
最近、髪を触るたびに指が引っかかってゴワゴワする…昔はもっとしっとりしていたのに、なんでこんなに手触りが悪くなったんだろう?
朝のスタイリングが決まらない、毛先がパサパサと広がる、手ぐしを通すと引っかかる・・そんな経験はありませんか?
実は30代後半〜40代の女性の髪は、20代の頃と比べて「ごわつきを感じやすい構造」に変化していくことが研究でわかっています!



原因を知らないままケアを続けても、ごわごわはなかなか改善しません。
ですがご安心ください。
髪のごわごわ・ごわつきは、原因に合った正しいケアをすれば必ず改善できます。
- 朝のスタイリングが毎日きまらない30代・40代女性
- 毛先のパサつきとごわつきに悩んでいる方
- シャンプーやトリートメントを変えても改善しない方
- 髪が硬くなって若い頃と質感が違うと感じる方



でも、原因が1つじゃなさそうで、何から手をつければ良いか分かりません・・



同じように髪のごわつきに悩む女性はたくさんいらっしゃいます。
ですが、ごわごわは原因に合った正しいケアをすれば必ず改善できますよ。
今回は30代・40代女性に多い髪のごわつきの原因と対策について、しっかり解説していきます!
本記事では、髪質改善特化美容師が、髪がごわごわする本当の原因と自宅で実践できる正しい改善ケアをわかりやすく紹介します。
髪のパサつき全般の原因と対策をより詳しく知りたい方は「髪のパサパサを治す方法【美容師が教える即効ケア】」も併せてご覧くださいね。
髪がごわごわする【本当の原因】3選





毎日同じケアをしているはずなのに、なんで急にごわつきが目立ち始めたんでしょうか?



30代以降のごわごわは、「長年のダメージ蓄積」「加齢による髪質変化」「シャンプーの洗浄力過多」の3つが大きな原因になっていることがほとんどです。
【原因①】長年のダメージ蓄積でキューティクルが損傷している


1つ目の原因は、長年のヘアカラー・縮毛矯正・ブリーチ・ヘアアイロンによるキューティクルの損傷です。
キューティクルは髪の表面を覆うウロコ状の保護膜で、髪の水分や栄養を内部に閉じ込める役割を持っています。
このキューティクルが薬剤や熱で傷ついて剥がれていくと、内部の水分とタンパク質(CMC)が流出し、手触りがゴワゴワになってしまいます。



カラーは2か月に1回、縮毛矯正は半年に1回くらいなんですが、それでもダメージ蓄積になりますか?



はい、頻度は決して多くなくても、施術が5年・10年と積み重なると毛先のダメージは確実に蓄積していきます。
特に30代以降は髪の修復力そのものが落ちていくので、若い頃と同じ施術頻度でもごわつきが目立ちやすくなるんです。
【原因②】30代以降のホルモン変化で髪の脂質が減少している


2つ目の原因は、30代以降の女性ホルモン(エストロゲン)の変化です。
エストロゲンは髪のハリ・ツヤ・しなやかさを保つ大切なホルモンですが、30代後半からゆるやかに減少し始め、40代に入るとさらに減少スピードが加速します。
このとき同時に、髪の内部にある「遊離脂質(CMC)」と呼ばれる潤い成分も減少するため、髪が水分を保てなくなり、パサつき・ごわつき・うねりが一気に目立ち始めます。



じゃあ、もう年齢のせいだから諦めるしかないってことですか?



ホルモンが原因なのは大きいですが、決して『年齢のせい』だけではないのでご安心ください。
失われていく脂質・タンパク質は、日々のヘアケアで外側から補うことが十分に可能です。
むしろ30代・40代こそ、適切な補修ケアを始めれば手触りは劇的に変わりますよ。
【原因③】洗浄力が強すぎるシャンプーで栄養が抜けている


3つ目の原因は、洗浄力が強すぎるシャンプーで髪の内部成分まで流れ出していることです。
市販シャンプーの多くに使われている「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」「オレフィン系」などの強洗浄成分は、頭皮の皮脂と一緒に髪のCMCやタンパク質まで一緒に洗い流してしまいます。
つまり、「ごわつくから」→「しっかり洗う」→「栄養が抜ける」→「もっとごわつく」という悪循環が起きているんです。



