髪質改善をしたのにすぐに髪が広がった。むしろ傷んだ。【原因と改善方法】

髪質改善をしたのにすぐに髪が広がった。むしろ傷んだ。【原因と改善方法】

髪質改善をしたのに、すぐ髪が広がってきた…」
「ツヤが出るはずが、むしろ前より傷んだ気がする
高いお金をかけたのに、もしかして失敗だった?
サラサラのまとまる髪を期待していたのに、数日〜数週間でパサついて広がると、本当にショックですよね。
そんな「髪質改善で逆に広がった・傷んだ」と悩んでいる方は、じつはとても多いんです。

髪質改善ってツヤツヤになるはずですよね?なんで広がっちゃったんだろう…」

そんなお悩み、ありませんか?
結論からお伝えすると、髪質改善で広がった・傷んだと感じるのは、髪のクセやダメージに対して施術の種類や薬剤が合っていなかったことがほとんどです。
「髪質改善」という言葉はとても広く、じつは中身がまったく違う施術がいくつもまとめて呼ばれていることが原因なんです。

この記事を読むと、髪質改善で広がる・傷む本当の原因・「髪質改善」の正体・むしろ傷んだと感じる理由・根本から改善する方法・自宅でツヤを保つケアまでがまるごと分かります。
もう「髪質改善で失敗した」と落ち込まずに、自分の髪に合った正しい選び方ができるようになります。
ぼくが神戸のサロンで、実際にお客様へお伝えしている内容をわかりやすくまとめました。

美容師 西口源一
この記事を書いた人:西口源一 神戸を拠点に活動する縮毛矯正・髪質改善特化の美容師(美容師歴15年)。完全マンツーマンで年間400名以上のくせ毛・うねり髪を担当しています。「広がる」「傷む」に悩む方へ、現場での施術経験にもとづいた本当に役立つ情報だけをお届けします。プロフィールを見る →
こんなお悩みありませんか?

✔ 髪質改善をしたのにすぐ広がってきた
✔ ツヤが出るはずが、むしろ傷んだ気がする
✔ なぜ失敗したのか原因を知りたい
✔ 広がり・ダメージの正しい改善方法が知りたい

目次

【結論】髪質改善で広がる・傷む原因と、今日からの改善方法

髪質改善後に広がった髪を気にする女性とツヤのある仕上がりの比較

まず結論からお答えします。
髪質改善で「広がった・傷んだ」と感じる一番の原因は、あなたのクセやダメージの状態に対して、選ばれた施術の種類が合っていなかったことです。

「髪質改善」とひと口に言っても、クセをしっかり伸ばす施術もあれば、ツヤを出すだけでクセは伸ばせない施術もあります。
つまり、クセが強い人が「ツヤを出すだけのメニュー」を選んでしまうと、湿気で広がってしまうんです。

えっ、髪質改善にも種類があるんですか?
全部おなじものだと思っていました…。
そうなんです。
「髪質改善」は大きく3タイプに分かれていて、それぞれ得意なことが違います。
まずは今日からできる改善の方向性をお伝えしますね。

改善の方向性①:自分のクセの強さに合った施術を選び直す

広がりの一番の原因はクセです。
クセがしっかりある方が広がりを抑えたいなら、クセを伸ばせる施術(縮毛矯正)を選ぶのが近道。
ツヤ出し中心のトリートメントだけでは、根本の広がりは抑えきれません。

改善の方向性②:髪の体力に合わせて負担を減らす

「むしろ傷んだ」と感じる場合は、髪の体力以上に負担がかかったサインです。
ブリーチ毛や細い髪に強い薬剤を使うと、かえってパサつきが出ることがあります。
次回は髪の状態をていねいに見てくれる美容師さんに相談するのが改善の第一歩です。

なるほど…自分の髪に合っていなかったのかもしれませんね。
はい、その可能性が高いです。
原因が分かれば、次はちゃんと改善できますよ。
まずは「髪質改善」の正体から一緒に見ていきましょう。

