コロナウイルスの影響で住宅ローンの支払いがかなりきつくなってきた・・。
収入が減ったから住宅ローンの返済がきつい・・
いっそのこと消費者金融にお金を借りて返済しようかな・・・
ちょっとまったぁーーー!!
絶対にそんなことはしちゃダメですよ!
余計に苦しい生活が待っています・・・
全国の銀行に、住宅ローン返済負担軽減の相談件数はなんと、約14000件!!
ちなみに、住宅ローンの破綻率は毎年約2%と言われています。
50件に1件は住宅ローンが破綻しているということですね。
めっちゃ怖くないですか?!
今はコロナの影響でさらに住宅ローン破綻の道を歩んでいる人が増えてきているようです。
まさにやばい状態ですよね。
今回は、住宅ローンの返済がピンチな人はどうすれば良いのかを紹介します!
- 住宅ローンの返済危機の人が行うべき行動
- 住宅ローンの返済危機の人が絶対にやってはいけないこと
- 自分の住宅ローンについて知っておくべきこと
これらについて解説していきます。
住宅ローン返済が厳しいと思っている人だけでなく、
住宅ローンを組んでいる人やこれから家を買う人にとって絶対に知っておくべきことばかりなのでぜひ最後まで読んでください。
住宅ローンの返済が厳しい人の対策方法
結局、住宅ローンの返済が厳しい人の対策方法は3つ。
- 家族にも働いてもらう
- 家計を切り詰めて支出を減らす
- 銀行や公的機関に相談して返済条件を見直してもらう
家族にも働いてもらう




もし家族が働いていないのであれば、協力してもらいましょう。
収入の柱を増やすことで支払うためのお金を増やすのが最も近道です。
家計を切り詰めて支出を減らす




住宅ローンの返済額を一気にへらすことは難しいでしょう。
それ以外のところ
- 車
- 光熱費
- 保険
- 携帯代
などのすぐに減らせる固定費を見直してみましょう。
固定費を削ることで、毎月の支払いを2・3万円減らすこともできますよ!
銀行や公的機関に相談して返済条件を見直してもらう




共働きもしてるし、支出も切り詰めているけど・・やはり住宅ローンの支払は厳しい・・。
そんな方は借入先の銀行や公的機関に相談するのがベストです!
他を頼るよりも真っ先に銀行へ相談しましょう。
その時に優秀な弁護士や税理士さん、FPの方がいるとさらに良いですよ!!
あなたの今の状況に合わせたローンの組み換えや返済方法の見直しをしてくれるでしょう。
どうしようもなくなったら守秘者金融や友達などに借金せずに、とにかく相談!!
これが鉄則です!
住宅ローンの返済危機の人が絶対にやってはいけないこと




次は、住宅ローン返済危機の方が絶対にやってはいけないことを5つ紹介します。
- 放置
- お金を借りる
- ハイリスクな投資・ギャンブル
- 安易な転職
- 無理なバイト・副業
放置
今が悪いだけ。いずれ良くなると思って何もしない人が意外と多いです。
虫歯などと一緒で、なんか葉が痛いけど歯医者に行かない。
こんな人多くないですか?
虫歯もそうですが、放っておくと取り返しのつかないことになる場合もありますよね?
良いことのあとに悪いことが来ることはよくありますが、悪い事のあとに良いことが来ることは意外と少ないです。
今がピンチと思ったら、何ができるか冷静に考えて行動しましょう。
お金を借りる
借金で借金を返すというのは最もやってはいけません。
住宅ローンの返済が厳しくなったとき、まっさきに相談すべきは
- 借入先の銀行
- 公的機関
のどちらかにしましょう。
親族や友人などからお金を借りるのはNGです。
返せたら良いのですが、返すまでに時間がかかったり、万が一返せなかった場合はその人との関係も最悪になってしまいます。
サラ金なんかで借りてしまうと、金利10%以上も当たり前。
余計に借金が膨らんでしまうだけなので絶対に使ってはいけません。
ハイリスクな投資・ギャンブル
FX・仮想通貨・ハイテク株などの集中投資で一気にお金を稼ごうと思う方もいます。
「今のままではお金が貯まらない・・」
と感じた時に、人は大なり小なり「もしかしたら大逆転できるかも」
という宝くじにあたったら的なところに期待してしまいます。
しかし、大抵の場合はさらに自体が悪化して終わります。
安易な転職
ローン返済に困るのは、働いている会社の業績が悪いから。
だからいま業績の良いところに転職すれば・・・
なんて思う方もいるかも知れませんが、世の中そんなに甘くありません。
間違いなく収入が上がると見込めるところならアリですが、自分に余裕がないうちは転職などは辞めましょう。
無理なバイト・副業
本業の他に、早朝や深夜にバイトを入れて乗り切ろうとする人が多いですが、これもあまり良くありません。
短期的にお金を稼ぐことはできるかもしれませんが、無理な労働は結果的に体を壊してしまいます。
住宅と体とどちらが大事なのか。
冷静に考え直してみましょう。
住宅ローンを組む前に知っておきたいポイント




