
そろそろ紫外線が気になる季節…。
髪までUV対策って必要なのかな?
5月のゴールデンウィークが過ぎたあたりから、急に日差しが強くなってきましたよね。
顔やお肌のUV対策はバッチリでも、「髪のUVケア」までは手が回っていないという女性、実はとっても多いんです。
髪はお肌の何倍もの紫外線を浴び続けていて、無防備に放置すると夏が終わる頃にはパサつき・褪色・切れ毛が一気に進行してしまいます。



毎年夏が終わると髪がパサパサに…。
カラーもすぐ抜けてしまって悩んでいます。



同じように夏のダメージで悩む女性はたくさんいらっしゃいます。
ですがご安心ください。正しいUVケアを今から始めれば、夏のダメージは大きく抑えることができますよ。
髪の紫外線ダメージは「予防」が最大のケアです。一度焼けてしまった髪は元には戻りませんが、事前のUVケアで深刻なダメージを未然に防ぐことができます。
- 朝はサラサラだったのに夕方には髪がパサパサになる
- カラーリングの色持ちが昔より明らかに悪いと感じる
- 夏になるとうねりや広がりがひどくなる気がする
- 頭頂部の髪だけ妙に乾燥しているのが気になる
こうしたサインに心当たりがある方は、髪の紫外線ダメージが既に進行している可能性が高いです。
ですが正しい知識と適切なアイテムでUVケアを始めれば、夏が終わる頃の髪の状態は大きく変わります。
本記事では、髪質改善特化美容師が、髪の紫外線ダメージで起こる症状・悪化する原因・今すぐ実践できるUVケア5選を、サロンで実際におすすめしているアイテムとあわせて分かりやすくご紹介します。
【お悩み別】髪の紫外線ダメージで起こる3つの症状


まずは髪の紫外線ダメージで実際に起こる症状を、サロンの現場で多く相談を受ける順にご紹介します。
「夏が終わる頃にいつも髪が荒れる」と感じている方は、いくつ当てはまるかチェックしてみてくださいね。
【症状①】パサつき・乾燥が止まらない



朝はオイルでまとめたのに、夕方には髪がパッサパサに広がっていて…。
これが夏の髪パサつきの典型です。
髪のキューティクル内部にあるCMC(細胞膜複合体)という水分と油分を保つ成分が、紫外線によって分解されてしまうことが原因です。



同じ悩みを抱える女性はたくさんいらっしゃいます。
朝のスタイリングが午後には崩れてしまうのは、髪の内部の水分が紫外線で蒸発しているサイン。日中の保湿ミストで水分を補給するだけでも改善できますよ。
特に毛先のパサつきは紫外線によるダメージが蓄積されやすい部分。
ロングヘアの方は毛先ほど数年単位で紫外線を浴び続けているため、根元との質感の差が大きくなりがちです。



言われてみれば、毛先だけ別人みたいにパサついてます…。



毛先のパサつきは紫外線×乾燥×摩擦の蓄積。
朝のセット前にUVカット成分入りのミストやオイルを毛先中心に馴染ませるだけで、その日のダメージを大幅に減らせます。
【症状②】カラーの色落ち・褪色が早い





夏の間にカラーが一気に明るくなる気がして…。
美容院でしてもらった色がもう抜けてます。
カラーリングした髪のメラニン色素や染料は、紫外線によって分解されます。
特にアッシュ系・ベージュ系・ピンク系などの寒色系・パステル系カラーは紫外線にとても弱く、夏場はわずか2〜3週間で色が抜けてしまうこともあります。



同じように夏のカラー褪色で悩む女性はたくさんいらっしゃいます。
UVケア無しの髪と、UVケアした髪のカラー持ちはサロンでも明らかに違いを感じます。夏のカラー後ほどUV対策が重要ですよ。
また、紫外線は髪のメラニン色素そのものも分解するため、染めていない黒髪も赤茶けて見えるようになります。
「最近髪が赤っぽくなった気がする」というお悩みも、UV対策不足のサインです。
【症状③】キューティクル破壊と枝毛・切れ毛



気づいたら毛先が裂けてる枝毛だらけになっていて…。
切ってもまた出てくるんです。
髪の表面を守るキューティクルは紫外線でタンパク質が変質し、めくれやすく剥がれやすい状態になります。
キューティクルが剥がれた髪は内部のタンパク質と水分がだだ漏れに。これが枝毛・切れ毛の根本原因です。



枝毛にお悩みの女性はたくさんいらっしゃいます。
枝毛は内部のCMCが流出した結果なので、生えてしまったらカットしか選択肢はありません。毎日のUVケアで発生そのものを抑えることが最善策です。
こんな症状が出ていたら要注意!
- 朝サラサラの髪が午後にはパサつく
- 毛先だけ明らかに色が抜けている
- 枝毛が短期間で増えている
- 髪を触るとザラつき・ゴワつきがある
- シャンプー後の指通りが悪化した
【原因別】髪の紫外線ダメージが悪化する3つの本当の理由