そもそも「髪質改善」とは?3つのタイプと広がる理由

サロンで髪質改善のカウンセリングを受ける女性

じつは「髪質改善」という決まった一つの技術はありません。
サロンによって呼び方も中身もバラバラで、大きく分けると次の3タイプになります。
この違いを知らずに選ぶと、「広がった・思っていたのと違う」が起きやすいんです。

同じ「髪質改善」でも、そんなに中身が違うなんて知りませんでした。
ここを知っているかどうかで、お店選びが変わります。
順番に、それぞれの特徴を見ていきましょうね。

タイプ①:酸熱トリートメント(ツヤ出し中心・クセは伸びない)

髪の内部に栄養を補い、熱でツヤとハリを出す施術です。
ツヤやまとまりは出ますが、強いクセをまっすぐ伸ばす力はありません。
そのため、クセが強い方が「広がりを抑えたい」と期待すると、湿気でまた広がってガッカリしやすいんです。

私が受けたのは、もしかしてこのツヤ出しタイプだったのかも…。
クセが強い方が広がりに悩んでいるなら、その可能性は高いですね。
ツヤ出しと、クセ伸ばしはまったくの別物なんです。

タイプ②:弱い還元トリートメント(ややクセを抑える)

弱い薬剤でクセを少しだけゆるめる、酸熱と縮毛矯正の中間のような施術です。
軽いうねりなら扱いやすくなりますが、強いクセには力不足
「半分だけ伸びて、半分は広がる」という中途半端な仕上がりになりやすいのが注意点です。

中途半端だと、結局まとまらないのがつらいですよね…。
そうなんです。
だから「自分のクセはどのくらい強いのか」を正しく見極めることが、何より大切なんですよ。

タイプ③:縮毛矯正(クセをしっかり伸ばす)

薬剤と熱でクセそのものをまっすぐに整える施術です。
強いクセや広がりをしっかり抑えたいなら、もっとも効果が続くのが縮毛矯正
「髪質改善で広がりを完全に抑えたい」という方は、本来こちらが向いていることが多いんです。

広がりを抑えたいなら、縮毛矯正のほうが合っていたかもしれないんですね。
はい、クセが強い方ほどそうなりやすいです。
「髪質改善=なんでもツヤツヤ」ではないと知っておくだけで、失敗はぐっと減りますよ。

縮毛矯正と髪質改善の違いは、こちらの記事でさらにくわしく解説しています。

髪質改善で「むしろ傷んだ」と感じる本当の原因

毛先のパサつきを鏡で確認する女性

「ツヤが出るはずが、むしろ傷んだ」
この原因も、じつははっきりしています。
髪の体力(ダメージの状態)に対して、施術の負担が大きすぎたことがほとんどです。

ツヤを出すはずなのに、逆に傷むことがあるんですね…。
残念ながら、合わない施術だとそうなってしまいます。
よくある3つの原因を、ひとつずつ見ていきましょう。

原因①:ブリーチやカラーの履歴が考慮されていなかった

ブリーチやハイトーンカラーを繰り返した髪は、すでに体力がかなり減っています。
そこへ強い薬剤を使うと、ツヤどころか、かえってパサつき・ごわつきが出てしまうことがあります。
履歴をていねいに確認しないまま施術すると、ダメージが進みやすいんです。

そういえば、カラーのことを細かく聞かれなかったかも…。
じつはそこがとても大事なんです。
履歴のヒアリングを省くお店は、負担の見積もりも甘くなりがち
髪の体力に合わせて薬を選ぶことが、傷ませない第一条件ですよ。

原因②:アイロンの熱の入れすぎ

髪質改善や縮毛矯正では、仕上げにストレートアイロンを使います。
このとき温度が高すぎたり、同じ場所に何度もアイロンを通すと、髪が硬くなりパサつきます。
「ツヤが出るはずが、ゴワゴワになった」のは、熱ダメージのサインであることが多いんです。

熱の入れ方ひとつでも、仕上がりがこんなに変わるんですね。
はい、薬剤の見極めとアイロンの技術、その両方で仕上がりが決まります。
だからこそ「誰にやってもらうか」がとても重要なんです。