住宅ローンを組む前に必ず知っておくべきポイントが2つあります。
- 住宅ローンはあくまで「債務」であるということ
- 100年に1回の危機は10年に1回は起きるということ
住宅ローンはあくまで「債務」であるということ




例えば、
銀行のカードローンなどで1000万円借りた場合と
1000万円の住宅ローンを組むと聞いた場合
銀行のカードローンを借りることのほうが圧倒的に悪そうなイメージがあるかと思います。
サラ金やカードローンで借りたお金は、生活費や遊びに消えていくイメージが強いからです。
しかし、住宅ローンで借りたお金に関しては家という名の資産を買うためのものだから悪ではないというイメージ。
しかし、実際はどちらも1000万円の借金をしていることに変わりありません。
1000万円で家を買っても、翌月に売るときに500万円でしか売れなければ、500万円の損になります。
家は資産という人もいますが、本当に資産かどうかもう一度考え直してみましょう。
資産というのは
- そのお金から利子などの利益(キャッシュフロー)を生み出してくれるもの。
- 買ったときよりも高く売れるもの
この2つになります。
購入した家が、購入時よりも高く売れるのであれば、家は資産と読んでも良いでしょう。
家を買うという行為は
今の貯金では買えないものを、どうしてもほしいからということで多額の借金をして買う行為
です。
ほとんどの住宅ローンを組んでいる家は、借金をして贅沢をしているだけです。
100年に1回の危機は10年に1回は起きるということ




100年に一度と言われるような経済危機は意外としょっちゅう起きてるということを覚えておきましょう。
近年では
2000年:ITバブル崩壊
2001年:アメリカ同時多発テロ
2007年:サブプライムショック
2008年:リーマンショック
2011年:東日本大震災
2020年:コロナウイルス
これだけ様々なことが起きています。
100年どころか数年に一度はなにか経済的危機が起きていますね。
お金に強いと言われるユダヤ人の考えでは、
7年良い年が続いたら、7年悪い年がくる
と考えられています。
良い年のうちに、悪い年に備えておきましょうという教訓ですね。
多くの人は「良い年」のうちに「悪い年」に備えるどころか
良い年の収入で、ギリギリ返せる学の住宅ローンを組んでしまいます。
住宅ローンで失敗する人のほとんどはこのパターンです。
本当なら、不景気の時でも返せるような範囲でローンを組むか、良い景気の間に住宅を買うための資金を貯めておくべきです。
- 悪い年が必ずやってくるということ
- 悪い年の乗り切り方を事前に考えておくこと
この2つのポイントを抑えておきましょう。
まとめ:住宅ローンに関する知識を知っておけば怖くない




12月1日に、新型コロナウイルスの影響で収入が減った人の住宅ローンなどの債務の返済負担を減らす新制度が始まりました!
- 無料で専門家の助言をもらえたり
- 信用情報に傷をつけずにローンを整理できたり
他にも色々とメリットが多いです。
こういった使える制度をしっかりと使っていきましょう。
そもそも、住宅ローンが破綻しないためにはどうすればいいのか?
ということをしっかりと考えておきましょう。
住宅ローン破産しないために重要なポイントは
純資産をプラスに保つことです。
- 家の売却額(市場価格)と
- 住宅ローンの残債
この2つを足した時にプラスになるようであればOK
純資産がプラスなら、何も怖がる必要はありません。
住宅ローンの残債は毎年年末に銀行が送ってくれるので、それを見れば簡単にわかりますが、家の売却額は自分で調べてみないとわかりません。
不動産屋に直接聞きにくのもありですが、営業がめんどくさいので
イエウールなどの一括査定サイトがオススメです
- ネット症で無料査定依頼
- 約5分でOK
- 全国1600社以上の不動産業者の中から、そのエリアに強い業者を選んでくれる
- 最大で同時6社まで見積もりを出してくれます
複数のみつも売りを比較できるので、相場がわかりやすいです。
ちなみに、この「イエウール」では
営業がしつこい・態度が悪いといったような不動産業者は排除されるので、安心感があります。
さらに、すぐに売りたい人でなくても利用可能なサービスです。
相談したら必ず売らなければいけないというわけではありません。
- 市場価値を把握したい
- 将来、売ることも考えている
- 高売れるなら売ってしまいたい
- 賃貸に乗り換えたい
こんな方にはおすすめです。
- 申し込んだ瞬間に査定額が出るわけではなく、一つ一つの業者が査定額をしっかりと出した上で連絡が来る
- 不動産会社から電話が来ることもあります
あまり多くのところに申し込むと電話対応に疲れる場合もあります。
最低でも数社は出して相場を確認しておくことが大切です。
住宅ローンは35年で組む人がほとんど。
35年ローンを組んだら、3回は不景気が訪れると思っておきましょう。
今、安心できるという方も、不景気が訪れた時に備えておくことが大切です。
資産状況は常に確認しておきましょう。
持ち家というのは多くの人によって最も価格の大きな財産になります。
その家の価値がわからないというのは、まともな資産管理をできているとは言えません。
自分の持っている資産がいくらかぐらいは、きちんと把握しておきましょう。
本記事に書いてあることはこちらの書籍で詳しく書かれていますので、より勉強したい方はぜひこちらを御覧ください!