同じ夏を過ごしているのに、髪のダメージ具合に大きな差が出るのはなぜでしょうか。
ここではサロンで実際にダメージ毛の方とお話してきた中で見えてきた、UVダメージが悪化する具体的な原因を3つに絞ってお伝えします。
【原因①】頭頂部はお肌の約5倍の紫外線を浴びている



顔は日焼け止めを塗っているのに、頭頂部だけパサパサで困ってます。
頭頂部・分け目は真上から太陽光を直接浴び続ける位置にあります。
顔は鼻や眉によって日陰ができますが、頭頂部にはほぼ100%の紫外線が降り注ぎます。研究では一般的に、頭部は顔の約5倍の紫外線量を受けるとされています。



同じ悩みを抱える女性はたくさんいらっしゃいます。
顔のUVケアと同じくらい、頭頂部・分け目のUVケアが重要です。分け目の場所を時々変えるだけでも、特定の場所への集中ダメージを防げますよ。
また、頭皮も紫外線を受け続けると毛根の働きが弱まり、新しく生えてくる髪も細く弱くなります。
頭頂部のUV対策は今ある髪だけでなく、これから生える髪のためでもあるんです。
【原因②】濡れた髪は乾いた髪の倍以上ダメージを受ける



プールや海で髪が濡れたまま遊んでしまうことが多くて…。
濡れた髪はキューティクルが開いて無防備な状態になっています。
そこに紫外線が当たると、キューティクル内部まで紫外線が直接届いてしまい、乾いた髪と比べてダメージが大幅に進行します。



レジャーでの濡れ髪ダメージで悩む女性はたくさんいらっしゃいます。
プール・海・お風呂上がりの濡れ髪を放置するのは、UVダメージとしては最悪の組み合わせ。タオルドライ後すぐにオイルやミストで保護する習慣をつけてみてくださいね。
また、汗で頭皮や髪が湿ったままの通勤・外出も同じです。
汗をかいた状態で日光に当たると、塩分・皮脂・紫外線のトリプルパンチでダメージが加速します。
【原因③】カラー毛・縮毛矯正毛は紫外線に対して無防備



カラーも縮毛矯正もしていて、夏のダメージが本当に怖いです。
カラー・縮毛矯正・パーマを繰り返した髪は、化学反応の過程でキューティクル・タンパク質・CMCが既に少なくなっています。
そこに紫外線が加わると、健康毛の何倍もの速度でタンパク変性が進むのです。



カラー+縮毛矯正のダブル施術で悩む女性はたくさんいらっしゃいます。
施術毛はUVケア無しでは夏を乗り切れないと思ってください。UVカット効果のあるトリートメントを毎日使うことで、施術毛の寿命が大きく変わりますよ。
サロン施術後の髪は、お肌でいうと「化粧水を塗った直後の無防備な状態」。
そのまま紫外線を浴び続けるのは、お肌でも髪でも一番避けたいシチュエーションなんです。
こうした原因への具体的な対策は、次の章ですぐに実践できる5つのUVケアとして詳しくお伝えしていきます。
髪質や悩みの違いに合わせたヘアケアの選び方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。


【今すぐ実践】髪と頭皮を守るUVケア5選


ここからはサロンでも実際におすすめしているUVケアを、優先度の高い順に5つご紹介していきます。
すべてを完璧にやる必要はなく、できるところから1つずつ取り入れるだけでも夏のダメージは大きく変わります。
【UVケア①】UVカット成分入りの洗い流さないトリートメント



髪専用の日焼け止めってあるんですか?
UVカット成分入りの洗い流さないトリートメントは、髪用の日焼け止めの代わりとして使えるアイテムです。
朝のスタイリング前に毛先中心に馴染ませるだけで、一日中UVから髪を守ってくれます。



髪用UVケアを探している女性はたくさんいらっしゃいます。
お肌で例えるなら化粧水+日焼け止めを兼ねたミストのようなアイテム。毎朝のセット前30秒で、夏の髪が守れますよ。
【att】シルクミスト 200ml ¥4,400


UVカット成分とCMC類似成分を配合した、「朝の保湿+UV対策が1本で完結」するヘアミストです。
シルクアミノ酸とγ-ドコサラクトンが熱反応してキューティクルを補修。
軽やかなテクスチャーで、髪を重くせずに紫外線から守れるのが魅力です。
【UVケア②】熱反応型ヘアオイルで日中のバリア



ミストよりオイル派なんですが、UV対策できるオイルってありますか?
もちろんあります。
ヘアミストとヘアオイルの違いは、お肌でいうと化粧水と乳液の関係に近いです。ミストが水分を補給するなら、オイルは水分を逃さないフタの役割。日中のUVケアにはミスト+オイルの併用が一番効果的です。



ヘアオイルとミストの使い分けで悩む女性はたくさんいらっしゃいます。
朝のスタイリング前にミストで水分補給→オイルで蒸発を防ぐ順番が鉄板。15秒で完成する2ステップで、紫外線対策が完成しますよ。
【att】シルクオイル 50ml ¥3,740


ドライヤーやアイロンの熱に反応して「キューティクルにフタをする」熱反応型ヘアオイルです。
シルクアミノ酸とγ-ドコサラクトンが髪表面に保護膜を形成。
UV・熱・摩擦の三大ダメージから髪を守りながら、サラサラの仕上がりが続くのが特徴です。
ヘアオイルとヘアミルク・ヘアミストの正しい使い分けについては、こちらの記事も参考になります。