原因③:施術後のホームケア不足

施術自体がきれいでも、その後のケアを間違えると数日でパサついて広がって見えます。
とくに濡れたまま寝る・高温で乾かしすぎるのはダメージの大きな原因。
「広がってきた=施術の失敗」と決めつける前に、毎日のケアも見直したいところです。

お風呂のあと、つい自然乾燥にしちゃうこともありました…。
毎日のことなので、そこは大きいですよ。
後半でおうちでツヤを守るケアもくわしくお伝えしますね。

傷む施術・傷まない施術の違いは、こちらの記事でも掘り下げています。

広がり・ダメージを根本から改善する方法【美容師が解説】

美容師が女性の髪にていねいにアイロンを通している様子

ここからは、広がり・ダメージを根本から改善する具体的な方法をお伝えします。
「もう失敗したくない」という方は、ぜひこの3つを意識してみてください。

一度失敗すると、次はもっと慎重になりたいですもんね。
その気持ち、とても大切です。
この3つを押さえれば、同じ失敗はしっかり防げますよ。

方法①:カウンセリングでクセと履歴を正確に伝える

改善のスタートは、「クセの強さ」と「これまでのカラー・ブリーチ履歴」を正確に伝えることです。
ここが正しく共有できれば、美容師さんはあなたに合った施術と薬剤を選べます。
逆に履歴があいまいだと、また同じ失敗をくり返しやすくなります。

「前にこういう失敗をしました」と伝えるだけでも、仕上がりは大きく変わりますよ。
遠慮せずに、ちゃんと伝えていいんですね。安心しました。

方法②:クセが強いなら適正な縮毛矯正を選ぶ

広がりの根本がクセなら、クセを伸ばせる縮毛矯正がもっとも確実です。
ただし大切なのは、髪の体力に合わせた、できるだけ負担の少ない薬剤と丁寧なアイロンで行うこと。
「広がらないのに、ダメージも最小限」という仕上がりは、技術しだいで十分に叶います。

縮毛矯正って傷むイメージでしたが、やさしい薬でできるんですか?
はい、今は髪にやさしい薬剤や技術がとても進化しています。
強さで決めるのではなく、あなたの髪に合わせて選ぶのがポイントですよ。

方法③:一度に詰め込まず、計画的に進める

カラーやブリーチと髪質改善を同じ日に詰め込むと、髪の負担が一気に増えます。
日にちを分ける・明るすぎないトーンにするなど、計画的に進めるのがダメージ回避のコツ。
「きれいを長く保つ」には、欲ばりすぎないことも大事なんです。

あれもこれもと、つい一気にやりたくなっちゃうんですよね…。
お気持ちはよく分かります。
でも髪の体力を考えて進めるほうが、結果的にきれいが続きますよ。
クセと履歴を伝えて・合う施術を選んで・詰め込まない。これなら次は失敗しなさそうです!

自宅でツヤとまとまりを守るホームケア【サロン専売3選】

洗面台に並んだヘアケアボトルとヘアオイル

せっかくの仕上がりを長持ちさせるなら、おうちでのケアがとても大切です。
毎日のシャンプー・トリートメント・オイルを見直すだけで、ツヤとまとまりが変わります。
ここでは、ぼくが実際におすすめしているサロン専売アイテムを3つご紹介します。

サロン帰りのツヤを、おうちでもキープしたいです!
はい、広がり・パサつきが落ち着くかはホームケアしだいといっても良いくらい。
毎日のことなので、髪にやさしいものを選んであげましょう。

【att】シルクシャンプー 300ml ¥4,400

【att】シルクシャンプー

髪質改善やカラーで負担のかかった髪を、やさしく洗い上げるアミノ酸系シャンプー。うるおいを守りながら洗えるので、広がりやごわつきが気になる髪も指通りなめらかに。泡立ちもよく、毎日のバスタイムが心地よくなります。

