サロンワーク

縮毛矯正して時間が経ってから広がってきた髪はどうすれば良い?【美髪改善カラー】

こんにちは、西口です。

先日のお客様のご来店時の様子。

美髪改善カラーお客様 Before

ちなみに前回のご来店時の様子。

美髪改善カラーお客様 前回Before

前回、初めて縮毛矯正をさせて頂きました。

縮毛矯正をしてから周りの友達から

「髪キレイだね〜」

と褒められるようになったとの事。

さて、今回の悩みは

  1. 縮毛矯正してから時間が経ってきて髪が広がるようになってきた。どうすれば良い?
  2. 透明感のあるカラーにしたい
  3. キレイに髪を伸ばしていきたい

この3つ。

これらのお悩みを解決していきます。

縮毛矯正をしていてこういった経験のある方も多いかと思います。

本記事が参考になるかと思いますので最後までご覧ください。

縮毛矯正してから時間が経ってきて髪が広がるようになってきた時の対策方法

髪の毛 クセやうねりの悩み

縮毛矯正して時間が経ってきて髪が広がってくる原因は主に3つ

  • 縮毛矯正が取れてきた
  • 髪のダメージによる広がりが出てきた
  • 新しく伸びてきた根本のクセで広がってきた

【Before】

今回のお客様の場合、縮毛矯正自体はキレイに残っています。

主に根元が伸びてきたことによって全体的に広がってきた印象です。

また、毛先はハイライトなどの履歴もあり、やや負担がかかっている状態。

本来、ここで縮毛矯正を当て直すのが収まりを良くする方法としては定番なのですが、まだ2ヶ月ほどしか経っていません。

そこで今回は縮毛矯正を当て直すという選択肢はせず

  • カットで髪のボリュームダウン
  • 髪質改善トリートメントで毛先のダメージをケア

という方法でお悩み改善してみました。

【After】

乾かしただけの状態でこんな感じに。

顔まわりなど全体的に段を入れて軽さのあるスタイルにカットしました。

さらに毛先は髪質改善トリートメントで細かなパサツキや広がりを抑えることができ、スッキリとしたシルエットに。

指通りも良くなって軽さを感じていただけるようになりました。

西口

ビフォーと比べるとかなりボリュームダウンした感じがありますね。

縮毛矯正した髪を透明感のあるカラーにしたい

カラーチャート

縮毛矯正をした髪は面が整っているのでカラーがキレイに見えやすくなります。

その反面、アッシュ系などのカラーの場合、色が入り込みすぎて濁ったような仕上がりになることも。

縮毛矯正をしていて、いつも濁ったような色の仕上がりになる・・という人は

  • カラー剤が濃過ぎて髪の毛に色が入り過ぎている
  • 縮毛矯正による髪の毛への負担が大きくかかっていて色が入り込みやすくなっている

このどちらかが原因です。

■髪の毛への負担を減らす

 →縮毛矯正を適切に当ててもらう

 →トリートメントでケアする

■カラー剤を薄めの調合で塗ってもらう

こういった方法がオススメです。

西口

縮毛矯正が当たっている部分と当たっていない部分で薬剤を塗り分けることで透明感のあるアッシュ系カラーに染めることができますよ!

とはいえ、縮毛矯正をした髪は赤みが出やすいトーンになる人が多いので、ある程度の赤みを落とすためにはそれなりに濃いアッシュ系カラーを使う必要があります。

明るくて透明感のあるアッシュ系カラーにしたい人は、一度髪の毛を明るく脱色してからアッシュ系カラーで再度染める、ダブルカラーなどの方法がオススメです。

キレイに髪を伸ばしていく方法

髪の毛をきれいに伸ばしていくための方法は実はシンプル。

  • 髪の面を整える
  • 髪の毛を傷ませない

この2つです。

髪の面を整える

髪の毛にクセやうねりなどがあると、髪の毛はキレイに見えません。

キレイに見える髪というのは面が整っている状態のこと。

縮毛矯正で髪の毛のクセやうねりをしっかりと伸ばし面を整えることにより、髪が光に反射してきれいに見えるようになります。

日本人の8割は大なり小なりクセ毛と言われています。

そのため、多くの人の髪の悩みの原因がクセ毛である可能性が高いのです。

髪の悩みの原因については「【美容師が解説】あなたの髪の悩みが解決しない原因と改善方法」で詳しく解説しています。

縮毛矯正は髪の毛への負担がかかる技術。

美容師の腕次第で仕上がりや髪の毛への負担に大きな差が出ます。

縮毛矯正をするときは、信頼できる美容師にお願いしましょう。

髪の毛を傷ませない

髪の毛はダメージすることによりパサツキや広がりが出ます。

また、過度に傷んだ髪の毛は切れてしまったり、チリチリになることも・・。

「とにかく髪の毛を傷ませないこと」

これが重要になります。

  • なるべく髪の毛に負担がかかるメニューをしない
  • 髪にあったシャンプー、トリートメントを使う
  • 髪の毛を毎日乾かす
  • 髪に負担の少ないドライヤーやアイロンを使う

こういったことで髪の毛への負担を抑えることができます。

また、美容室でカラーなどをする際に一緒にトリートメントをするのも効果的です。

トリートメントは色んな種類のものがあります。

ものによっては、ほとんど効果がないものもあるので、価格だけで決めたりせずに美容師さんとしっかり相談して本当に効果を感じられるものをしてもらいましょう。

まとめ:髪が広がってきた原因に対して正しい方法で改善しましょう

縮毛矯正を当ててもらったけど、時間が経つにつれて取れてきたような気がする。

この状態で安易に縮毛矯正を当て直すと、ダメージにより更に髪の毛が広がる原因に。

今回のお客様のパターンの場合は、

  • 伸びてきた根本のうねり
  • 伸びてきたことによるボリューム
  • 毛先のダメージによる広がり

この3つが原因です。

伸びてきた根本のうねりを改善するには縮毛矯正をすべきなのですが、まだ2ヶ月ほどしか経っていないので、今当てるには少し早い。

それよりも、伸びてきたボリュームをカットで調整して毛先のダメージによる広がりを改善すれば今回のお悩みは解決できると判断しました。

特に毛先はブリーチ、ハイライトによるダメージが大きかったので、それに合わせてしっかりとまとまるようなカラー剤に混ぜるタイプのトリートメントでケア。

3つの原因のうちの2つを改善できたことによって髪の毛の広がりが収まり髪が扱いやすくなりました。

このように、髪の悩みの原因に対して最適な技術をすることで髪の毛は扱いやすくなります。

なんとなくカットする。

なんとなく縮毛矯正する。トリートメントする

などでは、根本的な悩みを解決できていない場合があります。

信頼できる美容師にしっかりお悩みを伝えて最適な改善方法を提案してもらいましょう。

本記事が何か少しでも参考になれば幸いです。

当ブログでは、僕が実際に行っているお客様のビフォーアフターを紹介しながらお悩みの改善方法などを紹介しています。

あなたの髪の悩みや改善方法の参考になる記事もあるかと思いますので是非ご覧になってください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。