シャンプーの裏面なんて見たこともなかったです・・自分が使っているのも該当するかも。



ドラッグストアの1,000円以下のシャンプーの大半は、強洗浄成分が筆頭に入っています。
30代・40代の髪には、アミノ酸系やベタイン系のマイルドな洗浄成分に切り替えるのが、ごわつき改善の最初のステップです。
シャンプーボトル裏の成分表を確認してみてください。「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」が成分表の先頭に書かれていたら、洗浄力が強めのシャンプーです。アミノ酸系(グルタミン酸系・ベタイン系など)が先頭のものに変えると、ごわつきが改善しやすくなりますよ。
こんな方は要注意!
- シャンプー後に髪がきしむ感覚がある
- 1日に2回以上シャンプーしている
- シャンプーを手のひらで泡立てずに頭頂部に直接つけて洗っている
- 市販シャンプーを5年以上同じものを使い続けている
実践できる!髪のごわごわ改善ケア【5つのコツ】





原因はわかりました。じゃあ、何から始めれば一番効果が出やすいですか?



まずはシャンプー選びから見直すのが最優先です。
髪の根元から毛先までが毎日洗われるシャンプーを変えるだけで、2〜3週間で手触りが変わってくる方も多いですよ。
【①シャンプー選び】補修系・アミノ酸系で髪の内部から立て直す


髪のごわつき改善で一番効果が大きいのが、マイルドな洗浄成分+補修成分のシャンプーに切り替えることです。
具体的には、以下のポイントに注目して選んでみてくださいね。
- アミノ酸系・ベタイン系の洗浄成分(ココイルグルタミン酸・コカミドプロピルベタインなど)が筆頭に入っている
- シルクタンパク・加水分解ケラチン・CMC補修成分が配合されている
- ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲンなどの保湿成分が入っていると◎
- 「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」が筆頭成分でないものを選ぶ



「カラーをやめても髪がごわついたまま」とおっしゃっていた40代のお客様がいたので、シャンプーを確認したところ、ラウレス硫酸Naが筆頭の市販シャンプーを10年以上使い続けていらっしゃいました。
シルクタンパク系のシャンプーに切り替えていただいたところ、3週間後には「朝のスタイリングが本当にラクになった」と喜んでいただきました。



シルクタンパク系のシャンプーって、具体的におすすめはありますか?



30代・40代女性の髪のごわつきには、attのシルクシャンプーが特におすすめです。
実際に使用されたお客様からの口コミが圧倒的に良く、2週間ほどで手触りが変わったと感じる方が多い製品ですよ。
【att】att シルクシャンプー 300ml ¥4,400


シルクタンパクが髪をコーティングしながらやさしく洗浄する、上質なヘアケアシャンプー。
洗浄力がマイルドなので、ごわつき・パサつきが気になる30代以降の髪にぴったり。
洗い上がりはツルンとした手触りで、ドライヤー後のまとまりが格段に変わります。
アミノ酸系シャンプーについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
▶ 【専門美容師が厳選】髪に優しいアミノ酸系シャンプー10選
【②トリートメント】CMC・ケラチンで失われた栄養を補う


シャンプーを変えたら、次は毎日のトリートメントで失われた栄養を補修することがとても大切です。
30代以降の髪は、内部のCMC(細胞膜複合体)・ケラチンタンパク質が確実に減少していきます。
このまま放置すると、髪はストローのようにスカスカの状態になり、水分を保てずゴワゴワが悪化していきます。
選ぶときは、「加水分解ケラチン」「セラミド」「ヒアルロン酸」「アルガンオイル」などの補修・保湿成分がしっかり配合されたものを選びましょう。



トリートメントってつけてもすぐに流しちゃうけど、ちゃんと効いてるんでしょうか?



正しい使い方をすれば、しっかり効きますよ。
ポイントは「最低でも3分、できれば5分は置く」ことです。
毛先を中心に揉み込んで、タオルで包んで湯船に浸かりながら待つと浸透力が上がります。
【③ヘアオイル】キューティクルを密着コートしてゴワつきを抑える


シャンプー・トリートメントで髪の内側を立て直したら、次はヘアオイルで外側を密着コーティングしていきます。
ヘアオイルは、化粧品でいうと「乳液+日中の保湿クリーム」のような存在。
傷ついたキューティクルの隙間を埋めて、外からの摩擦・乾燥・熱ダメージから髪を守ってくれます。
使うタイミングは「タオルドライ後」と「ドライヤー前」の2回。
毛先中心に少量ずつなじませると、ベタつかずに保湿効果だけ受けられますよ。



朝のスタイリング時にもヘアオイルって使っていいんですか?