【att】シルクトリートメント 300g ¥4,400

【att】シルクトリートメント

シャンプーとライン使いしたいトリートメント。毛先までうるおいを届けて、しっとりまとまる髪へ。広がりやすい毛先、髪質改善後の乾燥が気になる方にもおすすめです。週に数回のスペシャルケアにも使えます。

キュアオイル ¥3,300

キュアオイル

ドライヤー前のアウトバスオイル。熱から髪を守りながら、ツヤとまとまりをプラスします。べたつきにくいテクスチャーで、広がりやすい毛先のサラサラ感をキープしたい方にぴったり。乾燥が気になる部分になじませて。

どれもサロンクオリティのケアをおうちで続けられるアイテムです。
広がり・パサつきを落ち着かせたいなら、毎日のケアこそ最強の味方になりますよ。

サロン帰りのまとまりを、おうちでもキープしていきましょうね。
毎日のケアで差がつくなら、さっそく見直してみます

よくある質問とまとめ

美容室でエプロン姿の女性美容師が笑顔で話しかけている様子

最後に、髪質改善の広がり・ダメージについてよく頂く質問にお答えしてから、要点をまとめます。

Q. 髪質改善で広がったのは、お店の失敗ですか?

これって、お店の失敗だったんでしょうか?
一概に失敗とは言えませんが、施術の種類選びとカウンセリングが合っていなかった可能性は高いです。
次は、クセと履歴をしっかり見てくれるお店を選んでみてくださいね。

強いクセがある方に「ツヤ出し中心のメニュー」が選ばれていた場合、そもそも広がりを抑える力がない施術だった、ということになります。
大切なのは、あなたの髪に合う施術を選び直すことです。

Q. 一度傷んだ髪は、もう元に戻らない?

正直にお伝えすると、一度ダメージを受けた部分そのものが新品同様に戻ることはありません。
ただし、正しいケアと適切な施術で、見た目のツヤやまとまりは十分に取り戻せます。
傷んだ毛先を少しずつ整えながら、新しく伸びる髪を健康に育てていくのが現実的な改善です。

完全には戻らなくても、きれいに見せることはできるんですね。
はい、そこは安心してください。
今ある髪をいたわりながら、これから伸びる髪を大事に育てる。これが一番の近道ですよ。

Q. 次はどんなお店を選べばいい?

選ぶ基準はシンプルで、クセと履歴をていねいにヒアリングし、メニューの違いを分かりやすく説明してくれるお店です。
「とりあえず髪質改善で」とすぐ案内するお店より、あなたの髪をよく見てから提案してくれるお店を選んでください。

ちゃんと説明してくれるかどうか、次はよく見てみます
それが失敗を防ぐ一番のコツです。
不安なことは、遠慮なく質問できるお店を選んでくださいね。

縮毛矯正そのものの仕組みやメリット・デメリットをもっと知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。


最後に、髪質改善で広がる・傷むときのポイントをまとめます。
広がる・傷むの原因は、あなたのクセやダメージに対して施術の種類や薬剤が合っていなかったことでした。

髪質改善で失敗しないために覚えておきたいこと
  • 「髪質改善」は3タイプ・中身がまったく違う
  • クセが強い人のツヤ出しメニューは広がりやすい
  • 「むしろ傷んだ」は髪の体力に対する負担過多が原因
  • 改善のカギはクセと履歴を正確に伝えること+合う施術選び

そして何より大切なのは、あなたの髪をていねいに診て、合った施術を提案してくれる美容師さんに任せること。
髪質改善は、どのメニューを・誰にやってもらうかで、仕上がりも髪への負担も大きく変わる施術です。
「広がりやダメージに悩まない毎日」を、一緒に叶えてくれるお店を選んでくださいね。

迷ったら、まずはカウンセリングだけでも相談してみてください。
あなたの髪に合った、ベストな施術とケアを一緒に考えますよ。
広がりと傷みの原因がスッキリ分かりました!
次はちゃんと相談して選んでみます。

髪質改善で広がった・傷んだという悩みは、多くの方が経験するテーマです。
この記事が、あなたの髪に合った正しい選び方への一歩になればうれしく思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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