今回はヨシナガさんが書かれた「ハイブリッドワーカー 会社勤めしながらクリエイティブワークする」
という本について紹介します!

この本は、ハイブリッド・ワーカーという2つの仕事を兼業している方々の働き方や考え方・時間管理について書かれています。
副業をやっているけどなかなか時間が取れない・・・
好きなこともやりたいけど、今の仕事を辞められない・・・
そんな悩みを持っている方にとって
本業と副業をバランス良く行うための方法や考え方が学べますよ!
今回はぼくがこの本を読んだ中で特に良かったところを感想も踏まえながらまとめています。
本記事はインタビュー形式の内容となっていて読書初心者の方にとっても非常に読みやすい一冊となっています。
今回の記事を読んで気になった方は 、是非本書を手にとって読んでみてください。
ハイブリッドワーカーに学ぶ時間管理術

普段は会社員として企業で働きながら、仕事後や休日の時間に自分の好きなことをメインにした仕事をしている働き方。
ハイブリッドワーカーの特徴は、安定した収入を得ながら自分の夢を追いかけたり、自分の趣味のために時間を作っているというところ。
この本では6人のハイブリッドワーカーへのインタビューが紹介されています。
- 田中圭一さん(サラリーマン×漫画家)
- 津村記久子さん(会社員×小説家)
- sachiさん(OL×ヴォーカリスト)
- 太田靖彦さん(芸能マネージャー×農業)
- うーらさん(OL×料理研究家)
- ケツメイシ RYOさん(ミュージシャン×薬剤師)
個人的には、ケツメイシのRYOさんがハイブリッドワーカーだったことに衝撃を受けました。
こういったハイブリッドワーカーたちがどのような時間・スケジュール管理で生活をしているのかが具体的に書かれています。
例えば、sachiの場合は、朝9時から20時までが本業。
そしてそこから0時までを副業の時間に当てています。

かなりの時間働いていますよね?
そう思う方も多いかと思います。
しかし、sachiさんはその働き方に全く疲れやストレスを感じていないようです。
実際に好きなことができている状態は、本業の仕事をしている感覚とは少し違うようです。
僕は以前は本業でがっつり残業をして朝9時から21時まで働いていたのですが、正直かなりしんどかった。
今は朝5時半に起きて、7時までの1時間半をブログの時間に費やすようになりました。
そして、9時から18時までを本業の時間としています。
すると、収入は変わらずに毎日より楽しく生き生きと働けるようになりました。
本業の時間・副業の時間はそれぞれが違ったように感じるのは、この本に出てくる方全員と同じ気持ちになりましたね。
ハイブリッドワーカーのメリット
- 安定した収入を得ながら好きなことができる
- 副業のスキルが本業に活かせる
- 効率的に作業できる
安定した収入を得ながら好きなことができる

ハイブリッドワーカーのメリットは、収入がそれなりに安定しながら、好きな仕事もできるというところ。
例えば、ミュージシャンやお笑い芸人のようなお仕事は、下積み時代が長く本業として一本でやっていくのも難しいでしょう。
常にお金の心配があったりして、ストレスを感じたり、やりたいことに制限が起きる可能性も。
しかし、安定した収入があることによって、好きなことに全力で取り組むことができるんです!
副業のスキルが本業に活かせる

副業で学んだスキルや経験を本業にいかせたり、逆のパターンもあります。
ハイブリッドワーカーになると一つの仕事をしているだけでは会うことのない人と出会ったり、経験をすることがあるのです。
OL×料理研究家のうーらさんの場合
家庭的なイメージのある料理というジャンルに、OLという代名詞を出すことによって、主婦の方以外にも訴えかけられるようなブログにしたようです。
同じ10分で作れる料理でも、OLが10分で作れるというと、印象が大分違うということ。
この発想からOL✕料理研究家として成功しているようです!
この発想のようなことができるのがハイブリッドワーカーのメリットです。
効率的に作業できる

そう思う方もいるかと思います。
しかし実はそんなことはないんです。
時間がないと分かっているからこそ、本業にも副業にも集中して効率よく仕事をすることができるんです。
人は「○時までに仕事を終えなければいけない!」と言われると、その時間ギリギリまでつかって仕事をしてしまう傾向にあるようです。
そのため、限られた時間しか無いと分かっていると、自然と集中力が増して効率よく短時間で仕事ができるんです。
ハイブリッドワーカーのデメリット
- 時間が足りなくなる
- 副業禁止の会社の場合はトラブルになる場合も
時間が足りなくなる

1日は24時間しか無いので、何かをしたいと思うと、何かを辞める必要があります。
会社員×小説家の津村記久子さんも「小説を書くために、好きなことを一つやめた」と言っています。
僕自身も、ブログの時間をつくるために、ゲームを辞めました。
ハイブリッドワーカーになると、時間管理を上手くしなければ、本業が疎かになったり、家族や友人と過ごす時間などを犠牲にすることになります。
何か副業をしようと思った時は、そのために何の時間を犠牲にできるのかを考えましょう。
副業禁止の会社の場合はトラブルになる場合も

未だに副業禁止の会社もあるようです。
公務員などのような仕事絵はない場合は法律上、会社の勤務時間以外に会社員を拘束する義務はないんです。
とはいえ、副業していることが後からバレると、大きなトラブルになる場合もあります。
副業に関しては、会社にバレないようにする、もしくは副業できるような環境で働くのも良いでしょう。

ハイブリッドワーカーの考え方


この本の最後に書かれていますが、ハイブリッドワーカーという仕事をしていると
本業でのストレスを副業で発散することができ、副業でのストレスは本業で発散できるということです。
僕自身もブログを書いている時はそんな気持ちになります。
1日中PCと向き合ってブログを書き続けるのはかなりしんどい(というか多分無理)ですが、毎朝1時間半という時間は、自分にとっての楽しみな時間となっています。
今回インタビューされていた6人に共通していたこととして、「自分は天才だ」なんていうことを全く思っていなかったということです。
むしろ、自分はあまり才能のあるタイプではないと答えていたようです。
このように、ハイブリッドワーカーという働き方は、超天才的な人ではなく、比較的普通の人にとって夢を叶えるためにベストな働き方である
とこの本では書かれています。
なんて思っている人こそ、ハイブリッドワーカーという働き方をしてみてもいいんじゃないでしょうか?
この本に書かれている時間管理のスケジュールやそれぞれの方の考え方についてもっと詳しく知りたい!!
という方はぜひ本書を手にとって読んでみてください!
- 副業を始めようか悩んでいる人
- 毎日時間に追われている人
- 将来に不安を感じてはいるが一歩踏み出せない人
そういった人にとってなにな気付きになることがある一冊でしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。