もちろんです!
朝もアイロンやコテを使った後にワンプッシュつけておくと、摩擦ダメージなどから髪を守りつつツヤとまとまりも出るのでおすすめですよ。
【④ドライヤー】正しい乾かし方でツヤとまとまりを取り戻す


どれだけ良いシャンプーやオイルを使っても、乾かし方が間違っているとごわつきは改善しません。
① タオルドライで水分を吸い取る
ゴシゴシこするのはNG。
やさしくタオルで挟んで押さえるように水分を吸わせます。
② 根元から乾かして、最後に毛先
ドライヤーの風は頭皮と根元から先に当てて、毛先は最後。
毛先を最初に乾かすと、根元が濡れたままで乾燥のしすぎが起きやすくなります。
③ 仕上げに冷風を当ててキューティクルを引き締める
最後の30秒だけ冷風モードに切り替えて、キューティクルを閉じればツヤとまとまりがしっかり出ます。



自然乾燥のほうが髪に優しいって聞いたことがあるんですが、本当ですか?



実は逆で、自然乾燥のほうが髪は傷みます。
髪が濡れている状態はキューティクルが開いて栄養が抜けやすく、雑菌も繁殖しやすい状態です。
シャンプー後は20分以内に完全に乾かすのが、ごわつきを増やさない鉄則ですよ。
髪を乾かす時間を短縮したい方は、こちらもご参考にどうぞ。ドライヤー時間を半分以下にするコツを美容師の目線でお伝えしています。▶ 【美容師が教える】髪を乾かす時間を半分以下にする方法
【⑤ナイトケア】寝ている間の摩擦と乾燥から髪を守る


意外と見落とされがちですが、寝ている間の摩擦と乾燥もごわつきの大きな原因です。
人は一晩で20〜30回寝返りを打つと言われています。
その都度、綿の枕カバーや乾燥した寝室の空気で髪は摩擦と乾燥のダメージを受け続けています。
対策はとてもシンプルです。
シルク・サテン素材の枕カバーに変えるか、ナイトキャップを被って寝るだけ。
これだけで朝のごわつきが大きく改善する方が本当に多いです。



ナイトキャップって、本当に効果があるんですか?髪型が崩れそう・・



はい、効果は驚くほどあります。
「枕カバーをシルクに変えただけで朝の髪のごわつきが減った」というお声を本当に多くいただきます。
特に乾燥する冬場や、髪が長い方ほど効果を実感しやすいですよ。
髪の乾燥がすごく気になっていて、色々試してみたけどなかなか実感できない・・という人は、合わせてこちらの記事もぜひご覧ください。
▶ 【乾燥対策】パサパサ髪が広がるのを確実に改善できるヘアケア方法5選
まとめ:30代・40代の髪のごわごわは今日から変えられる!できることから始めよう





原因も対策もわかりました!今日からできることから始めてみます。



まずはなにか一つでも良いので、できることからやってみてくださいね。
この記事でお伝えしたことをまとめます。
① 長年のダメージ蓄積でキューティクルが損傷している
カラー・縮毛矯正の頻度を見直し、補修系のヘアケアでケアを始めましょう。
② 30代以降のホルモン変化で髪の脂質が減少している
失われた成分は外側からのケアで十分に補えるので、年齢のせいだと諦めないでください。
③ 洗浄力過多のシャンプーで栄養が抜けている
「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」が筆頭のシャンプーは、アミノ酸系・シルク系のものへの切り替えを検討してみてください。
④ 改善ケアの5つのコツを今日から実践
シャンプー選び→トリートメント→ヘアオイル→ドライヤー→ナイトケアの流れを習慣にすれば、3か月後の髪は今と全く違う手触りに変わっていきます。



髪は毎日の積み重ねが本当に大切です。
まず1つだけ、今日から変えてみてくださいね。
小さな変化が、3か月後のあなたの髪を大きく変えていきますよ。
髪のごわつき・パサつきに関連する記事は、以下もあわせてご覧ください。






最後まで御覧頂きありがとうございました。








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