOK。
そのため、髪の毛に負担がかかるのも一度きり。
縮毛矯正した後はヘアケアをしっかりとして、良いサイクルをつくることが大切です。
さらに効果を実感できるプラスαのヘアケア
- ナイトキャップをかぶる
- アイロンにこだわる
- ヘアカラーの頻度を減らす
ナイトキャップをかぶる
ナイトキャップをかぶることで夜寝ている時、髪の毛への摩擦を減らす効果があります。
見た目的には何度も言えない感じになりますが、髪の毛への刺激は圧倒的に緩和されますよ。
アイロンにこだわる
- 傷みにくいアイロンに変える
- アイロンを使う頻度を減らす
- 低温(140度〜160度)で巻く
この3つを意識しましょう。
髪が傷みにくいオススメのアイロンはRefaのカールアイロン。
縮毛矯正で乾燥しやすくなった髪との相性が非常に良いアイロンです。
髪が引っかかりづらく巻きやすい上、髪の毛がぷるんとした質感になりますよ。
ヘアカラーの頻度を減らす
特にハイトーンカラーをしている人は、カラーの頻度を減らすことによって髪の毛への負担を減らせます。
カラーの頻度を減らす方法としては
- 2回に一回は根本のリタッチだけにする
- なるべく暗めのカラーにして色持ちをよくする
- 定期的にカラーシャンプーを使って色補充をする
といった方法があります。
カラーの頻度を減らすことで美容室代を浮かすこともできますよ!
実は間違い?!縮毛矯正した髪にNGのヘアケア
- 過度なブラッシング
- オイルをつけ過ぎる
過度なブラッシング
髪の毛に対して過度なブラッシングをすると、キューティクルが剥がれてしまい枝毛や切れ毛の原因に。
- 引っかかるのに無理やり溶かす
- 根元から強引にとかす
- 髪が乾燥している状態でとかす
こういったことはNG。
目の粗いブラシで毛先から優しくとかすようにしましょう。
オイルをつけ過ぎる
髪が乾燥するからといってオイルのつけ過ぎはNG。
髪が乾きづらくなります。
髪が乾きづらくなると、ドライヤーの熱ダメージを必要以上に受けやすくなり、結果的に髪が傷む原因に・・。
特にN.やトラックオイルなどの重めのスタイリングオイルは、シャンプーしても取れづらいのでつけ過ぎに注意しましょう。
縮毛矯正をする時に気をつけること
縮毛矯正の持ちを良くするためのヘアケアも大切ですが、なによりもたいせつなのはキレイに縮毛矯正をあててもらうこと。
縮毛矯正をキレイにあててもらうために大切なことは3つ。
- 髪の毛をすき過ぎない
- ブリーチやハイトーンカラーを控える
- 上手な美容師さんにお願いする
髪の毛をすき過ぎない
すきすぎた髪の毛は縮毛矯正しても広がりやすくなります。
髪のボリュームが気になる人は、先に縮毛矯正をして、それでも気になったところだけをすいてもらうようにしましょう。
ブリーチやハイトーンカラーを控える
ブリーチやハイトーンカラーと縮毛矯正を両方やると髪の毛に大きな負担がかかります。
その状態でキレイな髪を維持するのはとても大変。
縮毛矯正したキレイな状態を保ちたい人は、なるべくブリーチやハイトーンカラーを控えましょう。
上手な美容師さんにお願いする
縮毛矯正は髪の毛の整形技術。
担当する美容師さんの腕次第で仕上がりや持ち・髪の毛への負担は圧倒的に変わります。
縮毛矯正をあててもらう時は、必ず信頼できる美容師さんにお願いしましょう。
信頼できる美容師さん・縮毛矯正の上手な美容師さんの探し方については「【失敗しない美容室選び】信頼できる美容師・美容室の見つけ方」を参考に。
縮毛矯正した直後にやらない方が良いこと
- ゴシゴシ洗う
- 濡れたまま過ごす
- 髪を強く結ぶ
- 温泉、プール、海に行くのを控える
- ブリーチやハイトーンカラー
- 髪を巻く
縮毛矯正した直後の髪は本来の弱酸性から少しアルカリ性に偏っていて不安定な状態。
縮毛矯正した後、1週間は髪の毛に負担のかかることや、形がつくようなことはなるべく控えましょう。
縮毛矯正した後に傷みを感じてきた時の対処法
縮毛矯正をした後のヘアケアを頑張っているはずなのに傷みが気になってきた・・
そういった方の原因は
- 縮毛矯正で必要以上の負担がかかっている
- 日常生活や美容室でのカラーなどで髪に負担がかかっている
このどちらかです。
特に髪質の細い人・エイジング毛の人ほど髪の毛の傷みを感じやすいので
- アイロンを使う頻度を減らす
- 良いドライヤーやアイロンに変える
- 美容室のトリートメントで集中ケアをする
- 縮毛矯正の頻度を伸ばす
こういった方法を実践してみましょう。
それでもどうしても髪が傷んでしまう・・という人は、縮毛矯正で必要以上の負担がかかっている可能性が高いです。
特に、毛先がチリチリしてしまっている人や、縮毛矯正がすぐに取れたような気がするという人は、思い切って別の美容師さんに相談してみるのも良いかもしれません。
まとめ
今回は縮毛矯正した後に必ずやってほしいヘアケアについて紹介しました。
縮毛矯正した髪は、見た目に反して実際は負担がかかっている状態。
毎日のケアを続けるかどうかで半年後・一年後の髪が圧倒的に変わります。
- お湯の温度を下げる
- 良いシャンプーを使う
- 洗い流さないトリートメントをつける
- ドライヤーで丁寧に乾かす
まずはこのあたりから実践してみましょう。
お湯の温度とドライヤーで丁寧に乾かすのは、今日からすぐに実践できることなので、ぜひやってみてください!
縮毛矯正したあとのヘアケアを怠ると、どれだけキレイなストレートを当ててもらっても日に日に髪の毛はバザバサに広がってしまいます。
その広がりを抑えるために縮毛矯正を当て直すのはNG。
もっと傷んで広がる悪循環に陥ります。
①信頼できる・上手な美容師さんに縮毛矯正してもらう
↓
②毎日ヘアケアをする
↓
③定期的に伸びてきた根本だけを縮毛矯正する
このサイクルを続けることで、ずっとキレイで扱いやすい髪をキープできます。
髪がキレイだと気分が上がりますよね。
さらに、周りから褒められたりするとさらに嬉しい気持ちになれます。
そういった髪になれるような情報を発信しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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