【UVケア③】帽子・日傘で物理的に紫外線をカット





結局のところ、帽子と日傘ってどのくらい効果があるんですか?
帽子・日傘はUVケアアイテムの中で最も即効性が高い手段です。
UVカット率90%以上の日傘を使えば、頭頂部に届く紫外線を1/10以下に抑えられます。トリートメントよりも遥かにシンプルで、しかも確実な方法なんです。



日傘や帽子の選び方で迷う女性はたくさんいらっしゃいます。
選ぶ基準は「UVカット率」「遮光率」「内側の色」の3つだけ。内側が黒い日傘は地面からの照り返しも防げるので、髪へのダメージを最小限にできますよ。
帽子を選ぶ際はUPF50+の表記があるものを選びましょう。
つばが7cm以上あるハットタイプなら、横からの紫外線もカットできて頭頂部・分け目・顔まわりの髪を一度に守れます。



帽子を被ると髪型が崩れるのが嫌で…。



同じ悩みを持つ女性はたくさんいらっしゃいます。
帽子を被る前に毛先まで軽く結ぶか、柔らかい素材の帽子を選ぶと髪型崩れを最小限にできます。日傘なら髪型をまったく崩さずUV対策ができるので、おしゃれを優先したい方には日傘がおすすめですよ。
【UVケア④】紫外線後の頭皮を労わる優しいシャンプー



夏は頭皮もベタつくし、シャンプーは何を選べばいいんでしょう?
夏の頭皮は紫外線・汗・皮脂で1年で最もデリケートな状態です。
洗浄力の強いラウレス硫酸Na系のシャンプーでゴシゴシ洗うと、紫外線で弱った頭皮にさらにダメージを与えてしまいます。



夏の頭皮トラブルで悩む女性はたくさんいらっしゃいます。
夏のシャンプーはアミノ酸系のマイルドな洗浄成分を選ぶのが基本。頭皮を爪ではなく指の腹で優しく洗うだけで、紫外線後の頭皮の回復が早くなりますよ。
【シナジー】ピースピュアシャンプー 400ml ¥5,940


アミノ酸系洗浄成分のみで作られた「紫外線後の頭皮にも優しい」低刺激シャンプーです。
シルクアミノ酸・PPT成分が頭皮と髪を同時にケア。
夏の敏感頭皮でも安心して毎日使えるマイルドな仕上がりが魅力です。
夏に向けたシャンプー選びについては、こちらの記事も参考になります。


【UVケア⑤】夜の補修で日中のダメージをリセット



日中UVケアしてても、夜のケアはお風呂上がりにオイル塗るだけ…。
夜のヘアケアは「日中受けたUVダメージを翌日に持ち越さない」ためにとても重要です。
お風呂上がりの濡れた髪に補修成分の入ったヘアオイルを馴染ませてからドライヤー。これだけで翌朝の髪のまとまり感が変わります。



夜のヘアケアの順番で迷う女性はたくさんいらっしゃいます。
正しい順番は「タオルドライ→補修オイル→ドライヤー→仕上げオイル」。熱を加える前の補修オイルが鍵。お風呂上がり10秒で完了する習慣ですよ。
【シナジー】キュアオイル 60ml ¥3,960


高濃度の補修成分を凝縮した「夜のリセットケア専用」のヘアオイルです。
セラミド・PPTタンパクが紫外線で失われた成分を補い、
翌朝の手触りとツヤが目に見えて変わるサロン品質の濃密オイルです。



朝・日中・夜の3ステップでUVケアが完成するんですね。今年の夏は始められそうです!
そうなんです。UVケアは派手なことをするより、毎日の小さな習慣の積み重ね。
5つすべて完璧にやらなくても、1つから始めて慣れたら次を増やす形で大丈夫ですよ。
夜のヘアオイル選びについては、こちらの記事も参考になります。


【まとめ】髪のUV対策は今すぐ始めることで最大限の効果を発揮する


髪の紫外線ダメージは、夏が終わってから慌てても元には戻りません。
ですが今日からUVケアを始めれば、確実に夏のダメージを抑えることができます。本記事の要点をまとめると以下の通りです。
- 髪のUVダメージは「パサつき・色落ち・切れ毛」の3つに分けて現れる
- 頭頂部・濡れた髪・施術毛は特に紫外線ダメージを受けやすい
- 朝はUVカット入りミスト+熱反応型オイル、外出時は帽子・日傘で物理カット
- 夜はアミノ酸系シャンプーと補修オイルでリセットケア
- 5つのケアを1つずつでも継続することで最大限の効果を発揮する



「髪のUV対策は何もしていない」という女性はたくさんいらっしゃいます。
でも本記事を読み終えた今、あなたはすでに髪のUVケアの第一歩を踏み出しています。明日の朝のミスト1本から、夏の髪を変えていきましょうね。
髪質や夏のお悩みに合わせた具体的なヘアケアは、こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。








最後まで御覧頂きありがとうございました。







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